2021年4月21日御前山


標高1405m
累積標高差+992m -1159m

奥多摩湖バス停9時40分出発、境橋バス停13時55分到着。
所要時間4時間15分。

カタクリは私が最も好きな花である。
近くの清瀬などで見るのもいいが、大自然の中で咲く姿を見るのは格別だ。
中でも御前山は新緑や広々とした景色など魅力にあふれていて、毎年行ってもいいぐらいだ。

コースは色々とあるが、奥多摩湖から登るのがいい。
湖と新緑の山々の景色は本当に美しい。
ただし日頃運動していない人がここを登ると途方に暮れるのではないかと思うほどの急登が延々と続く。

サス沢山からの奥多摩湖と大菩薩嶺などの山々の眺めは何度見ても感動する。

惣岳山手前あたりからカタクリの花が目に入るようになる。
ここにはコバイケイソウの群落地もある。
富士山も木越しに見えているが、きちんと見えるのは御前山山頂手前の一か所のみ。
山頂は北側の眺めがいい。

境橋バス停へ下る。
この道にもカタクリはあちこちで咲いている。
網で囲ったところには多く咲いているので、鹿に食べられてしまっているのだろう。
無数のカタクリが咲くお花畑を歩いてみたいものだ。
ここはハシリドコロの群落地でもある。
食べると錯乱して走り回るそうだ。
ちなみにコバイケイソウも猛毒がある。

栃寄ノ大滝からの沢沿いの道は崩落のため通行止めになっていた。
三度目にして初めて車道を下った。
沢沿いの道のコースタイムと同じ40分かかった。


御前山へと続く大ブナ尾根。





奥多摩湖




サス沢山からの眺め。
左遠方に大菩薩嶺、右遠方に飛龍山が見える。





カタクリ











トウゴクミツバツツジ





コバイケイソウの群落





ネコノメソウ

















ハシリドコロ





モミジイチゴ





ニリンソウ





フデリンドウ





六ツ石山方面





ムラサキケマン