2017年10月5日那須岳


日本百名山59座目。

標高
那須ロープウェイ山麓駅 1390m
那須ロープウェイ山頂駅 1690m
茶臼岳 1915m
峰ノ茶屋跡 1720m
朝日岳 1896m
三本槍岳 1916.9m

ロープウェイ山頂駅9時50分出発、ロープウェイ山麓駅14時30分到着、所要時間4時間40分。
(山と高原地図のコースタイムは5時間25分)

距離11.73km
高度上昇659m
高度下降966m
(以上3つの数値はガーミンのフォアアスリート935で計測)

始発の新幹線に乗り、那須塩原駅7時32分到着。
平日なので始発のバスは8時5分発。
バス停に着くとすでに行列ができつつある。
バスは満員で、立っている人多数。
途中那須湯元温泉では運転手が「乗れません。」と断っていた。
普通こういう場合はもう一台出すと思うが。
紅葉が見頃で、平日なのに人が多い。
ロープウェイ駅付近は渋滞で前に進めない。
駐車場待ちの乗用車でバスが進めないというのは、仕組みを変えるべきだと思うが。
色々と気に入らない。
本来9時22分着の予定が30分過ぎの到着となったが、9時40分のロープウェイに乗れたのでまあいいとしよう。

気温が予想以上に低く、強風が吹き付け、相当に寒い。
ソフトシェル、ダウン、雨具上下とあるものを全て着込んだ。
山頂駅を出ると、いきなりの大展望。

遠方には筑波山が見えた。



ごつごつとした火山の茶臼岳を目指す。
尖った旭岳の裾野に広がる笹の緑と紅葉が鮮やかだ。




茶臼岳からは蒸気が立ち上っている。

峰ノ茶屋跡まで下り、剣ヶ峰を巻いて朝日岳へ。





剣ヶ峰の巻道から見た朝日岳と紅葉。





火山らしい荒涼とした景色の中、急傾斜の鎖場を登る。





茶臼山を振り返る。















朝日岳は眺めも素晴らしいが、草に氷がついてまるで花のようだ。
これを氷花と名付けよう。
と思ったら、昔の人も同じことを考えたらしく、すでにそういう単語が存在していた。

氷花と朝日岳





























朝日岳山頂から茶臼岳方面の眺め。



朝日岳の先、名もない1900m峰あたりは、あまりの絶景になかなか前に進めない。
茶臼岳、朝日岳などの山々、断崖絶壁、紅葉が織りなす景色に時を忘れた。






















眺めがよすぎて時間がかかってしまったが、ここで引き返すと早すぎるということもあり、予定通り三本槍岳まで行くことにした。
清水平という湿地に下ってから登り返す。
こちらはトレーニングのつもりで、登りは心拍数を上げたままぐいぐいと登り、下りは小走りで進んだ。

三本槍岳山頂付近から茶臼岳方面の眺め。





三本槍岳





尖っているのが朝日岳。





清水平から見た三本槍岳。



しかし1900m峰付近は再び動けなくなる。
何度見ても絶景だ。

朝日岳の鎖場









峰ノ茶屋跡からはロープウェイ山麓駅に下った。
見晴らしのいいコースで、紅葉や逆光に輝くススキなどの景色が楽しめた。

峰ノ茶屋跡を振り返る。