2020年8月17日八甲田山


日本百名山68座目。

標高1585m

山頂公園駅11時55分出発、酸ヶ湯温泉16時到着、所要時間4時間5分。

天気予報は主に、てんきとくらす、日本気象協会、ウェザーニュースの3つを見ているが、それぞれ言うことが違うし、予報がどんどん変わっていく。
今回本来二日目は八幡平に登るはずだったが、前日に雨の予報になり急遽八甲田山を目指すことにした。
しかしこちらも曇りの予報。
すでにホテルは予約していてキャンセル料がかかるし盛岡まで行って日帰りするというのもどうかと思い登ったのだが、あまりいい登山ではなかった。
視界は終始20mぐらいで、この山で見るべき景色を見ることができなかったというのが大きい。
稜線では強風が吹き付け、雲の中で強風が吹き付けるということは霧雨が吹き付けているのと同じで結局濡れるのである。
上は雨具を着ているが、ズボンはまだ降っていないからと思っているうちにびしょ濡れになった。
悪天候は極力避けるようにしているので、こういうコンディションには弱い。
早めに雨具のズボンを履くべきだったとか、防水の手袋を持っているのだから持ってくるべきだったとか、反省することが多い。
ズボンが濡れているから靴の中まで濡れてしまったし、カメラもおかしくなった。
カメラは早めに濡れないようにすべきだった。
後で乾かしたら直ったのでその点ではよかったのだが。

ロープウェイに乗り、山頂公園駅から赤倉岳経由で最高地点の八甲田大岳へ。
強風が霧雨のような雲の粒を吹き付けて寒い。
写真を撮って早々に立ち去った。
食事は大岳鞍部避難小屋で取った。
ある程度花は楽しめた。
下毛無岱の先、酸ヶ湯温泉へと続く巨木の森は、霧に包まれた幻想的な光景が心に残った。
バスで山を下りると晴れていて夕日が眩しい。
新青森駅から見ると、山はまだ雲に覆われていた。

旅として考えると充実していた。
盛岡に一泊したことにより、豊かな水量の北上川とその先の岩手山の眺めを見ることができたし、夕食は焼き肉と冷麺を楽しめた。
新幹線からの景色も東北は味わい深さがあるし、新青森駅から乗ったバスからの眺めもよかった。
日帰りはあまりにも味気ないし、もったいない。
二日目が残念ではあったが、これもまた旅、これもまた山か。


ハナニガナ





アザミ

















イワギキョウ





ウメバチソウ





イワブクロ





イワイチョウ











ウサギギク





オオバギボウシ