2018年7月分


7月31日
最近光岳(てかりだけ)について調べている。
行くこと自体が相当に大変だ。
豊橋駅から平岡駅まで在来線で3時間。
特急なら2時間だが朝夕2本しかない。
光小屋を利用することになるが、この小屋は50歳以上3名以下のグループにしか食事を提供しない。
私は50代単独なので大丈夫なはずだが。

冬のレースは2月17日にしようと思う。
熊本城マラソン、外れたら泉州国際市民マラソン、さらに外れたら高知龍馬マラソンの予定。
京都マラソンはアップダウンが気になる。

18時52分出発、6.74km、高度上昇84m。
トレイルの達人とアップダウンランニング。
安芸中野駅が使えないので、今日は集合場所まで自転車で行ってみた。
所要時間片道20分。
ランニングと電車より電車の待ち時間分速い。
自転車の走行距離は往復13.4kmだが、大した運動にはなっていない。
それに交通事故に気をつけないといけない。
ランニングと電車なら4.2km余計に走れるから、距離を稼ぐにはその方がいい。

7月30日
今日は打楽器のオーディション。
これまで広響ではオーケストラの中に入って演奏してもらっていたが、今日は下野さんの指揮で2台のピアノと合わせてもらった。
自分が演奏していると受験者の音は聴こえにくいので、この方がきちんと審査できる。
問題があるとすればオーケストラとピアニストではタイミングが違うということだ。
ピアニストにとって、オーケストラのタイミングは明らかに遅いし間違っている。
しかしオーケストラというのはそういうものなので、中に入って演奏する場合はその間違った(としか思えない)タイミングで出ないといけない。
今日の受験者の場合は、オーケストラに比べて明らかにタイミングが速いピアニストと合わせないといけないという難しさがある。
指揮者は2台ピアノでレッスンを受けることが多いが、それに慣れすぎると実際にオーケストラを振った時に対応できなくなる。

18時49分出発、8.12km、高度上昇222m。
ここ三日間これだけの距離と標高差の負荷をかけ続けられているのは、スピードが遅いからだ。
アップダウンをやるとどうしても関節への負荷が大きすぎてこれまで断念していたが、もっと遅く走るべきだったのである。
今は通行止めのため、深い森や虫の音などを楽しみながら走ることができる。

7月29日
France2
南フランスで行われるピアノ音楽祭。
石切り場跡地、古い石造りの建物や屋外での演奏はバカンス気分を盛り上げる。
1台14万ユーロ以上のスタインウェイ5台を並べて弾き比べ、コンサートで演奏するピアノを選ぶ。

18時51分出発、8.17km、高度上昇223m。
からっと晴れて涼しい。
高度を上げるとお腹が冷えるのが気になるほど。
こんなに涼しいのも今日だけだろう。
畑賀から瀬野に通じる道をほぼ貸し切りで走れるのは今だけだ。

7月28日
豪雨災害翌日、7月7日に行けなかった安芸中野駅付近へ。
ポプラ(コンビニエンスストア、あの日は浸水していた)は営業を再開していた。
定食屋も営業していて一安心。
ただ、郵便局は閉まったままだ。
安芸中野駅は何ともなさそうだが、電車は来ない。
付近は土嚢や家具など大量のゴミが置かれていた。
明日の台風で被害が出なければいいが。

畑賀川は豪雨災害で浅くなっており、土砂の撤去作業は明日の台風には間に合わなかった。
少し下流の浸水した地域は再び浸水する恐れがある。
うちも安全とは言い切れない。

岡山から来ている生徒さんに清水白桃を頂いた。
上品な味わいの中に強い甘みがある。

Frane2
フランスも猛暑。
パリ37度!

18時55分出発、8.35km、最高地点標高241m、高度上昇224m。
湿度が低く、風があり、それほど暑くない。
高度を上げればさらに涼しく、気持ちよく走れた。

購入者の声
<ブラックダイヤモンドをご購入の方より>
息が入りやすく素直な響きで、コントロールしやすいと感じました。
良いものを選んでいただきありがとうございます。
また、よろしくお願いします。

7月27日
ディスカバリーシリーズ本番。
ベルクの初期の7つの歌は20〜23歳頃の作品。
ただし管弦楽版は1928年、43歳頃に作られたため円熟味を感じさせる。
歌詞は全て作者が違う。
内容は、夜、霧、森、初恋などロマンティックで、曲もそれをよく表現している。

終演後、エキストラで来てもらったT君を、S君、Mさんと囲んで打ち上げ。
カマキリを販売しているという話にびっくり仰天。
海外から輸入し、育てて販売するのだが、一匹数万円のものもあるという。
写真を見せてもらったが、特にハナカマキリなどは美しい。
実際には花に化けて待ち伏せし虫を襲う恐ろしいやつなのだが。
カマキリには複眼と、その間に単眼が3つある。
複眼の中に黒目のようなものがありそれがいつもこちらを見ているように見えるのだが、実際には複眼はストローを束ねたような構造でこちらを向いているところだけ奥が見えるためそういう現象が起こるのだそうだ。
これを偽瞳孔という。

7月26日
ディスカバリーシリーズのリハーサル三日目、明日本番。

18時58分出発、6.47km、高度上昇151m、気温30度。
雨雲が近くにいたが、雨の音は一瞬だった。
これじゃ涼しくならないなと思いつつ外に出ると、意外に涼しい。
気分よく走れた。

やっぱり100gのシューズを履いて走ってみたいな。
まだ入札されていない今ならまだ取り消せる。
一度履いて、感想を書いて、値段を下げて再出品という手もあるかな。
クッション性はターサージールと同等だから、フルマラソンで使えないとも言えない。

今回の甲斐駒ヶ岳の写真には、山好きでないと分かってもらえない写真が何枚も含まれている。
一般の方には何それ?と思われるだろうが、私としてはどうしても削れない写真だ。
宝剣岳と木曽駒ヶ岳の写真など特にそうだろう。
一度登った山は、地形が体に刻まれている。
そうそう、あそこを歩いたよねと懐かしさがこみ上げるのだ。
そして拡大して、おお!ロープウェイ駅が写っている!と興奮したりする。
火打山、妙高山など、一体何なの?という写真だが、相当条件のいい日だったなと感慨深いのである。

7月25日
甲斐駒ヶ岳のページができました。
http://clacla.okunohosomichi.net/180718kaikomagatake.html

ディスカバリーシリーズのリハーサル二日目。
今日は半田美和子さんとベルクの初期の7つの歌を合わせた。

18時58分出発、5.35km、累積標高差+−127m、気温31.1度。
涼しいのは広島に移動した日だけだった。
就寝中久しぶりに右ふくらはぎが吊った。
昨日は酷暑の中海田市駅まで歩き、自転車に乗り、走りと負荷が高すぎたか。
今日は距離を短く、スピードを遅く、つま先着地ではなくフラット着地で、急斜面でも踵をつけるなど気を付けた。
夕食では味噌汁でミネラル、水分を補給。
広島城ナイトランに参加したかったが、この暑さの中で海田市駅まで自転車でもう一往復する気になれなかった。
ここで無理をするとまた足が吊りそうだし。
隙があれば何度も執拗にふくらはぎをストレッチし、大分よくなってきた。

ワールドニュースはどの国も森林火災や洪水のニュースばかり。
世界は破滅に向かっているのか?

France2は日本の酷暑を紹介し、2年後のオリンピックは大丈夫かと言っていた。

7月24日
昨日海田市駅にタクシーがたくさん並んでいたので大丈夫だと思ったのだが、電話して安芸区中野だと言うと3社に断られた。
仕方がないので徒歩で海田市駅へ。
旧街道を歩いた。
先日の大量の土砂はなくなっていたが、その代りあちこちに家具など大量のゴミが積まれていた。
多くの家屋が浸水したようだ。
自宅から海田市駅まではグーグルマップによると3.4km徒歩43分。
今日は荷物もないし38分後の電車に乗れるだろうと思って出発したが甘かった。
中盤以降速足、終盤駆け足で何とか間に合った。

ディスカバリーシリーズのリハーサル初日。
今回は珍しくバスクラ。
指揮は下野さん。
曲はベルクの初期の7つの歌。
なかなか味わい深い作品だ。

海田市駅での自転車の捜索にはかなりの時間がかかることを覚悟していたが、何と一瞬で見つかった。
昨日は置いた付近を捜したが、駅にいちばん近いところに移してくれていたようだ。
分かりやすいところで助かった。
汗だくにはなるが、自転車なら十数分で移動でき時間のストレスがない。

19時3分出発、6.35km。
気温は30度と昨日より大分暑い。
瀬野川に行ってみたが、この暑さだと高いところに行った方がよさそうだ。
河川内コースは大量の土砂に埋もれている。
コースは数か所で分断され、芝生の上にはアスファルトの破片が転がっている。
アスファルトは大きいもので一辺が1m以上ある。

あまりに暑いと蚊も飛ばなくなるということを初めて知った夏。

台湾よりもタイよりも暑い日本。

ドライヤーの冷風が温かいのも初体験。

リーボック フロートライドラン ファストプロがようやく届いた。
何と100gという驚異的な軽さのシューズで国内限定100足で販売されたが、現在は売り切れている。
意外とソールはターサージール並みの厚みがあり、クッション性も引けを取らない。
自然とつま先着地になる感じもいい。
ただ、私の実力でこれでフルマラソンを走るのはやや不安があるので、このままオークションで売ることにする。

7月23日
新幹線で広島に移動。
今日は見通しがよく、名古屋付近で珍しく御嶽山が見えた。

最寄駅である安芸中野駅が使えるようになるのは8月中旬。
それまでは隣の海田市駅まで何とかして移動しないといけない。
海田市駅に置いてあったはずの自転車を探したが見当たらない。
その代り、タクシーはたくさん並んでいた。
宅急便の受け取り時刻が迫っており、荷物も重いのでタクシーで帰宅。
しかし明日どうやって移動するのだ?
徒歩40分か、それともタクシーか。
そして明日、自転車は見つかるだろうか。
海田市駅は自転車が殺到し、本来1日50円だが管理できなくなり、今は無料になっている。

19時17分出発、6.66km、累積標高差+−141m。
畑賀方面へ。
昼間の暑さは東京と変わらないが、この時間はこちらの方が涼しく感じる。
ガーミンによると気温は27.8度。
高度を上げればさらに涼しい。
修復工事は始まっているが、直ったのはごく一部で、陥没した道路、倒壊した家、落ちた電線、いずれもあまり状況は変わっていない。

7月22日
ノナカミュージックハウスでエスクラ用ブラックダイヤモンド、B♭管用ブラックダイヤモンドとB40ライヤーを選定した。
エスクラ用はB40も吹いたが、詰まる傾向があるのでやはりブラックダイヤモンドの方がいいと思う。
B♭管用ブラックダイヤモンドは外れも増えたが、ストレートに音が出るものが増えたので私にとっては以前よりもいい。

18時36分出発、7.66km。
気温32.8度。
ベストは1km4分49秒、平均ペース1km5分16秒、平均心拍数138bpm。
折り返し後しばらくして、辺りがふっと明るくなった。
空を見上げている人がいたので振り返ると、そこには見事な夕景が広がっていた。
しばしランニングを中断し、夕焼けに向かって歩いた。

7月21日
注文が増えたため、急遽明日アクタスでマウスピースの選定をすることにした。

18時32分出発、8.32km。
ガーミンによると、気温は32.8度!
際どいコンディションだ。
ベストは1km4分41秒(心拍数159bpm!)、平均ペース1km5分10秒、平均心拍数144bpm。
1kmだけつい飛ばしてしまった。
心拍数がひどい数値だ。
明日から飛ばしすぎないように気をつけよう。
走っているおかげで、日中外を歩いても暑くもなんともない。

皆さん、そろそろ何となくこのままじゃまずいと思っているのではないだろうか。
これだけ気温が高くて日差しが強いと、帽子は必需品だし、半袖よりも風通しのいい長袖の方が涼しい。
肌を露出すれば脱水症状になりやすいということもある。
綿は暑い上に汗で濡れてなかなか乾かず、エアコンで体調を崩しかねない。
この季節はポリエステル系の速乾性に優れた長袖シャツと長ズボンがベストだ。

7月20日
北沢峠のページができました。
http://clacla.okunohosomichi.net/180717kitazawatouge.html

18時31分出発、8.3km。
ガーミンによると気温は31.1度。
風が強く、向かい風だとそれほどでもないが、追い風になるとやはり暑い。
この季節は飛ばしすぎないことが肝心。
平均ペース1km5分16秒、平均心拍数139bpm。
ホットヨガならぬホットランニングだと思えばよい。

7月19日
日本音楽家ユニオン・オーケストラ協議会全国幹事会に出席し、春闘や豪雨災害について報告した。

2018年7月18日 甲斐駒ヶ岳

日本百名山60座目。

標高
北沢峠 2030m
甲斐駒ヶ岳 2967m

7月17日
甲府駅からバスに2時間乗り広河原、そこで乗り換え25分で北沢峠へ。
こもれび山荘で宿泊。
5時の夕食まで時間があったので近くを散策。
長衛小屋前の川沿いに、クルマユリ、ゴゼンタチバナ、トリアシショウマなどが咲いていた。
8時消灯。

7月18日
3時20分起床、4時朝食。
4時35分出発、11時35分帰着、所要時間7時間。
こもれび山荘→仙水小屋→仙水峠→駒津峰→甲斐駒ヶ岳→摩利支天→駒津峰→双児山→こもれび山荘

まだ薄暗いが、思ったほど寒くない。
原生林のあちこちから聴こえる鳥の鳴き声が心地よい。
林道を下り、分岐を左、長衛小屋へ下る。
川沿いの道を進むと仙水小屋。
この先、大きな岩が大量に積み重なった場所は、踏み跡がないためどこを行けばいいのか分かりにくい。
仙水峠から駒津峰は相当な急登で息が切れる。

よく晴れて遠くまで見通せる最高のコンディション。
仙丈ヶ岳、北岳、間ノ岳が雄大だ。
鳳凰三山では地蔵岳のオベリスクが突き出ているのが特徴的。
その後ろに富士山が顔を出している。
駒津峰からは御嶽山、白山、乗鞍岳、槍穂高連峰、八ヶ岳など圧巻の眺めが楽しめた。

駒津峰から下ったところに分岐があるはずだが、全く分からなかった。
前に人がいたのでそのまま進んでいるうちに、それが避けようと思っていた岩稜直登コースだと気が付いた。
両手両足を使う完全な岩登りで、どこを登ればいいのか分からない上に、正しいはずのルートも腕力で体を持ち上げたり足を思い切り上げたりと無理やり登るようなところもある。
背の低い女性は途中で引き返さざるを得なくなる可能性が高いし、初心者は滑落の恐れもある。
帰りに確認したが、分岐の道標は古くなって字が読めない上に、朽ちて脇に置いてある。
これでは気が付かないのも無理はない。
せめて進行方向に置いてくれれば気が付くのだが。
八合目という道標はあるので、そこが分岐だと覚えておくとよい。

甲斐駒ヶ岳は花崗岩とそれが崩れてできた白砂の白く輝く美しい山だ。
山頂からは360度の絶景を楽しめた。

下りは砂礫斜面へ。
花崗岩の表面を砂が覆っているので滑りやすく、簡単な道でもない。
帰りのバスまで余裕があったので、摩利支天も往復した。

駒津峰からは二児山ルートを取った。
二児山との鞍部までは素晴らしい展望が広がる。
その先は樹林帯の登り返し。
この登り返しの分こちらの方がきついという考え方もあると思うが、こちらのルートの方が難所がなく楽だと思う。
ただし二児山からは樹林帯を延々と下る単調な道だ。

こもれび山荘でスープカレーを食べたが、これが絶品だった。
カレーは辛めでスパイシー。
骨付き鳥はスプーンで食べられる。
皮付きのジャガイモはチーズをかけて焼いてある。
大きめの人参は甘みが強い。
茹で卵はやや半熟で柔らかい。
相当に手がかかっていて、これほどのものを山小屋で食べられるとは思わなかった。

バスを乗り継ぎ甲府駅へ。
あずさもかいじも新型車両になり快適だ。

もう一日あれば仙丈ヶ岳も行けたが、翌日は全国幹事会があるので仕方ない。
またの楽しみに取っておこう。

7月16日
午前中レッスン。
昼食は博多(という名前の松江にある店)で豪華なランチをご馳走になった。
松江から出雲空港へ高速道路で移動すると、そこにも宍道湖がある。
どれだけ巨大なのかと思う。
出雲空港はいかにも埋め立てたという形で滑走路が宍道湖に突き出している。

出雲空港から羽田へ。
羽田空港の滑走路に開いた穴の影響で出発が1時間以上遅れた。
ブラームスの交響曲第2番を頭の中で流しながら景色を楽しんだ。
大山は崩壊しつつある危険な山という風に見えた。

7月15日
松江のプラバホールで島根定期演奏会本番。
1曲目、モーツァルトの「魔笛」序曲は、このホールを念頭に置いたかのような選曲。
最初の和音から切った後の余韻を楽しめる。
ブラームスの交響曲第2番の最後の音を、下野さんは柔らかく切ってホールを響かせた。
豊かな残響があるホールでなければできない終わり方だ。

夜は山陰フィルの皆さんと地元の魚料理などを楽しんだ。

購入者の声
<リング付きサムレストをご購入の方より>
本日さっさく使用してみたのですが、下管の音が以前より楽に響かせれるようになりました。
今回はお忙しい中、良いものを選定していただき、誠にありがとうございました。

7月14日
自転車で海田市駅へ。
リュックだけならまだいいが今日は衣装ケースが加わり、宿泊するので重い。
肩にかけるのだが、一回漕ぐごとに足が当たる。
駅に行くだけで汗だくになる。

広島駅からバスで松江駅へ。
眩しいほどによく晴れて、青い空と山や田んぼの緑が鮮やかだ。
ねむの木が目立っていた。

プラバホールでリハーサル、明日本番。
残響が心地よい。

19時14分出発、7.19km。
宍道湖を南へ。
日没後のしっとりとした風景がいい。

購入者の声
<B40をご購入の方より>
今回も息が入りやすくて吹きやすいものを選んでいただき、どうもありがとうございました。

7月13日
新幹線で広島に移動。

あさって15日に松江プラバホールで行われる島根定期演奏会のリハーサル初日。
曲はブラームスの交響曲第2番など。
指揮は下野さん。
最近いろんなことが起こるが、ブラームスに浸っている間は安らかな気持ちでいられる。

7月7日に行われるはずだった定期演奏会は、12月29日に延期が決まった。

7月22日の呉定期演奏会は中止になった。

最寄駅の安芸中野駅は当分使えそうにない。
終点の海田市駅で下車すると、ホームは大渋滞。
エレベーターを設置するために階段を半分にしたことが、ここに来て大きな弊害をもたらしている。
駅周辺は向こうの方まで自転車で溢れ、迎えの車が列をなし、道路は渋滞している。
日差しがある中を重い荷物を背負って自転車に乗ると汗だくになる。

荷物を出そうと安芸中野駅近くのポプラに電話したが、誰も出ない。
豪雨の翌日は浸水していたから、まだ店をやっていないのだろう。
他のコンビニには、荷物は受付できないと断られた。
ヤマト運輸のホームページを見ると、広島市安芸区中野は荷物を配達できず受付もできない地域に入っている。

明日のタクシーを予約しようとしたが、断られた。
自力で行くしかない。

19時42分出発、7.07km、累積標高差+−72m。
畑賀川は石と土砂に埋め尽くされて浅くなっている。
このまま大雨が降れば氾濫するだろうということは容易に想像できる。
畑賀川が瀬野川に合流する地点にかかっていた遊歩道の橋は見当たらない。
その近くにはぐしゃっと潰れた車の残骸。
瀬野川を久しぶりに上流に向かった。
こちらは意外と走れたが、道が消失したところで引き返した。

7月12日
18時26分出発、8.22km。
昨日より涼しい。
走る前しばらく家でじっとしていると、ウォーミングアップに2〜3kmかかる。
無理せずゆっくり走る。
ベストは1km4分37秒、平均ペース1km4分55秒、平均心拍数143bpm。
一昨日と同じ平均ペースで、心拍数は4bpm低い。
ゆっくり走ろうと思った方が結果として速く走れる。

7月11日
クランポンで楽器の調整と選定。
リング付きサムレストを選定した。

旅するイタリア語第10課 NHK
語学番組というよりは、上質の旅番組として見ている。
アマルフィ海岸の船でしか行けない小さな村。
船着き場から1200段の階段を上ったところに一人で住むお婆さん。
20歳の頃の写真を見ながら、「昔はもてたのよ。」という話で盛り上がる。
ベランダに出るととてつもない絶景。
断崖絶壁に家が建ち並ぶアマルフィは、下から見上げるのもいいが上から見下ろすとさらに感動的だ。
そのベランダで、古澤巌がニューシネマパラダイスを弾く。
それを聴くお婆さんの脳裏には若かった頃の光景が思い浮かんだだろうか。
こういう旅がしてみたい。

18時32分出発、8.29km。
蒸し暑い。
ベストは1km4分37秒、平均ペース1km5分4秒、平均心拍数143bpm。
暑い季節は無理しない。
もっと遅くてもいいぐらいだ。

7月10日
アクタスでレッスンと選定。
M30トラディショナル、B40ライヤー、ブラックダイヤモンドを選定した。

ルブランから最近発売されたセレナードという楽器を吹いてみた。
21万円ほどのエントリーモデル。
やや鳴りが小さいが、独特の丸く心地よい音が出る。
レジスターを押したソの音が若干低く感じたが、それ以外は特に気にならなかった。
クランポンやセルマーにはない音色であり、一つの選択肢になるだろう。

事務局によると、広島交響楽団で直接被災した楽団員はいないとのこと。
ただし呉方面の団員は通勤できないため広島市内に宿泊しているそうだ。

呉市はひどい状況で、7月22日の呉定期演奏会が行えるのかどうか心配だ。
シェエラザードを毎日練習しているのだけど。

18時40分出発、8.23km。
昨日より涼しい。
富士山がうっすらと見えた。
ベストは1km4分37秒、平均ペース1km4分55秒、平均心拍数147bpm。
夏の黒目川としてはかなり速い。
涼しい季節と比べても遜色ない。
ただし心拍数は高い。

7月9日
今日から海田市岩国間で山陽本線の運行が再開された。
本数は10時以降は30分に1本。
海田市駅は自宅から徒歩40分ほど。
自転車で行ってみた。
旧街道は所々土砂で埋まり自転車を持ち上げて通ったりしたが、重機が入って通行止めのところがあり、引き返し瀬野川沿いの道に出た。
多分最初からこちらの道を通った方がスムーズだっただろう。
広島駅ではセブンイレブンに食料品がない。
高速道路は通行止めで、幹線道路も寸断されている。
物流が回復するのはいつになるのだろう。
そして安芸中野駅が使えるようになるのは一体いつ?

新幹線で東京に移動。
スーパーは物で溢れている。
まるで広島での出来事が悪い夢だったかのようだ。

18時41分出発、8.3km。
久しぶりの黒目川。
百日紅やクルマユリが目立つ。
生暖かい風がやや強い。
ベストは1km4分47秒、平均ペース1km5分4秒、平均心拍数144bpm。
広島にいる時間の方が長いので、同じズームフライで走っているのだがこちらの方がクッションもいいし加速感もある。
広島のは大分すり減っているなとは思っていたが、比べてしまうと差がはっきりする。

7月8日
今日の状況。
http://clacla.okunohosomichi.net/180708gouu.html

今日もJR、バス、タクシー全て動いていない。
今日は日本音楽家ユニオン中国四国地方本部臨時大会が行われるが、出席できない。
今日は瀬野川を渡ってユアーズ(スーパーマーケット)に行ってみた。
隣の中華料理屋が営業していて一安心。
しかしユアーズは品薄で、人参など買おうと思っていたが何も買わずに帰ってきた。
畑賀川対岸、道路が消失しているところは、水が引いて車の残骸が出てきた。

16時30分出発、7.3km、累積標高差+−170m。
やはり畑賀川周辺が、道路が崩れ落ちていたり家屋が倒壊していたりとひどい状況。
小学校などに給水車が停まっていたということは、この辺りは断水しているのだろう。
川の近くに住んでいながら被害もなく電気も水も使えるというのは、運がよかったとしか言いようがない。

7月7日
被害の状況です。
http://clacla.okunohosomichi.net/180707gouu.html

昨晩は一時近くの川がゴオオオドンドンと聴いたことのない音を立てていて、窓を開けると土砂の匂いがして身の危険を感じ、楽器などを2階に上げて2階で寝た。

今日になり、調べてみたがJRは終日運休。
バスも運休し、タクシーはどこに電話しても営業できない状況とのことで断られた。
定期演奏会は延期になった。

外に出てみて驚いた。
畑賀川対岸の道路が崩れ去っている。
こちら側も少し行ったところが消失している。
安芸中野駅付近はやや低くなっているが、そこに水や土砂が溜まっていて通れない。
いつも行っている定食屋に行くのを断念。
ポプラは冠水して営業していない。
その手前のスーパーは営業していたが、弁当がないなど品薄になりつつある。
数日分の食糧を買い込んで帰宅した。
ここにはもう20年住んでいるが、こんなことは初めてだ。

18時12分出発、8.86km、累積標高差+−148m。
まず畑賀川を下流へ。
川は大量の岩などで埋まり、今にも氾濫しそうだ。
ピーク時に氾濫した個所では、駐車場が土砂に埋まっていた。
瀬野川はそれに比べると大分ましに見える。
あちこちに土砂で埋まったり浸水している住宅が見える。
しかし上流はそれどころではなかった。
あちこちで道路が消失し、通行止めになっている。
いつものランニングコースには、地面を削り取られ倒壊している家屋が何軒もあった。

7月6日
定期演奏会のリハーサル三日目、明日本番。
メルクルさんの手際のよさはさすがだ。

広島駅に着くと、大雨でJRが止まっている。
グーグルマップで検索して出たバスに乗ろうとバス乗り場に行くと長蛇の列。
ストレスがかかると明日の演奏に影響するので、素直にタクシーに乗った。
普段走っている瀬野川の遊歩道は完全に水没し、畑賀川の濁流はこれまで見たことがない激しさだ。
明日の移動は大丈夫か?

8月5日平和の夕べの楽譜がようやく手に入った。
随分久しぶりにブラームスの交響曲第3番を演奏するのだが、第1楽章の持ち替えが気になっていたのだ。
前回は全てB♭管で演奏した。
今日試してみて、A管で書かれている部分は楽譜通りA管で演奏することにした。
持ち替えの時間が最も短いのは最初の部分だ。
その前をA管で読むか、それとも書かれてある通りに持ち替えるかだが、最近はたるで持ち替えているので楽譜通りに持ち替えても何とか大丈夫だろうと今日のところは判断した。

今日は1階から2階150往復。
やり終えるとかなりの爽快感がある。

これほど長い時間激しい雨が降り続くというのは記憶にない。
近くの川がこれまで聴いたことのない嫌な音を立てていたが、今は落ち着いている。
今日は2階で寝よう。

7月5日
定期演奏会のリハーサル二日目。
火の鳥原典版は本来バレエ音楽なので、バレエを観るのがいちばんいい。
バレエがない場合、スコアにも書いてある下記のタイトルを参考に想像しながら聴くとより楽しめる。

カスチェイの魔法の庭園
火の鳥の踊り
イワンに捕らえられた火の鳥
火の鳥の嘆願
魔法にかけられた13人の王女たちの出現
金のリンゴと戯れる王女たち
イワン王子の突然の出現
王女たちのロンド
夜明け
魔法のカリヨン、カスチェイの番兵の怪物たちの登場、イワンの捕獲
不死の魔王カスチェイの登場
カスチェイとイワンの対話
王女たちのとりなし
火の鳥の出現
火の鳥の魔法にかかったカスチェイの手下たちの踊り
カスチェイ一党の凶悪な踊り
火の鳥の子守歌
カスチェイの目覚め
カスチェイの死、深い闇
カスチェイの城と魔法の消滅、石にされていた騎士たちの復活、大団円

メシアンの輝ける墓は彼がまだ22歳の時の作品だが、すでに作風が完成している。
眩い光を浴びるかのような強烈な色彩を感じさせる和声、リズムや和声を繰り返すことにより聴く人をトランス状態に導く手法など。
中間部は神に導かれる喜びに満ち足りたような音楽。
最後の部分は、まるで意識が肉体と切り離され広い宇宙空間を漂っているかのようだ。

雨が止みそうにないので、久しぶりに自宅の1階から2階100往復。
同じことを繰り返すことにより、瞑想状態に入れる。
汗が流れ落ち、筋肉が活性化し、雑念が消え、実はなかなかいいトレーニングかも知れない。
所要時間は25分ほど、負荷としては気休め程度。

7月4日
定期演奏会のリハーサル初日。
曲はストラヴィンスキーのバレエ音楽「火の鳥」原典版、メシアンの輝ける墓、細川俊夫の「瞑想‐3月11日の津波の犠牲者にささげる」。
指揮は準・メルクルさん。
曲をよく把握し、細部まできめ細かく、なおかつ効率的なリハーサル。
これぐらいの能力のある指揮者でないと、「火の鳥」原典版を3日間のリハーサルで仕上げることは難しいだろう。
今日は遅くなったので、曲の感想などはまた明日。

リハーサル後、事務局で春闘の予備折衝。

夜はそごう屋上のビアガーデンでホルンの新入団員歓迎会。
芸大を卒業したばかりで本当に若い。
数十名で大いに盛り上がった。

22時7分出発、5.27km。
ベストは1km4分49秒、平均ペース1km4分53秒、平均心拍数138bpm。
遅くなったので5kmだけ走った。
夕方よりも涼しくて走りやすい。
少しでも走るとすっきりして気分がいい。

7月3日
リーボック フロートライドラン ファストプロ
27cmで100gというあっと驚く軽さ!
限定100足か、ふーんと見ているうちに注文できてしまったが、調べてみるとどうやら私には分不相応なようだ。
すでにほぼ売り切れ。
新品で出品すれば、買った金額はまず間違いなく回収できるだろう。
しかし、一度外で履いてみたい!
中古だと購入金額は多分戻らない。
とりあえず、届いたのを見てから考えればいいのだけど。

17時15分出発、2.05km、高度上昇32m。
降っていなかったので出発したが、やはり降り出した。
無理せず2kmで終了。

7月2日
ストラヴィンスキー バレエ音楽「火の鳥」原典版
サイモン・ラトル指揮 バーミンガム市交響楽団
さすがラトル、完成度の高い名演。
最後、カスチェイが死んで宮殿が消えていくところの弦楽器のトレモロは、あまりに小さくで聴力検査のようだった。
生演奏ならもっと雰囲気が感じられるのだろうけど。

夜はランヨガ。
新白島駅から川沿いを走ってランプラスへ。
今日は1km7分で走るようにという先生からの指令だったが、7分は厳しい。
どうしても多少は速くなる。
結局平均ペース1km6分47秒で8km走った。
平均心拍数は113bpmでこの蒸し暑さの中で汗もかかないが、みんなで楽しく走れた。
その後はヨガで体の最深部までリラックスした。
自宅から駅までなど合わせると、今日の走行距離は12.5kmぐらい。

7月1日
18時54分出発、8.26km。
蒸し暑くて心臓がきつい。
ベストは1km4分46秒、平均ペース1km4分53秒、平均心拍数141bpm。
暑さはこれから2か月半続く。