2024年9月11日笠ヶ岳
笠ヶ岳山頂6時出発、新穂高温泉11時到着、所要時間5時間(コースタイム6時間25分)。
朝4時半頃、山小屋から外に出ると槍穂高連峰の絶景が朝焼けに浮かび上がっていた。
頭上には星空。
この眺めを見られただけでも満足だ。
朝食を終え日の出前に小屋を出て山頂を目指したのだが、すでに雲が上がり始めていた。
通常は日差しで空気が暖められて日の出から数時間後に上がってくるものなのだが。
今回は天気予報に対して運の悪い登山だったと言える。
山頂は雲に覆われていたが、乗鞍岳、御嶽山が一瞬見えた。
途中、アキノキリンソウやチングルマの綿毛に癒されながら下った。
ストックはいいと思った。
下りで後ろで支える足の負担を特に軽減してくれる。
ただ私はカメラを持っているのでできれば持ちたくない。
考えることが増えるし、ペースは遅くなる。
今回は足、特に大腿四頭筋を限界まで鍛えた。
何とか最後まで持ってくれた。
熊撃退スプレーを持っている人は見かけなかった。
鈴は多くの人が鳴らしている。
実は本州以南のツキノワグマに関しては、登山中に遭遇することは極めて稀だ。
多いのは山菜取り。
ひょっとしたら町で被害に遭う人の方が多いのではないか。
百名山だが、元々北海道はお金がかかるので一座も登っていない。
最近はヒグマの問題もあり、ますます難しくなっている。
他にも難しい山が残っていて、今後の登山をどうするか悩ましい。
夜明け前の槍穂高連峰。
左に穂高岳、右に富士山、甲斐駒ヶ岳。
朝食後、急いで出発。まだ日の出前。
富士山、甲斐駒ヶ岳、仙丈ケ岳方面。
富士山と甲斐駒ヶ岳。
再び笠ヶ岳山頂へ。
笠ヶ岳山荘。雲が上がってきた。
槍ヶ岳
雲に覆われる笠ヶ岳山頂と乗鞍岳、御嶽山。
乗鞍岳と御嶽山。
イワヒバリ
ネバリノギラン
抜戸岩を通る。
チングルマの綿毛
北穂高岳
西穂高岳