7月25日仙丈ヶ岳


標高3033m

日本百名山80座目。

3時半起床、4時朝食。
4時45分出発、山頂到着は7時40分、北沢峠10時10分到着。
所要時間5時間25分。

見事な原生林の中を登っていると徐々に明るくなり、やがて朝日が差し込み森全体が黄金色に輝いた。
小仙丈ヶ岳は尾根の先端といったところで、眺めがいい。
ここから仙丈ヶ岳へと続く尾根は、息を?むほどの絶景が続く。
ギザギザした鋸岳と切り立った甲斐駒ヶ岳が圧倒的な迫力で迫ってくる。
その向こうに八ヶ岳。
その右には鳳凰三山、オベリスクがそそり立っている。
富士山と北岳、日本標高1位と2位の共演。
北岳から間ノ岳、あそこを縦走した時は雲の中だった。
今日のような天気の日にあそこを歩いたらさぞかし気持ちがいいことだろう。
さらに右には塩見岳など南アルプス南部の山々が連なる。
仙丈ヶ岳山頂の右には中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳、槍穂高連峰から白馬岳へと続く北アルプスの峰々。
幸せな時間を過ごした。

山で眺めがいいのは日の出から2~3時間。
日の出が速いと雲が出るのも速い。
7時頃には様々な高度で雲が発生し始めた。

仙丈小屋、馬ノ背ヒュッテ、仙丈藪沢小屋経由で下山。
こちらは花が多い。
鹿対策の網の中はまるで楽園のように高山植物の花々が咲き乱れている。

北沢峠には10時10分に着いたが、直前にバスが出発するのが見えた。
次のバスは13時10分。
人数が揃うと臨時バスが出るとのことでこもれび山荘で神々の山嶺の続ぎを読みながら待っていたが、結局バスが出たのは12時15分だった。
仙流荘に着くとこの時間はバスがないとのことで、タクシーで伊那バスターミナルへ。
たまたま3人で割り勘にできたが、一人だと8700円は痛い。
高遠駅までならもっと安いが、バスに乗り換えるとプラス1時間ぐらいかかる。

伊那バスターミナルから高速バスに乗り、中央道日野下車。
渋滞で30分遅れ、3時間以上かかった。
甲州街道駅からモノレールに乗ったが、富士山、丹沢など眺めがいい。
今日は丸一日富士山が見えていた。


こもれび山荘夜明け前。





朝日が射しこんできた。





槍穂高連峰





ハクサンシャクナゲ





森林限界を抜ける。





振り返り、甲斐駒ヶ岳と鋸岳を望む。





来た道を振り返る。





ミヤマキンポウゲ





カラマツソウ





乗鞍岳





塩見岳など南アルプス南部の山々。





鳳凰三山。オベリスクが見える。





北岳、間ノ岳と塩見岳など南アルプス南部の山々。





小仙丈ヶ岳





中央アルプスと御嶽山。





ゴゼンタチバナ





小仙丈ヶ岳付近から仙丈ヶ岳を望む。





鋸岳の向こうに八ヶ岳。





仙丈小屋分岐





宝剣岳、中岳、木曾駒ケ岳。





甲斐駒ヶ岳方面を振り返り眺める。





イワツメクサ





仙丈ヶ岳山頂へと続く道。





ミネウスユキソウ





山頂まであと少し。





チシマギキョウ





仙丈ヶ岳山頂











仙丈小屋へ下る。





ヨツバシオガマ





ミヤマゼンコ?





仙丈小屋、仙丈ヶ岳山頂を振り返り眺める。





甲斐駒ヶ岳。元の画像を拡大すると5年前に歩いた道が見える。





ミヤマバイケイソウ





ウサギギク





ハクサンフウロ





マルバダケブキ





馬ノ背ヒュッテ





ミヤマコウゾリナ





ヒメコゴメグサ





トリアシショウマ





クルマユリ





タカネグンナイフウロ





ミヤマガラシ