2024年5月分
5月31日
定期演奏会本番。
シューマンのチェロ協奏曲をシューマン自身がヴァイオリンに編曲したというのは知らなかった。
クレーメルさんと徳永さんはお二人とも77歳。
クレーメルさんには枯山水を思わせる独特の世界がある。
徳永さんの指揮するブラームスは年代物のブルゴーニュワインのようで、若手指揮者には決してこの味わいは出せないだろう。
21時21分出発、2.07km。
マラソン二日前。
シューズはエッジパリ。
無意識が休めというので2kmで切り上げた。
ベストは1km4分29秒、平均ペース1km4分36秒、平均心拍数128bpm、平均ピッチ186spm。
速く走っているつもりがないのに、結局ペースを抑えられなかった。
非常にまずい状況だ。
わき腹痛で失速するのが目に見える。
レース当日はとにかくゆっくり走ろう。
5月30日
定期演奏会のリハーサル三日目、明日本番。
徳永さんが指揮するとオーケストラ全体、特に弦楽器がよく鳴るというのは以前から感じていたことだが、今回のブラームスの雄大さ、深み、味わい深さは本当に素晴らしい。
19時出発、4.03km。
マラソン三日前。
シューズはエッジパリ。
ベストは1km1km4分23秒、平均ペース1km4分37秒、平均心拍数135bpm、平均ピッチ187spm。
レースペースで走ったつもりだったが、速すぎた。
特にベストの1km4分23秒はそんなスピードが出ているという自覚が全くなかった。
このシューズは意外と危険だ。
明日は気を付けて走ろう。
5月29日
定期演奏会のリハーサル二日目。
ギドン・クレーメルさんとシューマンのチェロ協奏曲を合わせた。
もちろんクレーメルさんがチェロを弾くわけではなくヴァイオリンで演奏する。
チェロの歌いまわしに慣れているので最初戸惑うが、実はこういう曲なのかも知れない。
クラリネットで演奏すればまた違った味わいになるだろう。
最近広響の弦楽器、特にヴァイオリンの鳴りが素晴らしい。
今回は三上さんの隣で北田さんが弾いているのでさらにパワーアップしている。
28年前の入団当初と比べると隔世の感がある。
夜はサウルス広島練習会に参加した。
今日は400mショートインターバル。
フルマラソン直前で3分55秒では負荷が大きすぎるので、4分10秒で走り8本で切り上げた。
平均ペース1km4分3秒、平均心拍数121bpm、平均ピッチ184spm。
シューズがフューエルセルSCエリートV4なので、ピッチはやや遅めになる。
5月28日
定期演奏会のリハーサル初日。
曲はブラームスの大学祝典序曲、交響曲第3番など。
指揮は徳永さん。
弦楽器、特にヴァイオリンへの指示はさすがだ。
19時2分出発、4.01km。
6月2日に行われる千歳JAL国際マラソンに向けて疲労回復期二日目。
シューズはヴェイパーフライ3。
昨日のエッジパリとの勝負はエッジパリの完全勝利。
データは下記の通り。
エッジパリ
ベストは1km4分20秒、平均ペース1km4分34秒、平均心拍数134bpm、平均ピッチ188spm。
ヴェイパーフライ3
ベストは1km4分31秒、平均ペース1km4分40秒、平均心拍数132bpm、平均ピッチ184spm。
ただし今日の方が風が強く、その分スピードは出にくかった。
重さは実感としては同じ。
計るとエッジパリの方がわずかに軽い。
ヴェイパーフライ3はクッションが硬く、足へのダメージが大きい。
クッション性はエッジパリの方が圧倒的にいい。
ヴェイパーフライ3の方が爆発力があるかと思ったが、結果は逆だった。
ヴェイパーフライ3はつま先が足に合っていない感じがする、足の甲が痛くなる、踵が抜けやすいなど問題が多い。
エッジパリはこうした問題が全くない。
様々な問題点は以前から把握していたが、フルマラソンで記録を狙えるシューズとしてヴェイパーフライに対抗できるシューズはこれまでなかった。
それが今回ようやく登場した。
千歳JAL国際マラソンはエッジパリで走る。
今日を最後にヴェイパーフライを履くことはもうないかもしれない。
そう思うと名残惜しい。
2017年11月23日の大田原マラソンでは、足裏の故障による練習不足で失速し3時間36分15秒。
この頃はターサージールを履いていた。
2017年12月24日にズームフライを入手し走った。
これが私の厚底デビューだ。
前に転ぶように進み、スピードを抑えるのには随分苦労した。
厚底になったことにより足裏を故障する心配がなくなったのは大きい。
2018年1月11日にヤフーオークションでヴェイパーフライ4%を入手した。
確か5万円ぐらいだったと思う。
まだオークションでないと入手できない時期だった。
2018年2月18日に北九州マラソンをヴェイパーフライ4%で走った。
それから今年2月11日の姫路城マラソンまで15大会をヴェイパーフライで走った。
この15大会のうち、3時間30分を切れなかったのは、わき腹痛で失速した2018年5月20日の洞爺湖マラソン、30度を超える暑さで失速した2019年5月26日の黒部名水マラソンの2本のみ。
昨年6月4日の千歳JAL国際マラソンで3時間15分10秒の自己ベストを出したのもこのシューズだ。
アシックスがこれだけ素晴らしいシューズを出したというのも感慨深い。
ヴェイパーフライが登場してしばらくの間はナイキにやられっぱなしだった。
この会社これからどうなるんだろうと思ったものだ。
初代エッジもエッジプラスも硬くて足が痛くなるので2回走っただけですぐに売ってしまった。
エッジパリがこれほどよくなるとは驚いた。
最近のアシックスは、ノヴァブラストなどのデザインや性能も素晴らしい。
株を買おうと思って見てみたらすでに上がっていて手が出せなかった。
5月27日
18時10分出発、4.08km。
今日から疲労回復期。
シューズは久しぶりのエッジパリ。
前回は大人しい印象だったが、とんでもない。
ベストは1km4分20秒、平均ペース1km4分34秒、平均心拍数134bpm、平均ピッチ188spm。
羽が生えたように軽く、スピードが出すぎてきつさを感じた。
ヴェイパーフライの方が上だろうと思っていたが、そうでもなくなってきた。
明日はヴェイパーフライで走って比較してみる。
ヴェイパーフライには薄さ、硬さ、不安定さを感じるので、今回のレースはエッジパリで走る可能性がぐんと高まった。
前足部に分厚いクッションがあり明らかにフォアフット用だが、ミッドフットでもそれほど問題はない。
この適応範囲の広さも好印象。
5月26日
21時8分出発、8.05km。
かなり疲労感があるが、この一週間いい負荷をかけることができ、筋肉の張りもいい感じだ。
明日から疲労回復期に入る。
ベストは1km4分27秒、平均ペース1km4分42秒、平均心拍数134bpm、平均ピッチ190spm。
5月25日
20時53分出発、9.98km。
疲労感が出てきたが、筋肉にはいい張りがある。
追い込み練習は明日まで、あさってからは疲労回復期に入る。
ベストは1km4分34秒、平均ペース1km4分46秒、平均心拍数137bpm、平均ピッチ189spm。
5月24日
日本音楽家ユニオン・オーケストラ協議会全国幹事会オンラインに出席した。
21時17分出発、8.42km。
ベストは1km4分32秒、平均ペース1km4分43秒、平均心拍数140bpm、平均ピッチ189spm。
夜遅くなったので距離は短くしたが、高い負荷をかけた翌日にいいペースで走れたので満足だ。
5月23日
18時24分出発、13.56km。
美しい夕焼けを眺めながらのランニング。
レース前、ちょっと早いが色々と予定があるためこれが恐らく最後の追い込み練習になりそうだ。
ベストは1km4分36秒、平均ペース1km4分45秒、平均心拍数138bpm、平均ピッチ189spm。
フルマラソンの準備としては距離は短いが、この4日でかなりの距離を走っていることと、今日はペースが上がり高い負荷をかけることができたので満足度は高い。
5月22日
18時28分出発、12.96km。
平均ペース1km4分59秒、平均心拍数136bpm、平均ピッチ188spm。
5月21日
18時48分出発、9.8km。
上下動の少ないランニングを心がけて走った。
ベストは1km4分37秒、平均ペース1km4分53秒、平均心拍数132bpm、平均ピッチ187spm。
もう少し普通に走った方がいいかな。
5月20日
ラン友とお喋りランニング。
ランニングシューズの話題などで盛り上がった。
川沿いを走り、中心部を抜け、一人では行かない北方面へ。
いい気分転換になった。
街歩き用として愛用しているノヴァブラスト4で初めて走った。
13.59km、平均ペース1km5分50秒。
帰宅後、シエロX1に履き替えて2.3km走った。
こちらの平均ペースは1km4分52秒。
合計15.89km。
距離は長いが、普段のランニングより負荷は小さいように感じる。
5月19日
18時49分出発、10.08km。
夕焼けを背景にした虹は初めて見た。
ベストは1km4分16秒、平均ペース1km4分42秒、平均心拍数139bpm、平均ピッチ191spm。
ようやく最後に加速。
心拍数が高いのは信号待ちが少なかったことも影響している。
5月18日
今日は誕生日。
59歳になったが、何かが衰えたという感じはない。
昨年は44歳の時に出したフルマラソンの自己ベスト3時間18分を14年ぶりに58歳で更新した。
タイムは3時間15分10秒。
最近のランニングのペースはその時よりもさらに速い。
90歳以降でフルマラソンの年齢別世界記録更新を目指している。
そのためには走りすぎないことが重要だ。
最近の負荷は体にいい範囲のぎりぎりのところという感じがする。
これ以上の負荷はかけないようにしたい。
そのため、自己ベスト更新は目標にしない。
60歳からは給料が大幅に下がる。
65歳で定年退職した後は、埼玉の自宅を拠点にフリー奏者として活動する。
早めにフリー奏者になるのも一つの手だが、何らかの定収入は必要だと考えている。
フェニックスホールで音楽の花束本番。
前半はブルッフのクラリネットのヴィオラのための二重協奏曲。
ブラームスの晩年を思わせるしっとりとして美しい曲を、クラリネット三界君とヴィオラ安保さんの素晴らしい演奏で堪能した。
後半はブルックナーの交響曲第7番。
沼尻さんのおかげで名曲を味わいながら演奏することができた。
本番後はソリストの二人をヴィオラ、木管を中心としたメンバーで囲んで打ち上げ。
人数は三十人ぐらいだったか、大いに盛り上がった。
21時30分出発、7.11km。
食後のためペースを落とし、距離を短くした。
ベストは1km4分39秒、平均ペース1km4分49秒、平均心拍数136bpm、平均ピッチ189spm。
5月17日
音楽の花束のリハーサル三日目、明日本番。
沼尻さんは題名のない音楽会で「ここが大嫌いブルックナー」というタイトルの回を収録したそうだ。
7月初旬放送とのこと。
下野さんはブルックナー教の敬虔な信者だ。
それに比べると、沼尻さんは挿入される話が面白いのだけど世俗的すぎて、この人信者ではないのでは?と思ったりもする。
今日の一コマ目はブルックナーの交響曲第7番を通して練習したのだが、沼尻さんの姿が消えて音楽だけが残った。
留学中、アリニョン先生にQue de musique!(音楽のみ、それ以外のことをやるな!)と言われたのを思い出した。
沼尻さんが音楽に必要な動きしかしないからこういう現象が起こるのだろう。
いい指揮者とはそういうものかもしれない。
みんなをリラックスさせるために話を面白くはしているが、音楽の本質は確かにそこにある。
18時45分出発、9.74km。
ベストは1km4分27秒、平均ペース1km4分40秒、平均心拍数132bpm、平均ピッチ186spm。
若干さぼっているレベルの心拍数で平均ペース1km4分40秒が出たのはうれしい。
5月16日
音楽の花束のリハーサル二日目。
午後、クラリネット三界君、ヴィオラ安保さんとブルッフのクラリネットとヴィオラのための二重協奏曲を合わせた。
三界君は美しい音色で表現も素晴らしい。
安保さんはソロがあるのにブルックナーも弾いている。
ブルッフも余裕の演奏。
三界君にもブルックナーを吹いてもらえばよかったかな。
18時45分出発、9.8km。
昨日飛ばした疲れと強い向かい風のため前半はペースが上がらなかった。
ベストは1km4分29秒、平均ペース1km4分48秒、平均心拍数135bpm、平均ピッチ190spm。
5月15日
音楽の花束のリハーサル初日。
曲はブルックナーの交響曲第7番など。
指揮は沼尻さん。
前回は2022年5月に下野さんの指揮で演奏した。
この時はハース版だった。
今回はノヴァーク版で演奏する。
ハース版にはシンバルとトライアングルがなく、ノヴァーク番にはある。
シンバルは1発、トライアングルは数秒で仕事が終わる。
ほんのわずかな違いなのだが、これによって印象が随分違う。
個人的にはシンバルとトライアングルがある方が好きだ。
第2楽章はワーグナーチューバを使用した葬送の音楽。
3拍子の部分は第九のオマージュで、亡くなった人との幸せな時を思い出しているかのようだ。
終盤はタンホイザーを連想させる。
ヴァイオリンの連符は明らかにタンホイザー序曲のそれだ。
重い十字架を背負って歩き、立ち止まり、それを繰り返しながらクライマックスへと向かう。
三十数年前、井上道義さん指揮新日本フィルにエキストラとして加わりこの曲を演奏した。
井上道義さんは本番だけ、第2楽章クライマックス、シンバルとトライアングルが入るところで、まるで突然意識を失い崩れ落ちるような指揮をした。
その時、ベテラン打楽器奏者の方は「ジュウワアアアン~」と、まず先端が振動しそれから徐々に全体が振動するような音を出した。
あの感動的なシンバルは忘れられない。
夜はサウルス広島練習会に参加した。
今日の課題は、1km4分25秒3km、4分20秒2km、フリー1kmで、間は3分間のジョギング。
普段もっと速い組の人がレースの関係で降りてきていて、フリーは皆さん速かった。
5人中5番目の私が1km3分59秒、皆さんは3分50秒台前半ぐらいか。
平均ペース1km4分18秒、平均心拍数147bpm、平均ピッチ187spm。
シューズはフューエルセルSCエリートV4。
プロコフィエフ ピアノ協奏曲第3番
https://youtu.be/74KZpaejvug
ブルックナー 交響曲第7番第1楽章(1st,2nd)
https://youtu.be/cQUADCYv0p0
ブルックナー 交響曲第7番第1楽章(1st)
https://youtu.be/9sQidHJb7Fs
ブルックナー 交響曲第7番第1楽章(2nd)
https://youtu.be/6nH4mB04gx4
ブルックナー 交響曲第7番第4楽章(1st,2nd)
https://youtu.be/0HIdoVWLf8w
ブルックナー 交響曲第7番第4楽章(1st,2nd)2
https://youtu.be/8LxXTtIlVA8
5月14日
18時49分出発、8.05km。
明日のサウルス広島練習会の課題は1km4分25秒3km、4分20秒2km、フリー1km。
それに合わせて距離を短くしペースを上げた。
シューズは久しぶりのフューエルセルSCエリートV4。
着地はミッドフットのややフォア寄り。
ストライドの伸びるシューズだが、今日はピッチも上げることができた。
タイムは速い順に1km4分17秒、4分18秒、4分26秒、4分27秒。
平均ペース1km4分35秒、平均心拍数137bpm、平均ピッチ189spm。
明日は頑張れば何とかクリアできそうだ。
5月13日
ヤマザキマリ著「ヴィオラ母さん」を読み終えた。
テルマエ・ロマエなどで有名な漫画家のお母さんは、札幌交響楽団創立メンバーのヴィオラ奏者だった。
両親が近くにいない状況で、死別、離婚したった一人で二人の娘を育てるのがどれほど大変だったかは想像を絶する。
破天荒な母と書かれているが、生き方や考え方は近いものを感じる。
音楽家であれは一般の人よりは多少なりとも母リョウコ寄りの人が多いと思う。
この母にしてこの娘ありという印象も強く受けた。
母リョウコの眩しいほどの明るさ、前向きさには読んでいて元気をもらえる。
18時43分出発、9.72km。
南風だが、その割には空気が澄んでいて涼しい。
昨日雨で休んだので体が走りたがっている。
ベストは1km4分22秒、平均ペース1km4分39秒、平均心拍数136bpm、平均ピッチ189spm。
久しぶりの平均ペース1km4分30秒台がうれしい。
購入者の声
<トスカ・グリーンラインのベルをご購入の方より>
遠くまで響くような、音量が大きくなったような感じです。
ベルを変えたことで、意識も変わりました。
先生に選定していただいたマウスピース、ベルを大切に、たくさん吹きたいと思います。
お忙しい中、ありがとうございました!
5月12日
特別定期演奏会本番。
人生でこんな体験は何度できるだろうと思うほど記憶に残る演奏会になった。
客席は総立ちになり、異様な興奮に包まれた。
留学中パリで聴いた時は、準備できなかったという理由だったか、チャイコフスキーのピアノ協奏曲を弾くはずがモーツァルトに変更になった。
私自身は好きな演奏だったが、それを嫌う友人も多かった。
「完璧な演奏ではないが、」と批評に書かれたこともある。
アンサンブルばかりでソロを弾かなかい時期もあった。
70代、80代と進化し、今の演奏が技術の高さ、表現力、あらゆる面で最も優れている。
今年83歳とのことだが、もはや人の領域を超えつつあるように思える。
アンコールはシューマンの幻想小曲集夢のもつれ、バッハのイギリス組曲第3番よりガヴォットの2曲。
いずれもいかにもアルゲリッチさんらしい演奏。
とすっかりお客さんモードになっていたら、第3楽章を途中からもう一度演奏すると言われて慌てた。
5月11日
特別定期演奏会のリハーサル三日目、明日本番。
今日のリハーサルでアルミンクさんが話したように、確かにこの曲には第1次世界大戦の予兆と妻アルマの不倫が暗い影を落としている。
特にアルマの不倫にはかなりのショックを受けたようだ。
そういう視点で聴けば、なるほどと思える部分も多い。
午後はアルゲリッチさんとプロコフィエフのピアノ協奏曲第3番を合わせた。
アルゲリッチさんとの共演は今回が3回目だが、今回がいちばんゾクゾクする。
打鍵の強さ、テンポの速さ、完璧なテクニック、圧倒的な表現力。
82歳というのに衰えるどころかむしろ凄みを増している。
昨日までのリハーサルでいくら何でもそこまで速くないだろうと思った箇所は、結局それぐらいのテンポだった。
2018年よりむしろ速いのではないか。
オーケストラが鳴っているところでも音がクリアに聴こえるというのも驚異的だ。
日本人とそれほど身長が違わないのに、なぜそんなことができるのだろうか。
18時40分出発、9.76km。
南風が強く、前半はペースが上がらなかった。
ベストは1km4分25秒、平均ペース1km4分46秒、平均心拍数135bpm、平均ピッチ188spm。
5月10日
特別定期演奏会のリハーサル二日目。
アルゲリッチさんとベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番を共演したのは2015年のことだ。
8月5日に行われた平和の夕べと8月11日にサントリーホールで行われた東京公演。
東京公演は天皇皇后両陛下がいらして天覧公演となった。
アルゲリッチさんと別府アルゲリッチ音楽祭でショスタコーヴィチのピアノ協奏曲を共演したのは2016年5月7日。
凄まじい演奏だった。
18時43分出発、9.79km。
西の空には瞼を閉じたような月。
ベストは1km4分35秒、平均ペース1km4分46秒、平均心拍数135bpm、平均ピッチ189spm。
昨日より平均ペースが4秒遅いが、10km弱二日目なのでこんなものだろう。
無理はしない。
好きなように、体が走りたいように走る。
5月9日
特別定期演奏会のリハーサル初日。
曲はマーラーの交響曲第10番「アダージョ」、プロコフィエフのピアノ協奏曲第3番など。
指揮はアルミンクさん。
マーラーの交響曲第10番は聴いていると三途の川を渡っているかのような情景が思い浮かぶ。
絶望、絶叫と浄化。
調性は壊れかかっていて、この先にベルク、シェーンベルクなどの音楽が続く。
絶叫の部分はクラスターの先駆けとも言える。
アルゲリッチさんとプロコフィエフのピアノ協奏曲第3番を合わせるのはあさってからで、今日はオーケストラのみでリハーサルを行った。
アルミンクさんはアルゲリッチさんの演奏を研究し尽くしていて、思わず本当?と言いたくなるほど速いテンポで指揮したりする。
アルミンクさんはアルゲリッチさんのことを「マルタちゃん」と呼ぶが、ひょっとして誰か「ちゃん」の意味を違って教えていないだろうか?
そういえば昔、某クラリネット奏者が講習会で外国から来た女の子に「大きなお世話様でした!」という言葉を教えて、その子が連呼していたことがあった。
18時44分出発、9.79km。
南風が強いが、まるで北風の時のように気温が低く空気が澄んでいる。
シューズはシエロX1。
ベストは1km4分28秒、平均ペース1km4分42秒、平均心拍数135bpm、平均ピッチ187spm。
5月7日
椿山荘のザ・ビストロというお店で昼食。
初めて庭園を歩いた。
壮大な敷地は台地のヘリの傾斜地にあり眺めがいい。
池、滝、三重塔、神社、鬱蒼とした森などその規模の大きさと長い歴史に圧倒された。
お店はそれほど高額ではなく、接客が素晴らしかった。
16時27分出発、6.78km。
雨上がりで曇っていたので早めの出発。
登山の筋肉痛がしつこいが、スピードは戻ってきた。
ベストは1km4分33秒、平均ペース1km4分43秒、平均心拍数139bpm、平均ピッチ190spm。
5月6日
プロコフィエフ ピアノ協奏曲第3番
ピアノ:アルゲリッチ
シンガポール交響楽団 2018年 ユーチューブ
衰えないというよりは、若い頃よりも凄みを増している。
この曲は特に相性がいい。
82歳の今回、どんな演奏を聴かせてくれるだろうか。
プロコフィエフはクラリネットのB♭管A管を考慮しなかった。
B♭管かA管かを決めているのはパート譜を作る人だ。
バレエ「シンデレラ」では、B♭管の多いものとA管の多いもの、2種類のパート譜を持っている。
つまりパート譜を作った人が違うということだ。
この曲はA管の楽譜しか見たことがないが、特に第1楽章ハ長調の超高速音列はA管で♭3つで演奏するよりもB♭管で♯2つで演奏した方がよいのではないかと思う。
18時7分出発、5.13km。
登山の筋肉痛のためペースを落とし距離を短くした。
ベストは1km4分46秒、平均ペース1km4分59秒、平均心拍数13bpm、平均ピッチ187sppm。
5月5日
高川山のページができました。
https://clacla.okunohosomichi.net/240504takagawayama.html
2024年5月4日 高川山
ゴールデンウィークでどこも人が多い。
初狩駅から高川山へ。
男坂は確かに岩場の急登だが、それほど難しくはない。
山頂は大勢の登山者で賑わっていたが、富士山などの絶景を楽しめた。
高川山には2010年12月16日に登っている。
この時は眺めがいまひとつだった。
田野倉駅に下山し、歩行時間2時間20分というからあっという間の登山だった。
今回は大月駅まで尾根を縦走してみた。
そのほとんどが美しい自然林で、体が緑色になるかと思うほど新緑を思う存分浴びた。
所要時間3時間30分、歩行時間3時間10分。
5月3日
池袋駅にあるお気に入りのタイ料理店で昼食。
今日はパッタイを注文した。
この美味しさの秘密はどこにあるのか。
混みあった店内の会話、大音量の音楽、店員の声がホワイトノイズのようになり意識から消えていく。
甘み、酸味、脂味、旨味。
そこにニラ、もやし、干しエビ、ナッツなどの食感や味わいが加わり複雑に絡み合う。
そのバランスがいつ食べても絶妙に取れているのだ。
昨日生徒から連絡があり、モパネのR13を選定して欲しいとのことで、今日急遽下倉楽器で選定した。
元々予定になかったものが入ってきてしまい、たまたまクランポンに1本だけあったそうだ。
この生徒はトスカグリーンラインのB管A管を持っており、セカンド楽器としての購入。
私でも持っていないのに、というかプロでも数人しか持っていないのに何とも贅沢な趣味だ。
やはりモパネはいい。
divineはグラナディラでは上手く吹けないのにモパネだといいと感じる。
今回のR13もグラナディラより魅力的だと思った。
完全定価販売割引なし。
選定料もかなり少額になるとのことだが、生徒が楽器を選定して欲しいと言っているのだからしないわけにもいかない。
帰りに石井スポーツに寄ったらオスプレーのリュック、エクソスプロ55が置いてあったので購入した。
現在使用している同じくオスプレーのレヴィティ45は二代目で、初代と合わせて10年以上愛用している。
幅が広く大きめのリュックでないと入らないクランポンの軽量ダブルケースがちょうど入り、背面メッシュパネルの通気性とクッション性、左右のポケットの上からだけでなく横からも取り出せる構造、45リットルで800gという軽量性など一旦慣れてしまうともう離れられない。
二代目を購入した際にはすでに製造が打ち切られていて、これが駄目になったらどうするんだろうと思いつつ5年ほど過ごした。
昨年になってエクソスプロ55の情報が入ってきたが、日本での販売が始まったのはつい最近のことだ。
まさか店にあるとは思わなかった。
高さや幅、基本的な構造などはほぼ同じで、960gと重くなってしまったのは残念だが、その分生地が丈夫になったように感じるし、容量やポケットが増えた。
しばらくの間はエクソスプロ55を普段用、レヴィティ45を登山用として使おうと思う。
18時17分出発、5.16km。
明日の登山のため距離を短くした。
ベストは1km4分31秒、平均ペース1km4分43秒、平均心拍数135bpm、平均ピッチ191spm。
5月2日
18時1分出発、9.89km。
黒目川のコースは緑にあふれ、菖蒲、シラン、シャクナゲ、ツツジ、スイカズラなど多くの花々が咲き乱れている。
1km4分30秒台ぐらいのきつさを感じたが、実際には平均ペース1km4分42秒だった。
寝ている間に室温が下がることによる体調不良が原因ではないかと思う。
ベストは1km4分34秒、平均ペース1km4分42秒、平均心拍数138bpm、平均ピッチ190spm。
数値としても、ペースに対していつもより心拍数が高い。