2018年4月20日御前山


標高1405m

歩行距離9.5km
累積伊標高差+992m −1159m

奥多摩湖9時出発、境橋13時40分到着、所要時間4時間40分。

山と渓谷社「東京都の山」と山と高原地図「奥多摩」を参考に歩いた。

「奥多摩湖 バス」などで検索すると古い時刻表が出てくるので注意が必要。
最新版は2018年改正。

カタクリは私が最も好きな花である。
近所の清瀬でも見ることができるが、2012年に御前山で見たカタクリが忘れられない。
久しぶりに会いに行くことにした。

前回は奥多摩湖から大ブナ尾根を登り、栃寄沢を境橋へ下った。
御前山には他にもいくつかルートがある。
湯久保尾根など調べてみたが、植林で面白くなさそうだ。
関東の山は植林が多い。
せっかく新緑を浴びに行ったのに、植林ばかりではがっかりしてしまう。
結局前回と同じコースを歩くことにした。

奥多摩湖は、ここに来るだけでも清々しい気分になれる。






マムシグサ









ここからの登りはかなりの急登が続く。

サス沢山からの大展望











フデリンドウ









大ブナ尾根では、コバイケイソウの大群落やカタクリの花を楽しめた。

コバイケイソウの大群落





カタクリ





















カタクリは随分広い範囲にぽつぽつと咲いている。
ネットで囲まれた内側には群落があったので、鹿に食べられて数が減っているのかもしれない。
この尾根は広々としていて、歩いていて気分がいい。

山頂からは富士山が見えたが、残念ながら遠景は全体に霞んでいた。

境橋方面の下りでは、ハシリドコロやイチリンソウなどまた違った花々が目を楽しませてくれた。

ハシリドコロ。毒があり、食べると走り回るらしい。





右遠方の大岳山から奥多摩駅へと続く稜線。











ヨゴレネコノメ





ヤマエンンゴサク











コガネネコノメソウ





イチリンソウ









栃寄沢は厄介な岩場が沢沿いに延々と続くが、新緑や花々が心を癒してくれる。

キケマン





イチリンソウの咲く道





シロバナノエンレイソウ





ヒトリシズカ





ワサビ田











セリバヒエンソウ





カキドオシ





クサノオウ





ウツギ





境橋バス停にて



6年前と同じコースなのに、全く飽きることもなく存分に楽しめた。
いい山は何度登ってもいい。