2017年11月分


11月30日
クランポンが来年から値上げするそうだ。
楽器などの購入を考えている人は今年中に買った方が安い。

ディスカバリー・シリーズのリハーサル三日目、明日本番。

17時30分出発、11.22km。
一昨日までとは別人のようなコンパクトな走りができた。
この走り方ならいくらでも走れるし、故障もしにくいだろう。
昨日ナイトランでゆっくり走ったのがよかった。
ストライドを狭くし、スピードを落とす。
ただしピッチは速くしていい。
足底腱膜炎にならないよう小指の付け根付近での着地を心がけた。
ベストは1km4分57秒、平均ペース1km5分10秒、平均心拍数136bpm、平均ピッチ186spm、平均歩幅1.04m。
この走り方を基本としそこから距離を伸ばしたりスピード練習を入れたりすれば、大田原マラソンよりはましに走れるはずだ。

11月29日
ディスカバリー・シリーズのリハーサル二日目。
ウェーベルンの交響曲は管楽器はクラリネット、バスクラリネットとホルン2本のみ。
ウェーベルン編曲のバッハはフルート1本、ファゴット1本、金管3本と小編成の中、クラリネットとバスクラリネットはきっちり入っている。
シューベルトの交響曲第3番にもソロが多く、結果としてリハーサル後はしばらくひどい疲労感があった。

夜は広島城ナイトラン。
楽しくおしゃべりしながら走ると、疲れが取れて気分がすっきりした。
ゲルフェザーグライド4でもゆっくり走れることが分かり一安心。

11月28日
ディスカバリー・シリーズのリハーサル初日。
このシリーズは全て下野音楽総監督が指揮する。
午前中はシューベルトの交響曲第3番。
マニアックな曲を取り上げるはずのこのシリーズだが、この曲は文句なしの名曲。
スッペの喜歌劇「美しきガラテア」序曲もいいし、ウェーベルンのバッハも面白い。
今回に関しては名曲シリーズとして聴きに来てもらっても大丈夫なプログラムだ。
唯一ウェーベルンの交響曲だけがマニアックだが、宇宙を浮遊しているようなつもりで聴いてもらうと意外といいかも知れない。
午後はバッハ作曲ウェーベルン編曲「音楽の捧げもの」から6声のリチェルカーレとウェーベルンの交響曲のリハーサル。
バッハはウェーベルンの一つのメロディをいくつもの楽器でリレーする独特のオーケストレーションが面白い。
ウェーベルンの交響曲は、分析すると鏡のようになっていたりフーガになっていたりと凝った作りが見えてくる。

夜は新入団員歓迎会。
ヴァイオリンのOさん、Mさん、ヴィオラのAさんの入団を数十名で祝った。

21時25分出発、5.27km。
ベストは1km4分50秒、平均ペース1km5分4秒、平均心拍数140bpm、平均ピッチ186spm、平均歩幅1.06m。
ゲルフェザーグライド4三日目。
ソールの厚さ、硬さ、クッション性は文句なしだが、やはりストライド走法により足への負担が増している。
フルマラソン直後とはいえ、毎日5kmしか走っていないのに今日の後半の失速はひどい。
最初からもっとゆっくり走ればいいのだろうか。

11月27日
夕方、Aさん、Sさんと縮景園へ。
ライトアップは初めて見たが、紅葉が見頃で予想以上に美しかった。
その後、隣の広島県立美術館内にあるゾーナ・イタリアというレストランで夕食。
新人の店員があまりにも初々しくて笑えたが、料理は美味しかった。

21時8分出発、5.16km。
今日もゲルフェザーグライド4。
向かい風にはそうでもないが、追い風に乗ると滑るように前に進み強い快感が得られる。
ターサージール4のようなぴょんぴょん飛び跳ねる感じではないのであの時ほどの負荷にはならないと思うが、これで長距離を走るとどうなるだろう。
ベストは1kmm4分43秒、平均ペース1km4分59秒、平均心拍数145bpm、平均ピッチ186spm、平均歩幅1.08m。
やはりストライド走法になるシューズだ。
ピッチ走法を促すフラットソールのはずなのに、一体どういうことだろう?

11月26日
広島市マーガレットコンサート本番。

石井スポーツでゲルフェザーグライド4を購入。

19時21分出発、5.27km。
買ったばかりのゲルフェザーグライド4で走ってみた。
レースとスピード練習はターサージールでいい。
しかしターサージールだけで毎日走っていると故障してしまう。
スカイセンサーグライド3も持っているが、薄い上に柔らかすぎて種子骨炎を発症しかねない。
見た目はいかにも分厚いが、実際に走ってみると軽くするすると足が前に出る。
まるで滑空しているようで、強い快感が体を走る。
フラット着地でピッチ走法を促すはずが、なぜかストライドが広く、スピードが出ないシューズを買ったはずがやたらと速い。
硬さとクッション性はほどよい。
しかしストライドが広くスピードが出るということは足に負荷がかかるということで、本来の意図とは違う。
このあたりが今後どうなるか。
ベストは1km4分55秒、平均ペース1km5分10秒、平均心拍数134bpm、平均ピッチ185spm、平均歩幅1.05m。

フルマラソンから中二日で普通に走れるというのは記憶にない。
30kmから頑張る余力を残して走っていたのに、30kmからファンランしてしまって結局頑張って走っていないからだ。
次回はもっと真面目に走ろう。

購入者の声
<M30ライヤー・プロファイルとM30プロファイルをご購入の方より>
先日、マウスピースが無事に届きました。
B系のマウスピースを使っていたのでリードを選び直して数日吹いてみました。
どちらも吹きやすく、コンパクトかつ音の通りの良いM30ライヤーも、より太さのあるM30と、それぞれ魅力があり、吹いていて楽しいです。
いつも良いものをありがとうございます。

11月25日
今日は広島市マーガレットコンサートのリハーサル、明日本番。
後半は障がい者の皆さんの合唱や和太鼓と共演する。
指揮は瀬山智博さん。
タレントの副島淳のような見事なアフロヘアが特徴的だ。
肌も黒いしハーフのようにも見えるが、顔は日本人。
運命第一楽章は指揮者の力量がよく分かる。

テレビが壊れてしまい、ソニーに電話したら10年前の機種で部品もないと言われ、仕方がないので急遽ビックカメラでこれまでと同じ32型を購入。
東芝が2万円台だったが、見比べるとソニーの画面が美しい。
ソニーのフルハイビジョンとハイビジョンを見比べ、フルハイビジョンを選んだ。
設置するとなんだか小さい。
思わず画面の大きさを計ってしまった。
10年でテレビはこんなに小さく軽くなったのか。
これならもう一つ大きいのでもよかったか。
画面はやはり格段にきれいだ。
ネットの動画も見られるそうだが、多分使わないと思う。

今回大田原マラソンでは30km以降ファンランで無理しなかったので、筋肉痛があまりない。
中二日で明日から走れそうな感じがする。

2017年11月23日第30回大田原マラソン

高尾哲也
ナンバー:1648
マラソン男子50歳代の部
313位

スプリット ラップ
Start 00:00:18
5km 00:25:18 0:25:00
10km 00:49:46 0:24:28
15km 01:14:28 0:24:42
20km 01:39:08 0:24:40
中間 01:44:29
25km 02:03:59 0:24:51
30km 02:29:34 0:25:35
35km 02:56:42 0:27:08
40km 03:23:51 0:27:09
Finish 03:36:15 0:12:24

これを見ると、自分で思っていた以上に前半の貯金がない。
このコースは7kmから23.7kmまでが下りで、23.7kmから35kmが上り。
しかも上り区間は山から吹き下ろす北風でペースを保つのはかなりきつい。
前半心拍数を抑えつつもう少し貯金ができないとサブ3.5は厳しい。
25kmから30kmはまだ頑張って走っていたが、30kmを過ぎて5km10秒台が続き、これは無理だとあきらめた。
その後は、ピッチと腰の回転をできるだけ保ちつつ那須岳などの山々や広大な田園風景を楽しみながらファンラン。

<心拍数>
平均心拍数は153bpmといつもの155bpmよりも大分低い。
実は平均で1bpm違うと相当な差がある。
前半心拍数は概ね150〜152bpm以下に抑えられた。
抑えた分30km以降で上げるべきなのだが、それだけの足が残っていなかった。
後半も前半と大して変わらない心拍数が続いた。

<練習不足>
こういう結果になった理由は結局練習不足に尽きる。
9月の種子骨炎を10月まで引きずり、治ってきたところで今度は足底腱膜炎。
いずれも足裏の痛みである。
これまでアップダウン用は別にあったが、平地ではずっとターサーで走ってきた。
しかしシューズの軽量化によりスピードが上がり、それにより足への負担が増した。
広島ではアスファルトを走るので、もっとクッション性のあるシューズで足を休める必要がある。
スカイセンサーグライドはクッションはいいが、柔らかくて種子骨炎の痛みが出たことがありちょっと怖い。
ライトレーサーあたりはどうだろうか。

始発の新幹線で那須塩原駅7時32分到着。
そこから送迎バスに20分ほど乗り会場へ。
天気は雨で、レース中も振り続けるという予報。

大田原マラソンは制限時間4時間。
一般ランナーもスペシャルドリンクを置けるのが特徴だが、私は使ったことがない。
見つけるのが大変そうだし、「またないよ!」と叫んでいたランナーもいた。

9時以降はずっと本降りの雨。
しかしスタートしてしばらくすると小雨になり、やがて上がった。
結局のところ、雨のダメージはそれほどなかった。
むしろ昨晩から降り続いたため最低気温が下がらなかったこと、曇りで紫外線は弱いし気温もそれほど上がらなかったことなどメリットが大きい。
風がそれほど強くなかったのもこの天気のおかげかもしれない。
終盤は晴れたが、ゴール前トラックでは猛烈な風に見舞われた。
23.7kmからの上りでこの強風に見舞われたらタイムどころではない。

平均ペース1km5分6秒、累積標高差+−173m、平均ピッチ193spm、平均歩幅1.02m。

思うように走り込めなかったことがそのままタイムにつながり、まあそうだろうなと納得している。
タイムは置いておいて、雄大な景色が心に残るいい大会だった。
北九州マラソンは思うように走り込んで参加したい。

11月21日
昨日の話。
14時59分出発、4.2km。
夜の会議のため、普段より速い出発。
疲労回復ランニング。
平均ペース1km5分17秒、平均ピッチ188spm、平均歩幅1.01m。

夜はオケ協全国幹事会。
会議後は交流会。

ここから今日の話。
16時40分出発、4.13km。
ベストは1km4分42秒、平均ペース1km5分1秒、平均心拍数141bpm、平均ピッチ188spm、平均歩幅1.06m。
二日間ターサージール5で走ってみた。
軽くするすると足が前に出るし、クッション性もいい。
ただ、やはりこのクラスのシューズがこんなに柔らかくて大丈夫かという感じはする。
結局それが私の場合は種子骨炎の原因になった。
後半いいペースで走れた。
調整は完璧。
問題はサブ3.5の練習ができていないことと、雨の可能性。

購入者の声
<ブラックダイヤモンドをご購入の方より>
早速、試奏してみたところ、とてもレスポンスが良く、また音色も作りやすく、すごく吹きやすいイメージです。
良いマウスピースを選定いただき、ありがとうございます。
また、機会がありましたら、よろしくお願いいたします。

11月19日
16時35分出発、5.07km。
ターサージール6の試し履き2回目。
1回目はターサージールTS4との比較だったが、今日はターサージール3との比較。
昨日が疲労回復ランニングで足の疲れがすっかり取れスピードが出る素地になってはいるが、それにしてもよく進む。
非常に軽く、グリップ力があり、クッションも心地よい。
ベストは1km4分18秒(161bpm)、平均ペース1km4分42秒、平均心拍数151bpm、平均ピッチ193spm、平均歩幅1.1m。
3と比べてこれほどいいとは思わなかった。
超人になった気分で、強い快感が体を突き抜けた。
これがあるからランニングはやめられない。
歩幅は昨日より10cm伸びている。
平均ピッチが180spmと仮定すると、昨日より1秒で30cm、10秒で3m、1分で18m速く進む。
これはすごい差だ。

11月18日
東京芸術劇場で音楽大学オーケストラ・フェスティバルを聴いた。
ほどよい残響が心地よい。
広島市中心部にもこんなホールがあるといいんだけど。
前半は東京芸術大学がストラヴィンスキーのバレエ音楽「ペトルーシュカ」1947年版を演奏した。
個人の力量が高く、よくまとまり、完成度の高い演奏だった。
特にフルート、クラリネット、ファゴットの1番は今すぐどこかのオーケストラに入っても不思議ではない。
後半は桐朋学園大学がプロコフィエフのバレエ音楽「ロメオとジュリエット」より抜粋を演奏した。
弦楽器、特にヴァイオリンが艶やかで表情豊かだ。
華やかで感情を揺さぶる演奏に、満席の聴衆は大いに沸いた。

18時42分出発、5.11km。
疲労回復ランニング。
平均ペース1km5分18秒、平均心拍数137bpm、平均ピッチ189spm、平均歩幅1.00m。
距離は短くてもペースは維持しようと思って出発したが、無意識はレースに向けて力をセーブしたがっている。
意識と無意識で意見が異なる時は、無意識に従った方が大体正しい。
無意識の言う通り、疲労回復に努めた。

11月17日
下倉楽器でM30、M30プロファイル、M30ライヤー・プロファイル、ブラックダイヤモンドを選定した。
やはりブラックダイヤモンドは音がこもるものが多い。
いくら音色がよくても、音がこもるとそこから身動きが取れない。
素直に鳴るものを選んだ。

17時7分出発、6.31km。
思ったよりも足に疲労感があり短い距離で切り上げたが、走り終えるとそうでもない。
もうちょっと走ってもよかったかなあ。
結局今日から疲労回復期に入ってしまった。
練習不足は明らかで、サブ3.5はまず無理。
楽しく走ろう。
ベストは1km4分53秒、平均ペース1km5分5秒、平均心拍数138bpm、平均ピッチ192spm、平均歩幅1.02m。

11月16日
新大阪から新幹線で東京に移動。
今日は富士山をとことん楽しんだ。
浜名湖から掛川駅付近まで進行方向に見えている。
その後、茶畑が広がる丘陵地帯でしばらく見えないが、大井川で再び姿を見せ、静岡駅を過ぎたあたりからは雄大な姿が望める。
そして新富士駅付近。
やはり富士山は雪があった方がいい。
雪をまとい、雲をたなびかせているその姿は見飽きることがない。

次の音楽鑑賞教室を休ませてもらっているが、この休みはこもって練習するためにある。
S君が育休でしばらくいないので、その間すべての演奏会を一人でこなす(2番はエキストラ)。
11月26日マーガレットコンサート。
12月1日ディスカバリーはスッペの美しきガラティア序曲、ウェーベルンの交響曲、シューベルトの交響曲第3番など。
12月3日は歌伴奏、カルメン組曲ときてスペイン奇想曲が大変。
12月5〜7日は音楽鑑賞教室。
12月13日は新人演奏会。ニールセンのフルート協奏曲は相当に練習しておかないといけない。
12月15日アスティふれあいコンサート。
12月17日第九ひろしま。

16時21時分出発、14km。
大田原マラソンまで1週間。
本来なら最後の強い負荷をかける日だ。
真剣に走った。
ベストは1km4分44秒、平均ペース1km5分1秒、平均心拍数146bpm、平均ピッチ193spm、平均歩幅1.03m。
足裏に諸問題を抱えていると、木屑を固めた道は本当に助かる。
これだけ走ってもなんともない。
このコースでこのペースだから、普通のアスファルトなら確実に1km4分50秒台が出ている。
疲労感がまるでないのは逆に問題だ。
足底腱膜炎の予感で二日間自転車、本番後5km、昨日は階段とほとんど走れていないのだ。
普段と一日ずれるが、明日は強めの負荷をかけてみよう。
25kmまではサブ3.5ペースで走れると思うが、その先を走り切るための練習ができていない。
まあ駄目なら駄目で練習不足なのだから仕方ない。

11月15日
新幹線で大阪に移動。
ザ・シンフォニーホールで大阪公演本番。
カティア・ブニアティシヴィリさんは、昨日はタイトな白のドレスでマリリン・モンローのようだったが、今日はタイトな赤のドレスでまさにカルメン。
その演奏は、陶酔的であり情熱的でもある。
チャイコフスキーのピアノ協奏曲は終楽章が速すぎて大変。
ここまで緊張する曲じゃないはずなんだけど。
第2楽章冒頭で、フルートのMさんににっこり笑ってウインクしたそうな。
オーケストラのみの部分は、うっとりとした顔でこちらを見つめている。
最後の音を弾くとにっこりと笑い、音を切る瞬間左手を真上に上げて決めのポーズ。
終わると投げキッス。
今日も客席は大いに盛り上がった。
後半、バルトークの管弦楽のための協奏曲は、ハンヌ・リントゥさんは昨日と違う持って行き方をしたりしたが、今日も完成度の高い演奏だったと思う。

新大阪駅近くのホテルに宿泊。
今日は階段トレーニング。
1階から14階×7回。
初回は二段飛ばしで上ったが、疲れたので二回目からは一段ずつ。
旅先で走ると、路面の状況が悪く足裏を痛める恐れがある。
今日走るのを我慢すれば、明日からは木屑を固めた柔らかい道を走れる。

11月14日
定期演奏会本番。
チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番はやはりスリリングだった。
カティア・ブニアティシヴィリさんの演奏は時に陶酔し、時に激しく燃え上がり、ジプシー的だ。
聴き取れないほどの超高速演奏についていくのは大変だが、お客さんが大いに盛り上がったのでよしとしよう。
バルトークの管弦楽のための協奏曲は、特に終楽章でうるうるしそうになるのだが、そんな場合ではない。
まだまだ難しい個所は残っている。
ハンヌ・リントゥさんの確信を持った指揮で、いい演奏になったと思う。

22時23分出発、5.28km。
二日間の自転車トレーニングが思ったよりも効果的で、どんどん前に進む。
足底腱膜炎にならないよう、右足は小指の付け根付近で着地することと、できるだけ後ろで着地することを意識して走った。
ターサージールTS4よりもさらにクッション性のいいシューズの必要性を感じた。
そういう意味ではスカイセンサーグライドがいいのだろうが、一度種子骨に痛みが出ているので履くのが怖い。
今度試しに履いてみよう。
ベストは1km4分42秒、平均ペース1km4分54秒、平均心拍数144bpm、平均ピッチ191spm、平均歩幅1.07m。

11月13日
定期演奏会リハーサル三日目、明日本番、あさって大阪公演。
午後、カティア・ブニアティシヴィリとチャイコフスキーのピアノ協奏曲を合わせた。
西洋人的な彫の深い顔に褐色の肌。
演奏は自由奔放奇想天外。
遅い部分が極度に遅いのはまだ分かるが、速い部分はとてつもない。
指揮者も唖然呆然として振り遅れていた。
ちなみに終楽章は一つ振り。
世界最速の演奏としてギネスに申請すればきっと承認されるだろう。
それでも完璧に弾いているのだからすごいとしか言いようがない。
そもそもこんなテンポで弾こうと思う人が世界にいるということが驚きである。
木管は大変だが、やれるだけのことはやる。
明日あさってはジェットコースターに乗ったような気分を楽しみたい。

リハーサル後、事務局で事務折衝。

18時40分出発、11.86km。
今日も自転車。
夜の自転車は怖いのであまりやりたくないが、足底腱膜炎を発症してしまっては終わりなので仕方ない。
車の少ない裏道を経由し、昨日と同じ地点まで行った。
最高地点標高370m、上昇高度372m。

11月12日
定期演奏会リハーサル二日目。

夜中に右足首外側に痛みが出て目が覚めた時は大田原マラソンは棄権だなと思ったが、朝起きたら何ともない。
種子骨炎の再発が怖くて拇指球をなるべく使わないようにして走っていたせいだろうか。

16時25分出発、10.71km。
右踵裏に足底腱膜炎の気配があり、大事を取って珍しく自転車トレーニング。
最高地点は標高368m、高度上昇346m。
呉娑々宇山と蓮華寺山の間の道を上っていく。
この辺りの山もようやく色づいてきた。
峠上部からは夕焼けに染まった瀬戸内海や島々の景色が楽しめた。

11月11日
定期演奏会リハーサル初日。
曲はバルトークの管弦楽のための協奏曲と、ストラヴィンスキーの葬送の歌。
指揮はハンヌ・リントゥさん。
妥協のないリハーサルだが、人柄の良さが伝わるのでストレスはない。
ソルフェージュ能力が高く、曲を知り尽くしている。
イメージをしっかりと伝え、トレーナーとしても優れている。
バルトークの管弦楽のための協奏曲は、彼の人生が凝縮されたような曲だ。
それまでに積み重ねてきた民俗音楽の収集、多くの作曲により蓄積された技術やアイデア。
ナチスを嘲笑い、ナチスに追われた故郷を想う。
例えば管楽器がソロの部分で弦楽器だけを演奏しても、それが実によくできている。
無尽蔵のアイデアの独創性と完成度の高さには感嘆するほかない。
ストラヴィンスキーの葬送の歌は長年紛失していて最近発見された曲で、今回が日本初演だそうだ。
夜の墓場を歩いているようなイメージだが、ロマンティックな曲でもある。

アシックスストアで昨日発売のターサージール6を購入。
ターサージール5で種子骨炎になった反省からゲルDSレーサーとライトレーサーを試してみようと思ったが、いずれも置いていないとのこと。
アシックスの直営店にないのならどこで買えばいいのだ?
仕方がないのでゲルDSトレーナーを履いてみたが、ぷにゅぷにゅしすぎてこれじゃ駄目だ。
その間が必要なのだ。
ポイントカードがTポイントに移行したそうだが、何と200円で1ポイントだって!
1万円買って50円って、そんなのなくてもいいんじゃない?

18時34分出発、11.11km。
買ったばかりのターサージール6を試してみた。
ターサージール5に比べてソールが硬くなった。
5が出た時はその軽さとクッション性に驚き感動したものだが、結局ソールが柔らかいと足裏を痛める。
苦情が多く出たか、自らまずいと思って修正したのだろう。
内側のメッシュは確かに通気性はよくなったが、大したことではない。
4のようなぴょんぴょん飛び跳ねるようなバネもない。
あれも結局ストライド走法になり足を痛める原因になる。
何か革新的なことをしようとして上手く行かず、結局元に戻った感じだ。
つまり3を少し軽くしたようなシューズと言ってよいのではないだろうか。

残念ながら心拍数が誤動作で正確に計れなかったが、実感としては走り終えても走った気がしない。
走っている間も常に冷静でいられた。
昨日頑張って出したペースが、今日は普通に出せる。
TS4と6だから、当然これぐらいの差はあるだろう。
足の裏側、ハムストリングスからふくらはぎにかけては筋肉痛になりやすい感じはある。
ただ、最近TS4で走っているおかげでピッチ走法になっており、6もストライド走法に誘導する4のような特性はないためピッチ走法が維持され、以前に比べると筋肉痛になりにくい走りだと言えると思う。
ベストは1km4分46秒、平均ペース1km4分54秒、平均ピッチ190spm、平均歩幅1.08m。
昨日より歩幅が20cm伸びている。

11月10日
16時50分出発、11.1km。
穏やかで暖かい。
今日はレースペースを意識して走った。
ベストは1kmm4分43秒、平均ペース1km4分55秒、平均心拍数146bpm、平均ピッチ193spm。
2往復目、追い風で心拍数が下げきれなかったが、3往復目には修正できた。
1km4分43秒、心拍数153bpm→×
1km4分49秒、心拍数147bpm→〇
25kmまでは150bpm以下に抑えないと、終盤失速の原因になる。
さて、これでターサージール6を履くとどうなるかだが、調子に乗らず、ストライドを広げすぎず、同じスピードでも楽に心拍数を下げて走れる方向を目指したい。

11月9日
ひろぎんトゥモロウコンサート本番。
前半2曲目はラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。
ピアノは及川浩治さん。
強い打鍵だが、同時に非常にロマンティックな演奏。
アンコールは同じくラフマニノフの前奏曲「鐘」。
鐘の音をテーマにしつつも、世界が悪魔に支配されたかのようなぞっとする曲だ。

22時20分出発、5.13km。
大田原マラソンは後半上りで、しかも向かい風になる可能性が高い。
前回の日記には25kmから35kmを「地獄の10km」と書いてある。
にも関わらず、そんなことはすっかり忘れて申し込んでしまった。
今日は距離も短いし、向かい風に少し抵抗してみることにした。
「頑張らない。ピッチを保つ。」と唱えながら走っていたら、レース後半によく唱える「頑張らない。腰を動かす。」という呪文を思い出した。
ベストは1km4分48秒、平均ペース1km4分55秒、平均心拍数143bpm、平均ピッチ192spm。

11月8日
明日行われる「ひろぎんトゥモロウコンサート」のリハーサル二日目。
午後、及川浩治さんとラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を合わせた。
調べたら、私より2歳年下、学年は1つ下だった。
男性的な強い音や激しい表現が印象的だ。

チャイコフスキーの交響曲第4番第1楽章は白鳥の湖と似ていると思う。
どうしても欲しいもの、彼もしくは彼女と結ばれたいという強い気持ちがあり、しかし圧倒的に強い力(悪魔)によってどうすることもできない。
冒頭の主題は「運命の動機」と名付けてもいいかも知れない。
バーンスタインはヤングピープルズコンサートで、この曲の中間部のメロディをI want it!と歌うことで説明している。
これを円光寺さんはI love you! I want you! I need you!と歌った。
記憶違いと言えるが、この歌詞で歌った方が泣ける。
なぜなら、それが決して叶わぬ恋であることが聴く人にはっきりと伝わるからである。
バーンスタインも大人向けの番組ならきっとそう歌っただろう。

夜は広島城ナイトラン。
先頭を引っ張るのは女性陣。
岡山マラソンを数日後に控えたRさん、Mさんが1km5分50秒台で快調に飛ばし、終盤はAさんが1km5分20秒台でラストスパート。
しかし最後数メートルでBさんが足の長さを生かして逆転勝利!
ってまあレースじゃないんだけど、とにかく楽しく走った。

11月7日
8時23分出発、5.1km。
珍しく朝ラン。
澄んだ川の水が朝日を浴びてキラキラと輝いている。
サギやカワウは小さな中州でまだ寝ている。
鯉に鴨や鳩が誰かが餌をやったところに群がっている。
ここの芝生は朝はゲートボールやっているんだな。
朝なのでスピードは出ないが、体がぽかぽかと温かくなるのがいい。

今日は9日に行われる「ひろぎんトゥモロウコンサート」のリハーサル。
曲はチャイコフスキーの交響曲第4番など。
指揮は円光寺さん。
全体にゆったりとしたテンポで、オーケストラは柔らかい音色になる。

リハーサル後、ユニオン広響定期大会。
新入団員も皆さん入会し、大会にも出席してくれた。
すっかりユニオンの歴史などについて伝える側になってしまった。

大会後はリストランテマリオで交流会。
ここは値段はやや高めだが、出てくる料理はどれも美味しい。

11月6日
今日はランヨガ。
先に川沿いを6.7kmほど走ってから参加。
みんなでゆっくり走るつもりだったが、スピードごとにグループ分けされた。
女性二人と走ったのだが、一人は元陸上部、もう一人はトライアスロンをロング(最後はフルマラソン)までやってしまうという達人。
会話しながら楽しく走りつつも自然とペースが上がり、終盤は1km5分0秒になった。
距離は8.8km。
帰りも走ったので、今日は合計で16.3km走った。
ヨガですっかりリラックスして帰宅。

11月5日
東広島芸術文化ホールで本番。
1206席で前後に狭く、その代り天井は高く4階席まである。
そのためホール全体がオーケストラの音で満たされる。
2000席で同様の響きを作るのは難しい。
贅沢なホールだと言える。
前半はフィガロの結婚序曲とチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番。
ピアノは萩原麻未さん。
高速で推移するなかで「え!そこ遅くなるの?」などの様々な事象に瞬間的に対応する力が問われる。
お客さんはジェットコースターに乗っているようなハラハラドキドキ感が楽しめたのではないかと思う。
後半はベートーヴェンの交響曲第6番「田園」。
この曲はクラリネットの負担はかなり重いが、やりがいのある曲であることは間違いない。
終楽章最後のクライマックスなどは何度演奏しても感動する。

18時49分出発、11.24km。
最近ピッチ至上主義は行き過ぎではないかとストライドを広げてみたら、途端に筋肉痛の予感がしてすぐに元に戻した。
ベストは1km4分46秒、平均ペース1km5分4秒、平均心拍数143bpm、平均ピッチ191spm。
ベストが1km4分40秒台になったのが明るい兆しではある。
種子骨炎の恐怖が徐々に薄まりつつある。

9月の日記を振り返ってみた。
今よりも平均ペースは速く、心拍数は低く、ピッチは遅い。
しかし足の筋肉痛が治らず、距離を8kmからなかなか伸ばせず、種子骨炎を発症した。
これはシューズの違いだと言えるだろう。
9月に履いていたのはターサージール5、今履いているのはターサージールTS4。
ターサージールTS4でフルマラソンを走れば3時間半を切るのはまず無理だろう。
それではターサージール5もしくは6ならどうか。
心拍数は低いままストライドが広がり、スピードは増す。
しかしその分着地の衝撃は増し、筋肉痛になりやすいし種子骨炎も怖い。
大田原マラソンはターサージール6で走りたいが、ストライド、着地などかなり慎重に考えて走るべきだろう。

11月4日
明日東広島芸術文化ホールで行われる演奏会のリハーサル。
曲はベートーヴェンの交響曲第6番「田園」、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番など。
指揮は飯森範親さん、ピアノは萩原麻未さん。
数年前、某指揮者が田園の全ての楽章をやたらと速く指揮して窮屈な演奏になったが、今回飯森さんのテンポは非常に心地よい。
この曲は演奏者が心地よさを感じなければいい演奏にはならない。
萩原さんは相変わらず独特の個性があり、命を削っているかのような激しさも時折見せる。
テンポは全体に速めで、予測しにくい。
儚く壊れてしまいそうな危うさがあるが、それもまた彼女の魅力になっている。

16時55分出発、11.11km。
風が強く、気温も急に下がってきた。
向かい風ではスピードがかなり落ちる。
昨日ピッチを保とうとして力んでしまったようで、その疲れが残っている。
今日はもう少しリラックスして走ろうと心がけた。
ベストは1km4分53秒、平均ペース1km5分8秒、平均心拍数139bpm、平均ピッチ190spm。
昨日よりペースは3秒落ちたが心拍数は6bpm下がり、昨日より楽に効率よく走れていると言える。

11月3日
新幹線で広島に移動。
天気がよく、秋色の景色がどこまでも美しい。
新聞の読み残しを読もうと手にしたまま、大山、丹沢、明神ヶ岳、金時山、箱根と時を忘れて眺め、気がつけば富士山まで見続けていた。
特に富士山の渋みのある赤茶色が印象に残った。
これが夕日に染まれば、葛飾北斎の赤富士も誇張とは言えないぐらいの色になるだろう。

広島の自宅でレッスン二人。
先日下倉楽器でトスカ・グリーンラインを購入した生徒さん、まるで別人のようによく鳴り音色もいい。

19時25分出発、10.04km。
登山の筋肉痛は大分取れてきた。
ターサージールTS4はソールが硬めで種子骨炎予防にはいいが、スピードは出にくい。
ベストは1km4分50秒、平均ペース1km5分5秒、平均心拍数145bpm、平均ピッチ190spm。
平均心拍数がスピードに対して高いのが気になる。
山の疲れが取れれば同じ心拍数でもっとスピードが出ることを期待。

11月2日
鬼ヶ岳のページができました。
http://clacla.okunohosomichi.net/171031onigatake.html

クランポンでプレスティージュA管を選定。
3本あり、個体差はかなりあったがいいものが選べたと思う。
CisGisの鳴りが悪かったが、調整してもらってよくなった。

16時18分出発、6.81km。
美しい夕日と夕焼けを見ながらのランニング。
登山の筋肉痛がまだ残っているが、ベストは1km5分3秒と回復の兆しはある。

11月1日
16時28分出発、6.76km。
今日もよく晴れて、美しい夕日と富士山を見ることができた。
登山の翌日は普通休むが、大丈夫そうだったので出発。
ついに種子骨保護パッドを貼らずに走った。
黒目川の東久留米市コースは基本的には木屑を固めた柔らかい道で種子骨には優しいが、意外と凸凹の石畳が多い。
凸が種子骨を直撃すると今までの苦労が水の泡になる。
基本的には小指の付け根から踵までのラインを意識して走るが、石畳ではさらに親指もしくは足指全体を曲げる。
幸い無事に走り終えることができた。
これまで十数年間、よくこんな路面を平気で走っていたものだ。
ターサージール3でもまだ柔らかく感じる。
部分的に押してもほとんど曲がらないが体重をかけて面で押すと曲がる薄い板が入ったようなシューズが欲しい。

登山靴でも同じことが言える。
ここ数年ラ・スポルティバのシンセシスGTRサラウンドを愛用している。
軽く、柔軟性があり、斜面でのグリップ力、通気性に優れているが、岩場ではやや足裏が疲れやすい。
もう少し硬い方が楽だし種子骨保護にもいいと思うが、硬い靴はアスファルトは歩きにくくなる。
悩ましいところだ。