2020年8月分


8月31日
ベートーヴェン ピアノ協奏曲第3番
アルゲリッチ:ピアノ アバド指揮 マーラー室内管弦楽団
これがライブ録音とは驚くほかない。
どこまでも幸せな気分にさせてくれる名演。

18時20分出発、7.06km。
テンポネクスト二日目。
コンパクトなフォームでスピードが出すぎないように気を付けて走ったが、自分のイメージより1kmあたり5秒から10秒速いタイムが出る。
ベストは1km4分36秒、平均ペース1km4分43秒、平均心拍数140bpm、平均ピッチ186spm、平均気温31.6度。
心拍数は気温、ペースに対してかなり低い。
筋肉へのダメージも明らかに少ない。
レースで使っても相当いい結果が出るように思える。

8月30日
シンフォニア岩国で「親子で楽しむ真夏のベートーヴェン」本番。
何と今日が2月以来半年ぶりの公演だそうだ。
響きのいいホールで演奏できるのはうれしい。
ベートーヴェンの交響曲第5番終楽章は何度演奏しても感動するが、広上さんは曲の魅力を最大にして伝えてくれる。
この曲を演奏できてよかった、音楽をやっていてよかったと心から思った。

19時4分出発、7.06km。
シューズはテンポネクスト。
最初の1kmが4分36秒で驚き、次が4分25秒で再度びっくり!
何なんだこのシューズは?
データを見た時こんな重いシューズがいいわけがないと思ったが、スピードに乗っている時は重さを感じさせない。
ただ、折り返し後向かい風でペースを4分50秒ぐらいまで落とすとやや重さが感じられた。
エンドルフィンスピードに比べると足へのダメージは明らかに少ない。
エンドルフィンスピードは着地の衝撃がパン!と瞬間的に跳ね返ってきて、それが推進力を生むのだが同時に足へのダメージにもなる。
それに対してテンポネクストは、エアクッションがポヨンと一旦衝撃を吸収し、反発する際プレートによりそれが前への推進力となる。
ベストは1km4分25秒、平均ペース1km4分40秒、平均心拍数146bpm、平均ピッチ186spm、平均気温31度。
スピードが出ている分心拍数は高い。
ストライド走法向きのシューズで若干ピッチが遅いのだが、このシューズであまりピッチを速くするとシューズのよさが失われるかもしれない。

8月29日
明日シンフォニア岩国で行われる「親子で楽しむ真夏のベートーヴェン」のリハーサル。
曲は全てベートーヴェンで、「プロメテウスの創造物」序曲、音楽物語「二階のベートーヴェン」、交響曲第5番。
「二階のベートーヴェン」は交響曲第5,6,7,9番にナレーションをつけて物語にしてある。
指揮は広上さん。
あまりにも指揮が面白くて、気が付くと楽譜を見ずにずっと指揮を見ながら吹いている。
危険なので明日の本番はきちんと楽譜を見て演奏したい。
ふわふわと振っていて要所でびしっと決めるので、コントラストが大きく非常に効果的だ。
プレッシャーをかけず面白いことを言って和ませ笑わせながらリハーサルすることにより、華やかで輝きのある音になる。

18時18分出発、3.71km、高度上昇68m。
メタレーサーで畑賀アップダウンランニング。
足に疲労感があったため距離を短くした。

ナイキのテンポネクストとアルファフライが届いた。
早速両方とも少しだけ走ってみた。
テンポネクストはアッパーがフライニットでややタイトだが、フライニットは伸びる素材なのでこれで丁度いい。
履き口が狭く着脱が大変で、普段履きにするには着脱の容易なフライイーズがよさそうだ。
持つと重いが、走るとそうでもない。
エアクッションのポヨンポヨンという反発がプレートにより前への推進力になる。
確かにスピードは出るし、クッション性がよくエンドルフィンスピードよりは足へのダメージが少ないように感じる。

アルファフライはネット上でいろんな人がサブ3でなければ履きこなせないなどと言っている。
私のレベルだとエンドルフィンスピードあたりがいいと複数の人が言うので試してみたのだが、結局駄目だった。
今後は人の意見も参考にしつつ、最終的には必ず自分で確かめるようにしたい。
5km走った時いい印象しかなかったのに人の意見を鵜呑みにして売ってしまったが、幸い中古にも関わらず買った値段より高く売れたのでダメージはない。
少し走った印象としては、当然ながらテンポネクストよりは軽く、反発も大きい。
狭いストライドでも走れるし、遅くも走れる。
特にぐらつきも感じない。
今日の印象としては、レースで履くなら圧倒的にアルファフライがいい。
近いうちに長めの距離を走って再度確認したい。

8月28日
午前中、オンラインでオーケストラ協議会事務局会議。

フランク 交響曲ニ短調
ジュリーニ指揮 ベルリン・フィル
久しぶりにジュリーニを聴いた。
ゆったりとしたテンポの中で一つ一つのフレーズを慈しむように音楽を作り上げる。
三十数年前、パリに留学中聴いたジュリーニ指揮パリ管弦楽団のブルックナーの交響曲第8番が懐かしく思い出された。

夕方、久しぶりにトレイルの達人とアップダウンランニング。
距離は10km、高度上昇100m、平均気温32度。
さすが達人、この暑さの中でもペースが落ちない。

8月27日
ディスカバリーシリーズ本番。
1曲目はベートーヴェンのコリオラン序曲。
下野さんの指揮で緊張感、緊迫感のある演奏になった。
1曲目の後、下野さんと細川さんのトークが入った。
2曲目は細川俊夫の悲歌‐エレジー。
津波で流された人々の叫び声が聴こえるような曲だ。
ヴァイオリンソロは正戸里香さん。
ソリストらしい際立つ音がよく響く。
アンコールはプーランクの「平和のためにお祈りください」を下野さん編曲のヴァイオリンソロバージョンで演奏した。
後半はベートーヴェンの交響曲第6番「田園」。
負担の重い曲だが、その分やりがいも大きい。
この曲が演奏できるというのは幸せなことだ。
下野さんの指揮で活気にあふれる演奏になり、特に終楽章最後のクライマックスは感動した。

22時出発、5.22km。
シューズはエンドルフィンスピード。
行きは追い風でスピードに乗り、帰りは向かい風で失速。
ベストは1km4分29秒、平均ペース1km4分47秒、平均心拍数137bpm、平均ピッチ188spm。
このシューズと出会った時にはもうこのシューズ以外何もいらない、アルファフライも必要ないと思ったが、それは間違いだったようだ。
クッションの反発が強すぎ、足へのダメージが大きすぎる。
今日このペース、この距離でふくらはぎにかなりのダメージを感じる。
衝撃は吸収して欲しい。
そのためには、クッション素材としてはナイキのズームXのようなものがいい。
もう一度シューズについて考え直さなければならない。

8月26日
ディスカバリーシリーズのリハーサル三日目、明日本番。

18時26分出発、8.23km。
シューズはメタレーサー。
ベストは1km4分37秒、平均ペース1km4分51秒、平均心拍数140bpm、平均ピッチ190spm、平均気温31.9度。
昨日のエンドルフィンスピードと比べて、平均ペース、平均心拍数、平均ピッチが全く同じなのには驚いた。
しかし今日の方が昨日よりもずっと楽、つまり足の筋肉へのダメージが少ないように感じる。
反発が強くストライドが広がりがちなシューズの特性を無理に抑えてピッチ走法で走るよりも、元々ピッチ走法用のシューズで自然に走る方が楽なのかもしれない。
これからはエンドルフィンの時代だとアルファフライも売ってしまったが、また考えが変わってきた。
私の実力と走法でフルマラソンを走るにはメタレーサーがベストなのかもしれない。

8月25日
ディスカバリーシリーズのリハーサル二日目。
曲はベートーヴェンのコリオラン序曲、交響曲第6番「田園」など。
コリオラン序曲はこの後どれほどの悲劇が繰り広げられるのだろうと思うような曲だが、実際には演奏会用序曲でオペラはない。
田園は下野さんのおかげで活気に満ちた演奏になっている。
第1楽章終盤や終楽章終盤のクライマックスは本当に感動的だ。
第2楽章最後、木管楽器による鳥の鳴き声はなぜクラリネットだけが2本なのかという話を休憩時間に下野さんとしたのだが、私は他の鳥たちが近くで鳴いているのに対してカッコウは遠くで鳴いていて響いているというイメージがある。
実際に山でカッコウの鳴き声を聴いたことがあるが、驚くほど大きな鳴き声だ。

18時24分出発、8.24km。
シューズはエンドルフィンスピード。
今日の目標は二つ。
1.先日ふくらはぎに疲労感があったので、今日はフォアフットではなくミッドフットで走る。
2.ピッチは維持しつつストライドが広がらないようにし、できるだけ遅く走る。
ベストは1km4分45秒、平均ペース1km4分51秒、平均心拍数140bpm、平均ピッチ190spm、平均気温32.5度。
ペースはかなり抑えられ、ピッチは十分に速く、気温の高さに対して心拍数は低い。
データを見る限りではかなりいい感じで走れている。
あとはこれにより足へのダメージがきちんと押さえられていれば文句なしである。
残る疑問。
エンドルフィンスピードはストライド走法用のシューズであり、それを無理にピッチ走法で走るよりもメタレーサーのようなピッチ走法用シューズで走った方が同じペースでの足へのダメージが少ないのではないか?

ビゼー カルメン組曲よりアルカラの竜騎兵
広島交響楽団クラリネット奏者高尾哲也によるオーケストラスタディ
https://youtu.be/6mhb6SINKhw
ビゼーのカルメン組曲よりアルカラの竜騎兵は、A管で吹く人が多いです。
B♭管だと、どうしてもトリルがいい音になりません。
最後のトリルもA管の方が柔らかく、次のフルートとの音色のアンサンブルが上手く行きます。

8月24日
ディスカバリーシリーズのリハーサル初日。
曲はベートーヴェンのコリオラン序曲、交響曲第6番「田園」など。
指揮は下野さん。

18時23分出発、6.83km、高度上昇140m。
ふくらはぎに疲労感があったため、久しぶりにメタレーサーで畑賀アップダウンランニング。
走ってみると太腿もかなり疲労していて、エンドルフィンスピードのスピードは出るがその分負荷も大きいという特性を再認識した。
昨日は平均ペース1km4分44秒で8km。
確かに真夏に連日4分40秒台で走ったことは今までなかったのだが、それにしても負荷が大きく本当にこのシューズでフルマラソンを走れるのかという疑問が消えない。

ビゼー カルメン組曲より間奏曲
広島交響楽団クラリネット奏者高尾哲也によるオーケストラスタディ
https://youtu.be/QrVetFeZZzw

8月23日
三人レッスンと自分の練習で一日が終了。

18時29分出発、8.2km。
ベストは1km4分36秒、平均ペース1km4分44秒、平均心拍数144bpm、平均ピッチ189spm、平均気温29.9度。
いい感じで小雨が降っていたのに途中で止んでしまい、結局汗でびしょ濡れになったが、昨日までよりは涼しい。
エンドルフィンスピードで走る→スピードが出る→負荷が増す→足の筋肉が鍛えられる。
何となく太腿が太くなったような気がする。

8月22日
18時52分出発、8.05km。
ベストは1km4分42秒が2本、平均ペース1km4分47秒、平均心拍数142bpm、平均ピッチ187spm、平均気温31.2度。
涼しい季節にきちんと鍛えて走れば、ひょっとしたらフルマラソンで最後までこのペースを維持できるかもしれないが、もう1,2秒落とした方が安全。

ベートーヴェン 交響曲第6番「田園」第2楽章
広島交響楽団クラリネット奏者高尾哲也によるオーケストラスタディ
https://youtu.be/ZSo6liAdXjo
ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」第2楽章のソロは、弦楽器を頭の中に鳴らして吹きましょう。
メトロノームでの練習も有効です。
装飾音はできるだけ前に出し、遅くならないようにしましょう。
最後から2小節目の最後は遅くすることが多いので、ここは遅くなって大丈夫です。

購入者の声
<リング付きサムレストをご購入の方より>
リング付きサムレストを先日選定していただいたフェスティバルにつけてみました。
全体的に響きが増して、よりフェスティバルの魅力がアップしたように感じました。
楽器も含め良いものを選定していただき、ありがとうございました。
楽器に関して悩んでいたため、相談して本当に良かったです。
今後ともよろしくお願いします。

<BD4をご購入の方より>
マウスピース届きました。
吹きやすかったです。
どうもありがとうございます。

8月21日
さくらぴあでひろぎん夢未来コンサート本番。
さくらぴあは木管付近が若干もやもやするが、全体としてはとてもよく響く。
特に後半のカルメン組曲とモルダウは豊かな響きで楽しめた。
アンコールは弦楽合奏によるロンドンデリー。
指揮者の正面で聴くというのが問題なのだが、この曲は4つ振りで聴きたい。
もちろん8つ振りの指揮者も多いので、石崎さんが間違っているわけではないのだが。
目をつぶって聴けば情感あふれる名演だった。

BD4の長所
1.音色に独特の魅力がある。
2.他の楽器と音色がよく合う。
BD4の短所
1.柔らかくとけやすい音色のため、トゥッティで自分の音が聴こえにくいことがある。
2.バレル周辺の音が低い。
私の場合、A管はバレル周辺が高かったのが丁度よくなった。
B♭管は、特にラが若干低い。

22時21分出発、5.13km。
ベストは1km4分29秒、平均ペース1km4分43秒、平均心拍数140bpm、平均ピッチ189spm、平均気温30.6度。
行きは追い風で4分29秒、4分35秒。
帰りは向かい風で4分40秒台。
同じように走っていても、追い風や下り坂でペースが上がると着地のダメージで足への負荷が増し腹筋痛の気配がするし、向かい風でペースが落ちると足への負荷は減り腹筋痛の気配は消える。
つまり腹筋も足の筋肉と同様に着地の衝撃により負荷が増すと言える。
洞爺湖マラソンの後半ほどよい下りでたった1本4分38秒を出したためにその後数キロにわたって腹筋痛に苦しめられ3時間半を切ることができなかった。
フルマラソンではスピードの管理は極めて厳格に行わなければならない。
エンドルフィンスピードでそれができるのかどうか。

ベートーヴェン 交響曲第6番「田園」第1楽章
広島交響楽団クラリネット奏者高尾哲也によるオーケストラスタディ
https://youtu.be/AoJcjgmKQA0
ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」第1楽章のクラリネットソロは、まずとにかくインテンポで吹いてください。
メトロノームは必須です。
それと、最後のディミニュエンドは重要ですから、難しいですが必ずやりましょう。
一息で吹けない人は、息を無駄にしていることが多いです。
息を集中させ節約するイメージで吹いてみてください。
フォルテは柔らかく広がりのあるイメージで吹きましょう。

8月20日
今日は明日廿日市で行われるひろぎん夢未来コンサートのリハーサル。
指揮は石崎真弥奈さん。
いい音楽を持っていて、それを棒でも言葉でも表現できる。
これからさらに飛躍する若手有望指揮者と言えるだろう。
時々表現が控えめなことがあるが、オーケストラを動かしたい時にはもっと強くオーケストラを誘導するように指揮するとさらによいと思う。

18時28分出発、6.96km。
今日もエンドルフィンスピードで瀬野川へ。
ベストは1km4分37秒、平均ペース1km4分48秒、平均心拍数144bpm、平均ピッチ187spm、平均気温32.1度。
今日より暑い日はもうないと言い聞かせて走った。
この暑さの中で4分40秒台はなかなかいいが、心拍数が際どい。

8月19日
新幹線で広島に移動。

18時53分出発、5.12km。
シューズはエンドルフィンスピード。
メタレーサーでアップダウンをやろうかとも思ったが、久しぶりに瀬野川へ。
アップダウンばかりやるきっかけとなった大量の土砂は大分除去されていた。
ベストは1km4分34秒、平均ペース1km4分50秒、平均心拍数140bpm、平均ピッチ186spm、平均気温31.8度。
やはり瀬野川は暑い。
帰宅後は水シャワー、ドライヤーは冷風、エアコンの温度をかなり下げるなどして体を冷やさないと、水を飲みすぎてしまう。

2020年8月17日 八甲田山

日本百名山68座目。

標高1585m

山頂公園駅11時55分出発、酸ヶ湯温泉16時到着、所要時間4時間5分。

天気予報は主に、てんきとくらす、日本気象協会、ウェザーニュースの3つを見ているが、それぞれ言うことが違うし、予報がどんどん変わっていく。
今回本来二日目は八幡平に登るはずだったが、前日に雨の予報になり急遽八甲田山を目指すことにした。
しかしこちらも曇りの予報。
すでにホテルは予約していてキャンセル料がかかるし盛岡まで行って日帰りするというのもどうかと思い登ったのだが、あまりいい登山ではなかった。
視界は終始20mぐらいで、この山で見るべき景色を見ることができなかったというのが大きい。
稜線では強風が吹き付け、雲の中で強風が吹き付けるということは霧雨が吹き付けているのと同じで結局濡れるのである。
上は雨具を着ているが、ズボンはまだ降っていないからと思っているうちにびしょ濡れになった。
悪天候は極力避けるようにしているので、こういうコンディションには弱い。
早めに雨具のズボンを履くべきだったとか、防水の手袋を持っているのだから持ってくるべきだったとか、反省することが多い。
ズボンが濡れているから靴の中まで濡れてしまったし、カメラもおかしくなった。
カメラは早めに濡れないようにすべきだった。
後で乾かしたら直ったのでその点ではよかったのだが。

ロープウェイに乗り、山頂公園駅から赤倉岳経由で最高地点の八甲田大岳へ。
強風が霧雨のような雲の粒を吹き付けて寒い。
写真を撮って早々に立ち去った。
食事は大岳鞍部避難小屋で取った。
ある程度花は楽しめた。
下毛無岱の先、酸ヶ湯温泉へと続く巨木の森は、霧に包まれた幻想的な光景が心に残った。
バスで山を下りると晴れていて夕日が眩しい。
新青森駅から見ると、山はまだ雲に覆われていた。

旅として考えると充実していた。
盛岡に一泊したことにより、豊かな水量の北上川とその先の岩手山の眺めを見ることができたし、夕食は焼き肉と冷麺を楽しめた。
新幹線からの景色も東北は味わい深さがあるし、新青森駅から乗ったバスからの眺めもよかった。
日帰りはあまりにも味気ないし、もったいない。
二日目が残念ではあったが、これもまた旅、これもまた山か。

2020年8月16日 岩手山

日本百名山67座目。

標高
馬返し 633m
岩手山 2033m
焼走り 569m

5時過ぎに家を出て新幹線に乗り、8時45分盛岡駅到着。
9時20分、馬返しから登山開始、16時、焼走り到着。
所要時間6時間40分。

コースタイムはガイドブックにより様々で、6時間50分と書いてある本もあれば9時間45分と書いてある本もある。
同じ本でも最近になるほどコースタイムは長くなる傾向にある。
私の場合は、昔の速いコースタイムより休憩を入れても少し速い。
これだと想像しやすいのだが、最近の遅いコースタイムだと全く想像がつかなくなる。
今回のコースだと、8時間が妥当なところではないかと思う。
9時間45分はあまりにも遅すぎる。

この山で特筆すべきは花の多さだろう。
樹林帯でも花が途切れることがない。
もう一つ挙げるとすれば、豊かな自然林だろう。
植林など全く見当たらず、広葉樹の森がどこまでも広がっている。
豊富な雪がこの豊かな自然の源となっている。

旧道と新道があるが、今回は全て新道を歩いた。
溶岩でできた荒々しい急登が延々と続く。

7合目・鉾立で樹林帯から解放されると、右手に見える岩手山がまるで浅間山のようだ。
溶岩と赤い土が火山を象徴している。
八合目避難小屋は目の前にある。
小屋の先は低木と再びお花畑。

不動平から先は崩れやすい砂利道。
稜線に出ると、巨大な火口と目指す最高地点、薬師岳が見えた。
山頂で360度の絶景眺めながらしばし休憩。

下山は焼走りへ。
第2噴出口跡に立ち寄ってみた。
巨大な溶岩が固まったその上から眺めを楽しむことができる。

初心者には厳しい標高差と所要時間。
登りがいのある山で東北の豊かな自然を堪能した。

8月15日
18時9分出発、4.15km。
ベストは1km4分39秒、平均ペース1km4分48秒、平均心拍数141bpm、平均ピッチ188spm、平均気温33.8度。
暑すぎる。
無理しないことにした。

購入者の声
<リング付きサムレストをご購入の方より>
リング付きサムレストを先日選定していただいたフェスティバルにつけてみました。
全体的に響きが増して、よりフェスティバルの魅力がアップしたように感じました。
楽器も含め良いものを選定していただき、ありがとうございました。
楽器に関して悩んでいたため、相談して本当に良かったです。
今後ともよろしくお願いします。

8月14日
18時13分出発、7.56km。
シューズはエンドルフィンスピード。
ベストは1km4分31秒、平均ペース1km4分46秒、平均心拍数141bpm、平均ピッチ189spm、平均気温32度。
昨日より1度暑い中平均心拍数を下げ、平均ペースも遅くなり、ピッチも速く、大分楽に走れた。
このシューズでの自分なりの走り方を見つけつつある。

8月13日
18時10分出発、7.56km。
シューズはエンドルフィンスピード。
ベストは1km4分29秒、平均ペース1km4分42秒、平均心拍数142bpm、平均ピッチ189spm、平均気温31度。
とにかくコンパクトには走れたが、それでもスピードは落ちない。
どうやったら遅く走れるかずっと考えながら走った。
上りは減速する、下りはストライドを広げないなど。
結局昨日よりさらに速くなってしまったが、体は昨日より楽だ。
昨日より1bpmとわずかだが心拍数が下がったことと、ピッチが上がり歩幅が狭くなったことが原因だろう。
つまり体が楽であればそこまでペースを気にしなくてもよいのではないかと思った。

8月12日
午前中はユニオン広響運営委員会、午後はオーケストラ協議会事務局会議に出席した。
最初スマートフォンで参加していたが、アプリが途中で固まってどうにもならなくなり、パソコンに切り替えた。
スマートフォンはかなり熱くなるし、スクロールしないと出席者全員の顔が見えない。
回線が切れるのは1~2時間に一度で、これはパソコンと同じ状況。
結局パソコンの方がいいと思う。

プロフェッショナル仕事の流儀 石川佳純 NHK
スランプと好調の差は、ほんの些細な考え方の違い。
「あんなに練習したのに、なぜできないのか?」を「大丈夫。自分はよく頑張っている。」にする。
自分を肯定し、試合中うなずく姿が印象に残った。
スランプでもがき苦しむ様子は見ているだけで辛くなる。
上に行けば行くほど難しくなるのはどの世界も同じだ。

France2 NHK BS1
通訳のおじさん、大丈夫か。
しばらく気絶。
その後も通訳したりしなかったり。
私でも聞き取れるような個所でである。
10分の枠を3人ぐらいで分担しているのだから、調子の悪い人がいたら誰かが代わってあげればいいのに。
そもそもこれが同時通訳でないことは、まだ喋っていないところを通訳していることからも明らかだ。
これに近いことが時々起きるので、相当過酷な労働環境なのだろうが。

18時11分出発、7.54km。
雨上がりで昨日より気温は低いが、湿度は高い。
シューズはエンドルフィンスピード。
ベストは1km4分29秒、平均ペース1km4分45秒、平均心拍数143bpm、平均ピッチ187spm。
涼しくなればその分速くなり、心臓や足がきつさを訴えるペースになる。
常に限界のペースに履く人を追い込むシューズだ。
真夏に4分45秒などこれまで見たこともないペースだが、その分きつい。
そしてフルマラソンでこのシューズでペースコントロールする自信がまたなくなった。

購入者の声
<リング付きサムレストをご購入の方より>
ご選定いただきましたサムレストを受領いたしました。
付属していたのものと交換すると、響きがしっかりとなるように感じました。
いつも確かなものをご選定いただきありがとうございます。
また依頼することがあるかと思いますが、よろしくお願いいたします。

8月11日
18時14分出発、7.61km。
ベストは1km4分37秒、平均ペース1km4分50秒、平均心拍数144bpm、平均ピッチ187spm、平均気温34度。
恐らく今日は今年最も暑い日だろう。
よく晴れて富士山がきれいに見えた。
乾燥しているし風もあるので、暑いが不快ではない。
今日はコンパクトに走ることができた。
これならフルマラソンで最後まで失速せずに走れそうだ。

8月10日
アルファフライはオークションに出品した。
私のレベルではエンドルフィンスピードが多くの点で優れているため、必要なくなった。

18時14分出発、7.61km。
シューズはエンドルフィンスピード。
平均気温32.9度!
このシューズはストライドを広くし、ペースを上げると気持ちよく走れる。
そのため、こんなコンディションの中でも自然とペースは上がってしまう。
ベストは1km4分28秒、平均ペース1km4分44秒、平均心拍数144bpm、平均ピッチ186spm。
心臓がきつく、きわどいペースだ。
はたしてフルマラソンできちんとペースコントロールできるのか不安になる。

8月9日
18時17分出発、7.58km。
エンドルフィンスピード三日目。
平均気温33度!
心臓がきつくてゆっくり走るしかない。
ベストは1km4分39秒、平均ペース1km4分49秒、平均心拍数146bpm、平均ピッチ186spm。
それでも平均ペース1km4分49秒。
恐るべきシューズだ。

8月8日
下倉楽器でトスカのエスクラ(木)、中古のフェスティバル、BD4、バスクラリネット用コンセプト、リング付きサムレストを選定した。
トスカのエスクラ(木)は、さすがトスカだけあって質が高く、木の柔らかみを感じさせる音色。
エスクラでもグリーンラインは意外と重いので、特に女性には木がいいだろう。
バスクラリネット用コンセプトは久しぶりに吹いた。
開きが大きすぎるので以前持っていたものは売ってしまったが、3番のリードを合わせると思ったより吹きやすかった。

18時29分出発、7.57km。
エンドルフィンスピード二日目。
ベストは1km4分31秒、平均ペース1km4分44秒、平均心拍数143bpm、平均ピッチ188spm、平均気温29.8度。
昨日のペースでは体が持たないので、なるべくゆっくり走るように意識した。
心拍数は許容範囲だが、それにしては速い。
やはりとんでもないシューズだ。
このシューズはストライドを伸ばした方が気持ちよく走れる。
クッションがいいのでストライドを伸ばしてもそれほどダメージはない。
一つだけ問題があるとしたら、少し暑い。
しっかりしたアッパーは安心感があるが、もう少し薄くメッシュで涼しいとうれしい。

8月7日
新幹線で東京に移動。
コロナの影響で地元での中学吹奏楽部の集まりも師匠と門下生の集まりもなくなり、親は帰ってくるなと言うので、明日楽器店に行く以外は自宅で過ごす予定。

19時36分出発、7.53km。
シューズはサッカニーのエンドルフィンスピード。
ベストは1km4分33秒3本!平均ペース1km4分40秒!平均心拍数149bpm、平均ピッチ188spm、平均気温32度。
この蒸し暑さの中、とんでもないスピードだ。
先日、エンドルフィンプロのクリック合戦に敗れ仕方なく購入したエンドルフィンスピードだが、むしろこのシューズでよかった。
というよりこのシューズ自体が私にとっては暴走シューズであり、これより反発が強く速く走れるシューズを履きこなせる気がしない。
ペースはナイキのアルファフライと同等だが、アルファフライがズームXというすぐにだめになるクッション素材を使用しているために耐久性がないのに対して、かなりの耐久性がありそうだ。
アルファフライのいくつかの欠点、分厚すぎてぐらつき足首への負担が大きい、踵着地に対応していないなどに対して、ばてて失速しても踵着地になってもそれなりに走れ、ぐらつきもない。
ヴェイパーフライは完全に超えているし、アルファフライも売ってしまおうかと思うぐらいである。

8月6日
平和の夕べ本番二日目。
松井市長が挨拶し、各国大使だろうか外国人のお客さんが多く、昨日とは雰囲気が違う。
バッハのシャコンヌは、下野さんのテンポ設定と要所でのためなどの表現が素晴らしい。
アンコールはプーランクの平和の祈り。
しっとりと美しい曲だ。
今日の模様は広響チャンネルでライブ配信された。

広響チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCKuNUnGSJwjM7DPtg0nNUcQ

22時24分出発、4.93km、高度上昇117m。
畑賀でナイトサファリ二日目。
今日の収穫は鹿三匹。
昨日襲撃したので警戒しているようだ。

8月5日
平和の夕べ本番初日。
下野さんの考え抜いたプログラムが圧倒的だ。
これまでで最も平和の夕べに相応しいプログラムだと言えるかもしれない。
1曲目はペンデレツキのシャコンヌ。
映画のワンシーンのような感傷的な音楽だが、最後はまるで廃墟にいるかのような曲想になる。
2曲目は藤倉大のピアノ協奏曲第4番世界初演。
弦楽器による悲痛な叫びのような音楽を背景に、萩原さんはゆっくりと被爆ピアノに向かう。
この時、彼女が時空を超えるのが見えるようだ。
その先にはセピア色の音楽が広がる。
休憩後はベートーヴェンのカヴァティーナ(弦楽四重奏曲第13番より)。
全ての悲しみを包み込むかのような安らかな曲。
そしてマーラーの亡き子をしのぶ歌。
下野さんの提案で今回は字幕がついている。
藤村実穂子さんの歌は、深いところで感情を揺さぶる。
最後はバッハ(斎藤秀雄編曲)のシャコンヌ。
元々曲に力がある上に、優れたオーケストレーションにより壮大な響きがする。

22時出発、4.98km、高度上昇117m。
夜畑賀を走るのは初めてかもしれない。
やたらと鹿に遭遇した。
2匹、4匹、2匹、3匹。
しかも住宅地。
畑や田んぼに柵などがあれば、野生動物の被害があるということ。
つまり夜になると野生動物が現れるということだ。
30秒に一度ぐらい銃のようなパンという音がしている田んぼもあった。
近くの家から苦情が来ないのだろうか。
これだけ鹿がいると、夜子供を一人で外に出せないのではないか。
人と野生動物の激しい攻防戦がこんなに近くで繰り広げられているとは驚きだ。

8月4日
平和の夕べのリハーサル三日目、明日本番。
藤倉大作曲ピアノ協奏曲第4番の最後、萩原さんは舞台上をゆっくりと移動し被爆ピアノで演奏する。
古いアップライトピアノは少し琴のような音がする。
そこに何が表現されているのかは、聴く人によって違う印象を受けるだろう。

18時32分出発、7.48km、高度上昇163m。
ベストは1km4分40秒(平均ピッチ201spm)、平均ペース1km5分26秒、平均心拍数143bpm、平均ピッチ192spm、平均気温29.8度。

8月3日
平和の夕べコンサートのリハーサル二日目。
藤村実穂子さんとマーラーの亡き子をしのぶ歌を合わせた。
PCR検査は陰性、その後2週間自主隔離したとのことで、入国するだけでも大変。
オーケストラからやや離れた位置で、モニターで指揮を見ながら歌う。
ソーシャルディスタンスでかなり距離があるのに、会場に響いて反射してくる音で歌詞まで聴きとれる。
ぞっとするほど深みがあり、細部にまで想いの強さが感じられる。
藤村さんは私の芸大の一つ下、三界君のご両親と同級生だ。

18時36分出発、7.46km、高度上昇166m。
ベストは1km4分32秒(平均ピッチ205spm)、平均ペース1km5分29秒、平均心拍数143bpm、平均ピッチ193spm、平均気温29.5度。

8月2日
平和の夕べのリハーサル初日。
藤倉大作曲ピアノ協奏曲第4番は世界初演。
パート譜からは何も分からないが、ピアノソロはなかなかいい曲だ。
ピアノは萩原麻未さん。
この現代曲と感性が合うのか、それともどんな曲にも共感する憑依体質なのか、ともかく素晴らしい演奏。
マーラーの亡き子をしのぶ歌は3年前東京公演で演奏した。
藤村実穂子さんの歌は感動的だった。
今回も藤村さんと共演できるのは楽しみだ。
歌詞を思い浮かべながら演奏すると演奏不能になりそうになる。
明るさが暗さを際立たせる。
4曲目「よく思う、あの子たちは出かけているだけ」が特にそうだ。

三界君が8月1日にようやく入団した。
本来は6月入団のはずだった。
コロナの影響で7月の島根定期でエキストラで来てもらって定期から入団の予定でシフトを組んだが、島根定期の延期でその計画も狂ってしまった。

18時32分出発、7.48km、高度上昇163m。
ベストは1km4分37秒(平均ピッチ203spm!)、平均ペース1km5分25秒、平均心拍数144bpm、平均ピッチ192spm、平均気温30.2度。
上りを頑張るともちろんきついが、それ以上の快感が後からやってくる。
ここを毎日走れたらいいだろうなと以前から思っていた呉娑々宇山斜面のアップダウンコース。
足へのダメージが大きすぎて連続して走れなかったこのコースを今は毎日走って何ともない。
これは究極のピッチ走法を実現できるメタレーサーのおかげだ。

8月1日
18時31分出発、7.51km、高度上昇165m。
平均ペース1km5分28秒、平均心拍数145bpm、平均ピッチ194spm、平均気温30度。
ピッチ速い!
心拍数もかなり高い。
よく頑張りました。
どうやら平均心拍数が睡眠の質、長さと関係があるということが最近分かってきた。
平均心拍数が低いと朝目が覚めて寝られなくなったりして睡眠時間は短くなる。
平均心拍数が高いと睡眠時間は長くなる。
距離は一定だが、実際には平均心拍数×距離、つまり負荷の大きさが影響していると思う。
人は年を取ると睡眠時間が短くなると言われているが、実は年を取っても若い人と同じぐらい運動すると同じぐらい寝るのではないかと思う。