2024年1月8日甲州高尾山


標高1120m

前回は2013年4月27日に登った。
新緑と花々が楽しめたが、南アルプスには雲がかかっていた。
冬は寒く新緑も紅葉もないが、これほど見事な遠景に出会える季節は他にない。

甲府盆地の縁に立ち、南アルプスの絶景を楽しみたい。
そんな願いは、勝沼ぶどう郷駅を出たところですぐに叶えられる。
もはや登山する必要はないのではないかと思うほどの絶景を堪能しながら、ブドウ畑の中を大善寺へと進む。

登山道は大善寺の少し先から始まる。
急登が延々と続き、落ち葉が積もって滑りやすい。
下りに取る場合は特に気をつけた方がいい。
眺めのいいところで休憩しようと思いつつひたすら登っていたら、山頂(東峰)に着いてしまった。
山頂では甲府盆地と南アルプス、富士山など360度の絶景を眺めながらしばらくゆっくりした。

大滝不動尊への下りは倒木が多く、まるでアスレチックだ。
不動滝は凍り付き、その氷が時折音を立てて剥がれ落ちていた。

ここから駅までは長い車道歩きだが、絶景が広がっているので苦にならない。
麓に降りると再びブドウ畑の中の道になる。


甲州高尾山山頂から南アルプス全景。





左から聖岳、赤石岳、荒川岳。





左から農鳥岳、間ノ岳、北岳の白根三山。





左から薬師岳、観音岳、地蔵岳、アサヨ峰、甲斐駒ヶ岳。地蔵岳山頂にオベリスクが見える。





富士山の北側斜面は凍り付いてキラキラと光って見える。





大滝不動尊上部の展望台からの眺め。左から編笠山、権現岳、阿弥陀岳、赤岳。





不動滝は凍り付いている。





金峰山山頂に五丈岩が見える。





左に金峰山、右に国師ヶ岳。