2025年6月7日阿蘇高岳


標高1592m

宮地駅からタクシーで仙酔峡へ。
ロープウェイの廃墟沿いに一度は遊歩道として整備され現在は崩壊しつつある道を進む。
2010年までは運行されていたそうで、それほど昔の話ではない。

火口東展望所付近は硫黄の匂いがして緊張感がある。
荒涼とした火山の風景に圧倒される。

中岳経由で阿蘇山の最高地点である高岳へ。
高岳東峰はミヤマキリシマでピンク色に染まっていた。

中岳まで戻り、南岳から火口方面に下る。
ごつごつした岩が積み重なる急斜面で初心者には厄介な道だ。
最低でも登山靴は必要だと思うが、半袖短パンスニーカーの外国人もいる。

砂千里は火山ガスが発生するためロープが張られているが、なぜか多くの人が歩いている。
火口西展望所は大勢の観光客で賑わっていた。

百名山の中でもスケールの大きさ、火山の荒々しさ、ミヤマキリシマの美しさで圧倒的な存在感を放つ。
記憶に残る一日になった。


ロープウェイの廃墟を見上げながら崩壊しつつある遊歩道を進む。





ロープウェイの廃墟、登山口近くにある仏舎利塔、遠方に九重連山。





火口東展望所にて。





火口東展望所から馬の背の稜線を望む。





火口の先に烏帽子岳、草千里ヶ浜、杵島岳。





中岳を目指し馬の背を登る。





マイヅルソウ





ミヤマキリシマ





ミヤマキリシマに彩られた天狗の舞台。





左遠方に高岳。





鷲ヶ峰、仏舎利塔方面を見下ろす。





正面に根子岳。





根子岳方面。肉眼では右遠方に祖母山が見えていたが、写真では分かりにくい。











南岳から火口方面に向けて急斜面を下る。