2017年4月分 


2017年4月30日(日)
開場13:00 開演13:30
会場 高輪プリンセスガルテン アンビエンテ
全自由席 ¥2500

シューベルト:ロンド イ長調 D951 Op.107/<連弾>大嶋さくら 高橋 愛
フランク:フルート・ソナタ イ長調 1,4楽章/河野理恵(フルート) 
ミヨー:ヴァイオリン・クラリネット・ピアノのための組曲 Op.157b-2
高尾 瞬(ヴァイオリン) 高尾哲也(クラリネット) 松田 龍(ピアノ)
ルヴェル:ファンタジー/高尾哲也(クラリネット)
ショパン:ノクターン Op.27-2、幻想即興曲/高橋 愛(ピアノ)
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ イ短調 D821 1楽章/銅野真夏(フルート)  
アーン:クロリスに、リラに来るうぐいす/米沢牧子(ソプラノ)
<ピアノ伴奏> 礒谷かおり  小堀能生  深澤宏枝  松田 龍

ジョイントコンサートでルヴェルのファンタジーとミヨーの組曲を演奏します。
品川駅から徒歩6分の素敵なホールです。
よろしければご来場ください。

4月29日
プッチーニ 歌劇「ラ・ボエーム」
フランコ・ゼッフィレッリ演出
ブルーノ・バルトレッティ指揮ミラノ・スカラ座管弦楽団・合唱団 2003年
クリスティーナ・ガイヤルド=ドマス、マルセロ・アルヴァレスなど歌手のレベルはさすがスカラ座。
マルセロ・アルヴァレスはアルゼンチン出身。
妻の勧めで30歳から声楽を学んだそうだ。

17時35分出発、6.82km。
強風が吹き、空は黒い雲で覆われて気温も下がってきた。
右ハムストリングス内側が痛くてスピードが出ない。
多分ゆっくり走る日が必要なんだろうなと思う。
広島ならナイトランでゆっくり走れるが、こちらは常に一人なのでどうしてもスピードを抑えられない。
そのうち雨が降り出し、追われてスピードが上がった。
ベストは1km4分44秒、平均ペース1km5分10秒。

4月28日
今日は桐朋でルヴェル、ミヨーの合わせ、あさって本番。

20時5分出発、5.12km。
遅くなったので5kmだけ走った。
木屑を固めた道はアスファルトよりも筋肉の振動が多く、その分疲れるような気がする。
アスファルトが「ブル」なら、木屑を固めた道は「ブルブル」という印象。
ベストは1km4分40秒、平均ペース1km5分2秒。

4月27日
アクタスでレッスンと選定。
M30、B40、ブラックダイヤモンド、バスクラリネット用ブラックダイヤモンドを選定した。
バスクラリネット用ブラックダイヤモンドは鳴りがよくて吹いていて気持ちいい。

下倉楽器で生徒から依頼のあった中古のアルトクラリネットを選定した。
プレスティージュでなかなか状態はいい。
マウスピースはB40とB44を吹いてみた。
結論としてはB40に3番のリードを合わせるのがいいと思う。
B44に3番だとやや音が薄い。
しかし3半だと鳴りが悪くなる。
他にB♭管用B40ライヤーを選定した。

18時44分出発、10.08km。
意外と気温が低い。
「アスファルトよりも木屑を固めた道の方が足へのダメージが大きい」という不思議な現象の原因がようやく分かってきた。
キーワードは「ピッチ走法」だ。
最近、前傾姿勢、重心の真下に着地、フラット着地、腸腰筋などへの意識ばかりでピッチ走法という意識がなかった。
それでもアスファルトなら地面が硬いので自然とピッチ走法になる。
しかし木屑を固めた道では地面が柔らかく、反発力が小さいためより強く蹴らないと同じスピードは出ない。
そのため自然とストライド走法になる。
それにより足への負荷が増すのだ。
今日は最初から最後までしっかりとピッチ走法を意識して走り、それにより足へのダメージを抑えることができた。
これなら毎日続けられる。
ただ、走りが真面目すぎて、時々思い切り走らないと欲求不満になりそうな予感もする。
ベストは1km4分51秒、平均ペース1km5分6秒。

4月26日
17時47分出発、10.16km。
今日も風が強い。
見頃を迎えたシャクナゲが美しい。
ツツジも数種類が咲き始めた。
どうも最近黒目川の負荷が大きいのが気になる。
木屑を固めた道がかえって荒っぽい走りを誘発するのだろうか。
序盤はストライドが大きすぎるのか一歩の衝撃が大きく感じられたし、右足が踵着地になりがちなのも気になった。
中盤以降は追い風と緩やかな下り坂のおかげかコンパクトなピッチ走法、フラット着地で理想的な走りができた。
とにかく頑張らない、飛ばさない。
ベストは1km4分43秒、平均ペース1km4分59秒。

4月25日
クランポンで楽器の調整と選定。
トスカGL・B♭管用66mmとA管用64mmのバレルを選定した。

17時57分出発、10.16km。
久しぶりの黒目川。
風がかなり強く、意外と寒い。
前回は思ったよりも強い負荷をかけていて、回復するのに数日かかってしまった。
黒目川の緩やかで長い勾配、橋による細かいアップダウン、木屑を固めた道によるエネルギー吸収。
瀬野川と同じ負荷ならペースは遅くなる。
上りは無理せず、下りは飛ばしすぎないように気を付けた。
ベストは1km4分42秒、平均ペース1km5分0秒。
休む、距離を短くする、ペースを落とすなどで調整し、故障しないようにしたい。

4月24日
民音クラシック名曲コンサートのリハーサル。
曲はモーツァルトのコシ・ファン・トゥッテ序曲、シューベルトの交響曲第7番「未完成」、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番。
指揮は田中祐子さん、ピアノは加藤大樹さん。
私は5月分のみ。

リハーサル後、新幹線で東京に移動。
今日はポイントでグリーン車。
おかげで肘掛から肘がはみ出してくる輩と遭遇する心配をしなくていい。

4月23日
廿日市定期演奏会本番。

18時34分出発、8.15km。
足に疲労感があり距離を短くした。
ベストは1km4分47秒、平均ペース1km4分57秒。

4月22日
廿日市定期演奏会リハーサル二日目、明日本番。
ソリストは佐藤しのぶさん。
佐藤しのぶさんの歌を知り尽くした現田さんの指揮なので、安心して演奏できる。
蝶々夫人より「かわいい坊や」は、歌い始めた瞬間場の空気が変わる。

「不機嫌な姫とブルックナー団」 高原英理著
下野さんお勧めの一冊。
読み始めた瞬間に引き付けられる。
著者自身が相当なマニアなのだろう。
しかしこの本を読む前に新聞の読み残しを何とかしないと。

18時40分出発、11.12km。
先日飛ばした疲労が残っていてあまりスピードは出ない。
ベストは1km4分53秒、平均ペース1km5分6秒。

4月21日
廿日市定期演奏会リハーサル初日。
指揮は現田さん。
久しぶりのバスクラ。
マウスピースはブラックダイヤモンドがいいという結論に達した。
明るく大きな音が出やすいが、コントロールすればフォーカスのような柔らかく繊細な音色も出せる。
非常に吹きやすく、吹いていて楽しい。

夜はSさんとMさんの送別会。
Sさんの送別会は木管楽器としては3月に行ったが、今日は全体の会でざっと見て総勢四十数名ぐらいだったか。
特にMさんの挨拶の中で、最初は給料も安く労働条件も悪かったがユニオンによってよくなったという話は印象に残った。
先輩方の積み重ねが現在の労働環境を作ったということは覚えておくべきだろう。

購入者の声
<ブラックダイヤモンドをご購入の方より>
本日、マウスピースが届きました。
早速吹いてみましたが、とても吹きやすく纏まった音になりました。
これから、大切に使っていこうと思います。
この度は、迅速丁寧に対応して頂き本当にありがとうございました。

<B♭クラリネット用ピンクゴールドをご購入の方より>
昨日荷物が届き、本日早速使用させていただきました。
とても吹きやすく、音色も満足です。
レジェールリードを使用しているのですが、相性も良さそうです。
この度は本当にありがとうございました。

<B♭クラリネット用ピンクゴールドをご購入の方より>
早速試しましたところ、吹き心地がとても気に入り、使っていきたいと思いました。
寿命のあるリガチャーと伺っておりますので、また必要になりましたらまた購入希望のご連絡をいたします。
この度はありがとうございました。

4月20日
プッチーニ作曲 歌劇「ボエーム」
メトロポリタン歌劇場 2008年
ゼッフィレルリは特に第2幕の豪華な演出が見事。
メトロポリタンだからできる贅沢な舞台だ。
アンジェラ・ゲオルギウをはじめとする歌手も素晴らしい。

18時12分出発、13.41km。
ラン友とアップダウンランニング。
累積標高差+−244m。

4月19日
今日は打楽器のオーディション。

20時16分出発、8.13km。
この時間は意外と寒く、長袖ロングタイツで丁度いい。
オーディションが遅くまでかかり、広島城ナイトランに参加できなかったのが残念。
ベストは1km4分14秒(172bpm)、平均ペース1km4分36秒(154bpm)!
こんなに飛ばしたのはいつ以来だろう。
一昨日は雨で走れず、昨日の登山は負荷が軽く、足が走りたがっている。
さらに速い人を抜く時に加速、するとその人がついてきてさらに加速などで速くなった。
それが結構楽しかったりする。
これだけのタイムが出るとフルマラソン自己ベスト3時間18分を更新できるのではと思ったりもするが、楽しく走りたいのでそこまでする気はない。

4月18日
日浦山のページができました。
http://clacla.okunohosomichi.net/170418hinourayama.html

4月16日
定期演奏会本番。
下野さんは、楽員が疲労しない範囲で集中力と完成度を高めるための考え抜かれたリハーサルが見事。
大阪公演とほぼ同じレベルの演奏で、違いは残響のみ。
やはりフォルテで終わった後に残響がないのは寂しい。
今回下野さんには多くのアイデアをもらった。
その多くが積極的に表現する方向でのアイデアだ。
第3楽章mfの下降音形は、大きくという身振りだったので2回目以降大きく吹いたが、これがなかなか効果的。
下野さんによると、大阪公演終演後マニアの方が「あそこで神が降りてきた。」とおっしゃったそうだが、ホールの響きの影響も大きいと思う。
あのホールならクラリネット1本でホール全体を響かせることができる。

18時25分出発、11.06km。
今季初の半袖短パン。
久しぶりにカワセミを見た。
ベストは1km4分43秒、平均ペース1km4分55秒。

4月15日
17時45分出発、12.23km。
ベストは1km4分34秒、平均ペース1km4分57秒。

4月14日
新幹線で大阪に移動。
数年前、文化庁公演の際は大阪駅付近のホテルから淀川まで出て走っていた。
その頃は駅の北側は工事中だったが、今は巨大なビルができていて、その中の楽器店でレッスンをした。
その西側は今も巨大な更地が残っている。

ザ・シンフォニーホールは初めてだが、よく響くいいホールだ。
席数が少なく見えるが、実際には1704席ある。
オーケストラを取り囲む形なので、いちばん後ろの席でも他のホールに比べてステージに近い。

大阪公演本番。
ffでもクライマックス以外は楽に演奏するように指示した下野さんはさすがにこのホールのことをよく知っている。
そうしないとかなりうるさくなってしまう。
ffの中でも変化をつけたことにより、曲がより味わい深くなった。
下野さんのリハーサルでの指示によりファゴットなど通常聴こえにくい声部が聴こえたのも効果的だった。
下野さんの構成力と高い集中力により、オーケストラは最後まで緊張感を保って演奏できた。
演奏後は満員のお客さんから熱烈な拍手とブラボーを頂いた。

下野さんは昔から知っているが、試行錯誤を経てすでに円熟期に入りつつあるように感じる。
これからの数十年が最もいい時期だろう。
これからの5年が広響にとってさらなる飛躍の期間になることは間違いない。
あとはホールだ。
今日のようなホールが広島にあれば、お客さんの満足度はまるで違うだろう。

4月13日
定期演奏会リハーサル3日目、明日は大阪公演。
細かいバランスの指示を受けたが、スコアをもっと読み込んで言われる前に自分でできればいいなと感じた。
下野さんは相当に勉強しているのがよく分かる。
音楽に身を捧げていると言っても過言ではないだろう。
通し練習では巨大な建造物が目の前に浮かび上がった。

18時21分出発、11.38km。
ベストは1km4分42秒2本、平均ペース1km4分52秒。

4月12日
定期演奏会リハーサル二日目。
曲はブルックナーの交響曲第8番。
下野さんは、複数の声部のそれぞれでフレーズを作ることにより、より立体的な音楽にする手腕など見事。

夜は広島城ナイトラン。
暖かくなり人数が増えて賑やかになった。
初対面の方とお話ししていたら、何と川の道フットレース520kmに出場するとのこと。
最近こういう知り合い増えてきたなあ。
昨日のRさんはみんなと走った後、江波山、比治山経由で帰宅したそうで、よくそんなこと思いつくなと感心する。

4月11日
定期演奏会リハーサル初日。
曲はブルックナーの交響曲第8番。
広島交響楽団音楽総監督に就任した下野さんの初めての定期演奏会だ。
14日に大阪のザ・シンフォニーホールで、16日には広島の文化学園HBGホールで演奏する。
下野さんの意見で今回初めて客席を背にしたセッティングにした。
これが思ったよりもいい。
客席を向いた場合よりも前側の構造がシンプルで、さらにそこにカーテンがあるため、音がよりクリアに聴こえる。
客席に対して横向きより正面を向く方がいいということは分かっていたが、ホールが明らかに客席に向かって演奏するような構造をしているので、まさか逆向きがこんなにいいとは思わなかった。
何事も試してみないと分からないものだ。
弦楽器は対向配置だが、コントラバスはウィーン・フィルのようにいちばん後ろで、トランペットとトロンボーン、チューバも通常と逆という配置。
下野さんは考えつくされた構成と緻密なリハーサルで、そこに熱い表現が加わる。
ブルックナーの響きと音楽に包まれ幸せな時間を過ごした。
好天に恵まれた2泊3日のアルプス縦走でもこれほどの絶景と感動は味わえないのではないかなどと思いつつ演奏した。
一歩歩くごとに変化する風景、そこに咲く花、木々の緑、起伏、そのどれもが味わい深い。

リハーサル後、エキストラで来てもらっているTさんを、Tさんの同級生Sさんらも加わり川沿いから原爆ドームまでの花見にご案内。
その後、原爆ドーム近くのオープンカフェでしばしくつろいだ。

夜はナイトラン。
ランプラスに6時過ぎに着き、先に6kmほど花見ランニング。
7時からはみんなで今度は夜桜ランニング。
葉桜になりつつある中、ようやく桜を思う存分楽しめた。

4月10日
今日はヴァイオリンのオーディション。

20時15分出発、5.14km。
小雨がぱらついてきたが、走れないほどではない。
最近安全のためヘッドランプをつけているので、セルフライトアップで夜桜を楽しみながら走れる。
平均ペース1km5分0秒。

4月9日
ブルックナー 交響曲第8番
ギュンター・ヴァント指揮 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団 2000年9月13〜16日
全く飽きず、長さも感じさせない演奏は初めて聴いた。
演奏時間は89分と長めなのにも関わらずである。
若干の乱れやノイズがライブ録音を思わせるが、実際はどうなのだろう。
どこまでも人間的な演奏だと言えるだろう。
弦楽器はヴィブラート多めで、常に流れがある。
一人星空を見上げるようなシーンも、あくまでも主役は人だ。
もっと宇宙的な演奏も聴きたくなるが、これほど表情に富んだ演奏は他に思い当たらない。

18時43分出発、10.29km。
今日も花見ランニング。
昼間は暖かかったがこの時間は急激に気温が下がり、北東から強風が吹き付け向かい風では進むのに苦労した。
ベストは1km4分38秒、平均ペース1km4分58秒。

4月8日
4月23日の演奏会で久しぶりにバスクラリネットを吹かせてもらうことになった。
これでブラックダイヤモンドとフォーカスのどちらがいいか結論が出せる。
昨日と今日の二日間吹いてみた印象では、ブラックダイヤモンドは明るく華やかで大きな音が出やすい。
それに対してフォーカスはしっとりとして柔らかな音色で小さな音が出しやすい。
今のところブラックダイヤモンドを上手くコントロールして柔らかく小さな音も出せるようにするのがベストではないかと思っている。

18時4分出発、10.25km。
満開の桜を眺めながらのランニング。
左ひざに疲労感があり一体何が原因だろうと考えていたが、どうやら「そっと着地」が原因だ。
「そっと着地」を意識することにより腸腰筋を使いにくくなる。
そのため足の筋肉の負担が増すのだ。
荒っぽい着地はもちろん駄目だが、徐々に元の走り方に戻していこう。
ベストは1km4分45秒、平均ペース1km4分59秒。

4月7日
ホームページの引っ越し先であるsitemixが時々表示されないことがあり、再度引っ越しました。
何度もお手数をおかけしてすみません。
忍者ホームページというところですが、ここは以前から使っていて問題ないので、大丈夫だと思います。
http://clacla.yu-yake.com/

18時7分出発、8.24km。
足にまだ不安があるため、今日もそっと着地。
瀬野川は新緑の淡い緑と見頃になった桜のピンクで春色に染まり、空では燕の集団が空中戦を繰り広げている。
ベストは1km4分54秒2本、平均ペース1km5分7秒。

<質問>
演奏中、別人になってしまったかのように吹けなくなる現象があります。
どうしたらいいでしょうか?

<答え>
「緊張しないやつは音楽家にはなれない。」
広上淳一

「緊張しないのはやる気がないということでそれでは結果は出ないが、緊張しすぎても駄目。結果を出すには適度な緊張が必要。」
松井秀喜

10回吹いて1回間違える個所があるとします。
そこを間違えないで吹こうとすると緊張します。
それを練習によって100回やって1回しか間違えない状態にまで高めたとします。
それでも間違える可能性は1%あります。
考えうるあらゆる努力を尽くし、その1%が出てしまった時には「これだけやって駄目なら仕方ない。」と受け入れる気持ちがあれば、過度の緊張は抑えられます。

全ての個所で緊張するわけではなく、嫌な個所というのがあります。
そこが嫌でなくなれば緊張感は抑えられます。
そのためには、徹底的にそこを練習しつつ、指使いなどあらゆる側面からそこが嫌な原因を探り出し、解決法を考え、実践しましょう。

一日一度でいいので、止まらずに全体を通して演奏します。
その後、上手く行かなかった部分を集中的に練習します。
そうすれば徐々に問題はなくなっていきますが、それでもどうしても間違う可能性が残ったら、その可能性を受け入れましょう。

緊張すると速くなります。
それにより、普段吹けているところが吹けなくなることがあります。
緊張すると速くなるということが常にしっかりと意識されていれば、この問題は起こりにくくなります。

吹けているのだけど何となく怖いという個所は危険です。
どうやって吹いているのかをきちんと把握できるようにしましょう。

「緊張しないようにと思うとさらに緊張する。もっと緊張しようと思えば緊張は抑えられる。」と言う心理学者がいますが、私自身は実践できていません。

息を長く吐くと心拍数は下がります。
鼻で4秒息を吸い、4秒息を止め、口から8秒で息を吐くという方法もあります。
ただ、副交感神経が優位になりすぎて眠くなるので、やりすぎには注意が必要です。

規則的なリズムの運動(ウォーキング、ランニング、踏み台昇降など)を毎日20分以上やると、緊張しにくくなるというデータがあります。

ランニング、水泳など強めの有酸素運動により、平常時の心拍数を下げることができます。
それにより緊張した時の心拍数も下がります。
これらの運動をすると体力に余裕ができ、頭が白くなるという現象が起こりにくくなります。

個人的な実感ですが、下半身にしっかりとした筋肉がついていると安心感が増し、どっしりとした気持ちで物事に動じにくくなります。

4月5日
今日はクラリネットのオーディション一次審査。
応募89名、受験者79名。
(問い合わせには差しさわりがあるため返答できないことがあります。)

下記は一般論。
・雑音はない方がいい。
・音は薄くない方がいい。
・太い音色でも気の抜けた音ではなく適度な芯は必要。
・響きを止める要素(ゴム、皮、糸など)は楽器からできるだけ排除した方がいい。それがホールで自分の存在を小さくしていることに気が付いていない人は案外多いのではないか。
・表現力はあった方がいい。
・ダイナミックレンジは広い方がいい。ピアノもフォルテも同じではつまらない。
・音色には変化があった方がいい。
・テンポはキープした方がいい。
・ピアノとはずれない方がいい。
・存在感はあった方がいい。

20時2分出発、5.13km。
帰宅が遅くなったため5kmだけ走った。
今日もそっと着地を心がけた。
平均ペース1km5分5秒。

4月4日
新幹線で広島に移動。

19時45分出発、5.15km。
右踵裏に足底腱膜炎の気配。
右膝にも疲労感があり今日は休もうと思っていたが、この時間になって走りたくなり5kmだけそっと走った。
平均ペース1km5分15秒、平均心拍数124bpm。
どうやら踵も膝も回復傾向にあるようで一安心。
東京都東久留米市の黒目川コースは全国的に見ても珍しい木屑を固めた道で足に優しい。
ここを走っていれば故障の心配はないと思っていたが、どうやら違うようだ。
地面が柔らかいので思い切り走れるのだが、それによりかえって故障しやすくなる。
柔らかいと着地のエネルギーを吸収されるため、アスファルトと同じように走っても同じスピードは出ない。
より強く蹴らないといけない。
柔らかい道でしかも細かいアップダウンも多いコースにしては毎日スピードが出ているなとは思っていたのだが、足へのダメージが大きすぎたようだ。
今日のように、スピードが遅くなってもそっと柔らかく着地する時間を増やさないといけない。

4月3日
16時55分出発、5.77km。
北西から雨雲が迫っていたため、早めの出発。
足に疲労感があったため、短い距離で切り上げた。
ベストは1km4分45秒、平均ペース1km5分5秒。
帰宅直後に激しい雷雨。
計算通りとはいえ間一髪だった。

4月2日
自転車で清瀬中里緑地保全地区へ。
目当てはカタクリ。
私が最も好きな花だ。
ようやく春らしい陽気になり、暑いぐらいだ。
C地区などよく咲いていたが、なぜか古びた花が多い。
まだ咲いていないところも多いのになぜだろう。
今年は寒さのために開花が例年より遅いが、それも影響しているのだろう。
完全にリラックスできたが、写真は1枚しか残らなかった。

17時40分出発、10.18km。
疲れすぎないように気を付けて走った。
ベストは1km4分43秒2本、平均ペース1km4分57秒。
平均心拍数を138bpmと低く抑えられた。
足への負荷も何とか許容範囲内だと思う。

購入者の声
<B♭管用ブラックダイヤモンドとバスクラリネット用ブラックダイヤモンドをご購入の方より>
送って頂いたマウスピースを早速リハーサルで使っています。
息が素直に音となり、とても豊かな響きで、コントロールもしやすくとても気に入っています。
今回もいいマウスピースを選定していただきありがとうございました。
またよろしくお願い致します。

4月1日
小澤征爾さんと、音楽について 話をする」村上春樹著

「優れたプレーヤーはね、ポケットがいっぱいあるんです。
で、指揮者を見ていて、『ああ、そうか、こいつはこういう風にやりたいのか』ってわかると、そっちの方のポケットから出してきます。
『いいですよ、じゃあこっちでいきましょう』みたいな感じで。」
小澤征爾

まさに私が日頃思っていることと同じだ。
私は指揮者はピッチャー、オーケストラ奏者はバッターのようなものだと思っている。
それがストライクである限り、ストレートであろうとカーブであろうと、内角高めでも外角低めでもヒットにできるのがいいバッターと言えるだろう。
それと同様に、指揮者がよほど変なことを言わない限り、どんな要求にも柔軟に対応できるのが優れたオーケストラ奏者だと思う。

小澤さんについては著書を読んだりしてすでに知っていることが多いが、この本で初めて知る事実もある。
村上春樹さんのこれまでに聴いてきたレコードや生演奏の膨大さ、それに知識の豊富さには圧倒される。
その文章は非常に読みやすい。
私より16歳年上なので、その分私よりも古い時代の知識も多い。
私が最もクラシックに熱中していた高校時代は、カラヤンとバーンスタインが晩年ではあるがまだ圧倒的な存在感を放っていた。
そんな時代の話も懐かしい。

小澤さんと最初にお会いしたのは大学時代、新日フィルの演奏会だった。
確か五反田のゆうぽうとだったと思う。
事情は覚えていないが、同級生数人とゲネプロを聴かせてもらった。
それがあまりにも素晴らしく、本番も聴こうということでゲネプロ後すぐ近くのラーメン屋で食べていたら、小澤さんが入ってきた。
ラーメンを食べて「うまい!」と一言。
他の演奏会と混同していなければ、千葉馨さんがリヒャルト・シュトラウスのホルン協奏曲第1番を吹いた。
あんな音は後にも先にも聴いたことがない。
その音がどこから出ているのか分からないのだ。
会場全体がホルンの音で満たされているが、音の出どころが分からない。
音を出す上で障害となるものを完全に取り払い、効率が究極に達するとああいう音が出るのではないかと思った。
唯一それに匹敵するものがあるとすれば、ライスターだ。
彼のリサイタルでメンデルスゾーンのコンチェルト・シュトゥックを共演させてもらった時のことだ。
隣で聴いていると小さな音なのに、ホールのいちばん後ろで聴いても同じ音量なのだ。
どこで聴いても音量が変わらない。
あれには驚いた。

話がそれた。
小澤さんには独特の推進力があった。
今そんな指揮者がいるかと言われると、ちょっと思い浮かばない。
敢えて言えばフルトヴェングラーのとてつもない前進するパワーに似ている。
この本の中では、カラヤンがしきりに「ディレクション」と言っていたとある。
その影響もあるのだろう。

パリに留学中、パリ管弦楽団の本拠地サル・プレイエルでボストン交響楽団を聴いた。
小澤さんの指揮で、曲はマーラーの交響曲第9番。
毎週聴いていたパリ管弦楽団に比べて、音が硬くて細い。
特に金管楽器。
しかし、悩み、苦しみ、叫び、しかし最後には全てを受け入れるという曲の奥深いところまで表現されており、見事な演奏だった。

プロになってからは、新日フィルで何度かご一緒させて頂いた。
ベートーヴェンの交響曲第5番、リヒャルト・シュトラウスのドン・キホーテなど。
自分自身も極めて高い集中力で指揮をし、同じレベルの集中力をこちらにも要求する厳しい側面を見た。
あれはリハーサルのためだけに三重県?に行った時だったか。
東京駅に行くと、新幹線が止まっている。
それがあの阪神淡路大震災の日だった。

17時19分出発、10.21km。
シューズが大分すり減ってきたので新品に替えたら、視線が高くなった。
グリップ力、クッション性もまるで違う。
ただし、ターサージール3からターサージール3。
4にした時に足に合わず1か月ぐらい苦労していた。
その時念のため買っておいたものだ。
ベストは1km4分36秒が2本、平均ペース1km4分51秒。
1日10kmを週に6日のつもりで走っているが、足に週2日休んだ方がいいぐらいの疲労感がある。
多分実力に対してスピードが速すぎるのだ。
飛ばした翌日はもっと思い切ってスピードを落とすか、距離を短くするなどした方がいい。