6月2日千歳JAL国際マラソン
3時間21分24秒
フルマラソン男子50~59歳
種目順位76位
10km 47分30秒
20km 46分21秒
30km 46分29秒
40km 50分0秒
総上昇量278m
平均心拍数147bpm
平均ピッチ196spm
見事に晴れてしまった。
気温は17度ぐらいだが、日差しを浴びると暑い。
インナーのシャツを脱いで捨てた。
この大会ではこれまでに二度自己ベストを出しているが、いずれも曇り時々雨という天気だった。
晴れない方がいいと思っていたが、仕方ない。
紫外線によるダメージで疲れてしまうように感じる。
序盤は絶不調。
1km4分55秒で心拍数144bpmは見たことのない数値だ。
確かにマラソン当日は序盤であってもペースに対する心拍数は普段より高めになるが、それにしてもひどい。
その後はお腹が痛くなってきた。
昨晩刺身を食べすぎた。
去年と同じ店で同じものを食べたんだけどなあ。
朝食で食べたセブンイレブンの照り焼きチキンとたまごのサンドも油が多すぎる気がする。
腹痛の原因の一つはインナーのシャツを捨てたことだ。
これはシャツをズボンの中に入れることで改善した。
ただ、よくなったかと思っていてもスポーツドリンクを飲むたびにぶり返した。
落ち着いたのは15kmあたりだったか。
そこからは徐々に調子が出てきた。
21kmからの下りでは、それまでの遅れを取り戻そうと加速。
去年最後まで余力があったので大丈夫だと思っていたが、意外と足に来るなとは思っていた。
右わき腹に危険な感じは若干あったが、30kmあたりでついに痛くなり始めた。
ペースは落とさざるを得ない。
わき腹痛は5km耐えて走れば治るという法則は健在だったが、その後は1km5分前後のペースで走る足しか残っていなかった。
散々皆さんに「未舗装路でダメージが少ないので終盤に足が残る。」と言ってきたのに、去年は調子がよかっただけなのか。
今年の感じだと舗装路と何ら変わりがない。
シューズはエッジパリだが、シューズのせいではないと思う。
朝起きてすぐにモルテンのドリンクミックス320を500mlの水に混ぜて飲んだ。
ポケットにモルテンのジェルを2個入れ、1個は直前に食べた。
残りの1個はお腹の調子が悪かったこともあり結局食べなかったが、食べても結果は変わらなかったと思う。
ゴール後、フランクフルトをもらったので今これはいらないなと思いつつせっかくなので食べた。
それ以外はスポーツドリンク1リットルと水700ml。
これで夕方までお腹は減らなかった。
レース後しばらく体は食べ物を受け付けない。
欲しいのはスポーツドリンクだ。
モルテンを飲むようになってから、レース後の昼食は食べる必要を感じなくなった。
このマラソン大会は実は距離が短い。
もちろん主催者は何度もきちんと計測し42.195kmあることを確認している。
しかし森の中を蛇行し続ける未舗装路は最短距離を走れば距離が短くなる。
私は最短距離を走ることにこだわっていて距離は約1km短いが、最短距離を意識しない人でも短くなるようだ。
今回の3時間21分というタイムは、他の大会なら3時間26分に相当する。
過去4大会中最も悪いタイムで、昨年右わき腹痛で失速しつつもその後復活した防府読売マラソンに比べて、右わき腹痛が収まった後も1km5分でしか走れなかったという内容もいちばん悪い。
休まず毎日走り、2週間前から1週間前には追い込み練習もし、足の張りもいい感じで、去年と変わらないタイムが出るのではないかと思っていたが、甘かった。
まず追い込み練習は全く距離が足りない。
月間走行距離は、成功レースだった姫路城マラソン前の1月が259kmだったのに対して5月は212.9km。
最後の5日間が疲労回復期だったのを差し引いても練習不足は否めない。
実感ではなくデータで判断すべきなのだろう。
よく分からないのが自己ベスト3時間15分10秒を出した昨年の千歳JAL国際マラソンの前の月、5月の月間走行距離194.3kmだ。
何と200km走っていない。
ただ、5月9日、10日に甲武信岳に登っていて、これがかなりきつく強い負荷がかかった。
5月17日には武甲山に登っている。
山をトレーニングにしようとすると足底などを痛めてしばらく走れなくなり逆効果になりがちだが、この時はすぐにランニングを再開できてプラスになった。
右わき腹が痛くなった失敗レースの防府読売マラソンは、前の月である11月の月間走行距離は264.4km。
なぜこれだけ走って上手く行かなかったのか、成功レースと失敗レースの違いはなにか、まだ整理しきれない。
もう少し時間をかけて考えたい。