2024年2月分


2月29日
定期演奏会のリハーサル二日目。
わが祖国1曲目ヴィシェフラドは、かつて繁栄し、戦いの中で崩れ落ち、今は廃墟となっている城で、そこから吟遊詩人の歌が聴こえてくる。
まさに、
夏草や 兵どもが 夢の跡
松尾芭蕉
あるいは、
国破れて 山河在り
城春にして 草木深し
(以下略)
杜甫
遠き時代の栄枯盛衰に思いを馳せる。

21時15分出発、7.18km。
雨が上がるのを待って出発。
遅くなったので7kmで切り上げた。
フューエルセルSCエリートV4で走ったが、昨日飛ばした疲れでそれほどペースは上がらなかった。
ベストは1km4分26秒、平均ペース1km4分38秒、平均心拍数137bpm、平均ピッチ188spm。

2月28日
定期演奏会のリハーサル初日。
2月27日に行われたのは2月定期、翌日からブルックナーの交響曲第6番のCD録音、中一日で今日のリハーサル。
曲はスメタナの連作交響詩「わが祖国」、指揮はアルミンクさん。
冒頭、左右に配置されたハープの響きが感動的だ。
アルミンクさんは曲の構成やイメージが出来上がっていて、あとはそれを実際に音にする作業になる。
半分ぐらいが戦争の話で、ウクライナの状況が思い起こされる。
チェコとウクライナは地理的にも近い。

夜はサウルス広島練習会に参加した。
1km4分35秒の組6人で10km走った。
最後1kmはラストスパートで1km4分3秒。
平均ペース1km4分26秒、平均心拍数148bpm、平均ピッチ193spm。
Kさんにやや速めのペースで引っ張ってもらい、いい練習になった。
シューズはフューエルセルSCエリートV4。
こういうスピード練習には最高のシューズだ。
シューズに合わせてピッチを上げるのではなくストライドを広げると楽に走ることができる。

2月27日
3月20日のマイタウンオーケストラ広響は大河ドラマのテーマ曲特集。
そのうちの何曲かを聴いた。
「花神」が放送されたのは1977年。
何の疑いもなく家族全員で大河ドラマを見ていた時代だ。
司馬遼太郎の原作を読んだ時の感動も思い起こされる。
林光さんの音楽も素晴らしい。
その後すっかり見なくなったが、2021年に放送された「晴天を衝け」だけは全部見た。
渋沢栄一がこれほど波乱万丈の人生を送っていたとは知らなかった。

17時57分出発、8.14km。
フューエルセルSCエリートV4は昨日より慣れてきた。
ベストは1km4分23秒、平均ペース1k4分31秒、平均心拍数142bpm、平均ピッチ190spm。
今日はダメージも少なく、これなら毎日これで走ってもいいかなと思った。

2月26日
フェニックスホールでライブ配信&CD録音本番。
曲はブルックナーの交響曲第6番、指揮は下野さん。
終楽章には、まるで翼が生えて空を飛んでいるかのように爽快な部分や、人生最良の時を神に感謝するような美しい音楽があり、魅力にあふれている。
ブルックナーが苦手な人は脈絡がないように感じるのだろうが、山を歩いていて出会った花を愛でたり絶景に感動していると思えばそれほど違和感はなくなると思う。
第2楽章は一つのストーリーが作れるような音楽なので、苦手な人も聴きやすいのではないか。
大切な人が亡くなり、悲しみに暮れ、幸せだった頃を思い出し、最後はその人の魂が天に昇る。

21時29分出発、7.22km。
シューズは久しぶりのフューエルセルSCエリートV4。
最初ストライドが広がりすぎて制御できない感じがしたが、徐々に慣れた。
きっとたまに履くから慣れないのだ。
水曜日のサウルスまで三日連続で履いてみよう。
ベストは1km4分20秒、平均ペース1km4分35秒、平均心拍数134bpm、平均ピッチ189spm。

2月25日
ライブ配信&CD録音のリハーサル二日目、明日本番。
ブルックナーの音楽は縦走登山に似ている。
花や景色を愛でながら、何日もかけて長い道のりを歩く。
交響曲第6番第1楽章終盤は、最後のピークを目の前にした場面のように思える。
雄大な眺めに感動しながら、これまでに歩いた道を振り返る。
「よくここまで歩いたものだ。いい山旅だった。次の山頂ではどんな景色が見られるだろう。」
あるいはフルマラソン終盤、ゴールまでこのまま走り切れると確信を持った時の心境のようでもある。
「これまで数か月間、毎日よく走ったものだ。その積み重ねにより作り上げた強い足腰があるからここまで走れたのだ。」

17時54分出発、9.81km。
土手道を河口終点まで走ると、目の前に広がる似島、江田島、宮島などの絶景に圧倒される。
この感じもまたブルックナーの音楽に似ている。
ベストは1km4分35秒、平均ペース1km4分42秒、平均心拍数139bpm、平均ピッチ191spm。

2月24日
あさって2月26日に行われるライブ配信&CD録音のリハーサル初日。
指揮は下野さん、曲はブルックナーの交響曲第6番。
定期演奏会の翌日はできれば休みたいところではある。
音楽に癒してもらって疲れを取ろうと思ったが、背中が痛い。
しかし感動的な名曲であることは間違いない。
下野さんの綿密なリハーサルでいい演奏になりそうだ。

19時8分出発、9.77km。
シューズはUAベロシティエリート2。
ピッチ走法走れてダメージが少なく、それにしてはいいスピードが出る。
普段のトレーニングには最高のシューズだ。
ベストは1km4分23秒、平均ペース1km4分42秒、平均心拍数135bpm、平均ピッチ190spm。

2月23日
定期演奏会本番。
ドビュッシーのバレエ音楽「遊戯」は相当な難曲だったが、ドビュッシーのエッセンスが詰まった通好みの曲だった。
この曲を知り尽くしたパスカル・ロフェさんでなければ完成度の高い演奏にはならなかっただろう。
リストの死の舞踏では、アレクセイ・ヴォロディンさんのテクニックに圧倒された。
ショーソンの交響曲は何ともフランス的な魅力に満ちた傑作で、演奏していて幸福感に包まれた。

17時43分出発、9.73km。
気温が低く、北風が強い。
河口の土手道を追い風で2km走り折り返すと、笑ってしまうぐらい強烈な向かい風で前に進めない。
しかしそんな状況がなぜか楽しい。
ベストは1km4分38秒、平均ペース1km4分51秒、平均心拍数132bpm、平均ピッチ191spm。

2月22日
定期演奏会のリハーサル三日目、明日本番。
ショーソンの交響曲の最後にトロンボーンとバスクラリネットで「ラーーーシードーシーーララーーー」というメロディが演奏される。
ドヴォルザークの交響曲第9番終楽章の主題と同じだ。
この曲が作られたのは1890年、ドヴォルザークの交響曲第9番は1893年だからそれより前だ。
ひょっとしてドヴォルザークがパクった?

17時31分出発、9,74km。
シューズはUAベロシティエリート2。
ようやく調子が戻った。
ベストは1km4分33秒、平均ペース1km4分44秒、平均心拍数135bpm、平均ピッチ192spm。

2月21日
定期演奏会のリハーサル二日目。
ドビュッシーのバレエ音楽「遊戯」で、パスカル・ロフェさんのソルフェージュ能力がとんでもない。
あの複雑なスコアが全て体に入っているようだ。
「ハープのその音の違いが分かるの?」など驚かずにはいられない。
母国語のフランス語に加えて英語、ドイツ語に堪能(多少フランス語が混じるが)。
英語の理解に苦労していたKさんに「ドイツ語の方が分かりやすい?」と聞いたら、Kさんは「ノードイツ」と答えた。
ショーソンの交響曲はフランスの色彩に溢れているが、全体に非常に速い。
「このテンポで細かい音全部入ると思う?」と聞きたくなるが、フランス人なら入るのだろう。
なにしろクラリネットでもポール・メイエやニコラ・バルディルなどの天才を多く輩出する国だ。

18時18分出発、7.19km。
サウルス広島練習会は雨のため中止になったが、運よくこの時間雨が上がった。
シューズはUAベロシティエリート2。
右股関節にダメージが感じられるので7kmで切り上げた。
ベストは1km4分27秒、平均ペース1km4分42秒、平均心拍数131bpm、平均ピッチ191spm。
ピッチを上げやすいこのシューズの方が、フューエルセルSCエリートV4よりも股関節への負荷は小さい。

2月20日
定期演奏会のリハーサル初日。
曲はドビュッシーのバレエ音楽「遊戯」、ショーソンの交響曲など。
指揮はパスカル・ロフェさん。
「遊戯」は初めて演奏するが、高速の音列が並びテンポ変化が激しく、20分の曲を2時間リハーサルしてまだ時間が全く足りない。
相当な難曲だ。
テニスコートでの三角関係の話と言うと省略しすぎではある。
個人的には泡がブクブクしているイメージで、海の中を連想する。
浦島太郎の話かと思ったりする。
ショーソンの交響曲は対照的に分かりやすく、これぞフランス音楽とい魅力に満ちている。
これらのフランス音楽をパスカル・ロフェさんの指揮で演奏できるのは幸せなことだ。

夜はエキストラで来てもらっている成田さんを迎えてクラリネット4人で飲み会。

21時55分出発、4.07km。
遅くなったので4kmで切り上げた。
シューズはフューエルセルSCエリートV4。
今日は1km5分でも心地よく走れた。
ベストは1km4分38秒、平均ペース1km4分47秒、平均心拍数135bpm、平均ピッチ190spm。


2月19日
17時41分出発、7,34km。
雨が上がる直前に出発。
山々に雲がかかり水墨画の趣がある。
シューズはUAベロシティエリート2。
昨日飛ばした疲れでそれほどスピードは出ない。
ベストは1km4分37秒、平均ペース1km4分47秒、平均心拍数135bpm、平均ピッチ193spm。

2月18日
ふくやま芸術文化ホール・リーデンローズで福山定期演奏会本番。
響きのいいホールで名曲に浸ることができ幸せな時間を過ごした。
アンコールのレーガー作曲抒情的アンダンテ「愛の夢」は初めて聴いたが、タイトル通り夢見心地になるような美しい曲だった。

19時41分出発、7.18km。
シューズはフューエルセルSCエリートV4。
今日はV3を愛用している人の多くが合わないシューズだと感じた。
このシューズは幅広いストライドとスピードを求める。
それと違う走り方をすると多分心地よくない。
UAベロシティエリート2の方が合う人が多いのではないかと思う。
ジョギングもできるし、ピッチ走法にも対応する。
ベストは1km4分20秒、平均ペース1km4分31秒、平均心拍数136bpm、平均ピッチ189spm。
こんなに速く走るつもりはなかったが、シューズに引っ張られた。
普段はUAベロシティエリート2、速く走る余裕がある時はフューエルセルSCエリートV4という風に履き分けたい。

2月17日
姫路城マラソンのページができました。
https://clacla.okunohosomichi.net/240211himeji.html

福山定期演奏会のリハーサル二日目、明日本番。
小山清茂の管弦楽のための木挽歌の1曲目、ヴァイオリンとヴィオラが木挽きを表現した不思議な音を出すが、それとは別にチェロとコントラバスがフラジオで何とも心地よい響きを作る。
あれは笙ではないかと思う。

17時40分出発、7.2km。
空気が澄み、宮島などの稜線がくっきりとしている。
筋肉痛は大分治まってきた。
シューズはUAベロシティエリート2。
ベストは1km4分30秒、平均ペース1km4分44秒、平均心拍数129bpm、平均ピッチ189spm。

2月16日
福山定期演奏会のリハーサル初日。
指揮は現田さん。
小山清茂の管弦楽のための木挽歌は本当によくできている。
弦楽器から他で聴いたことのない何とも心地よい響きがする。
リムスキー=コルサコフの交響組曲「シェエラザード」もまた夢見心地になる名曲。
最後のコマで辻彩奈さんとベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を合わせた。
ソリストらしくよく通る音をしている。

17時46分出発、4.07km。
北風が強く寒い。
シューズはUAベロシティエリート2。
もちもちしたクッションがたまらない。
筋肉痛で今日も4kmで切り上げたが、ストライドが広がらない状況でもピッチを上げやすくそこそこのタイムになる。
ベストは1km4分36秒、平均ペース1km4分46秒、平均心拍数130bpm、平均ピッチ190spm。

2月15日
ショスタコーヴィチ 交響曲第5番第1楽章
https://youtu.be/InNIjDiWUF8

ショスタコーヴィチ 交響曲第5番第1楽章2
https://youtu.be/P-KlXVtkQRM

ショスタコーヴィチ 交響曲第5番第3楽章
https://youtu.be/kUO_Ca1nFfo

ショスタコーヴィチ 交響曲第5番第3楽章2
https://youtu.be/8MuU1SrGlPo

ショスタコーヴィチ 交響曲第5番第4楽章
https://youtu.be/NSTtFYVcvxg

ホルスト 組曲「惑星」より海王星
https://youtu.be/3IyMFOhk-8I

リムスキー=コルサコフ 交響組曲「シェエラザード」(2ndCl)
https://youtu.be/xo_vtWfKTXU

リムスキー=コルサコフ 交響組曲「シェエラザード」(2ndCl)2
https://youtu.be/18Arst1Yq9Y

小山清茂 管弦楽のための木挽歌(BsCl)
https://youtu.be/p5L02zNcwEk

ブルックナー 交響曲第6番第4楽章(2ndCl)
https://youtu.be/cDW0_Qz4OUg

17時42分出発、4.07km。
雨上がりで、気温も湿度も高い。
シューズはUAベロシティエリート2。
筋肉痛のため4kmで切り上げた。
ベストは1km4分37秒、平均ペース1km4分47秒、平均心拍数125pm、平均ピッチ189spm。
心拍数が笑ってしまうぐらい低い。
筋肉痛でストライドは広げられないが、ピッチが上がってそこそこのスピードが出るあたりなかなかのシューズだ。

2月14日
高須小学校で音楽教室午前午後2回本番。

夜はサウルス広島練習会に参加した。
姫路城マラソンから中二日のため、1km5分30秒の組で8km走った。
姫路城マラソンや同じ日に行われた愛媛マラソンの話題で盛り上がった。
フルマラソンから中二日で走っている集団というのは一般の人から見たら普通ではないと思うが、同じく中二日でスピード練習をしている皆さんは一体どうなっているのだろう。
私がゆっくり走っている間に、普段一緒に走っている仲間はサブ3時間20分1km4分25秒にレベルアップしていた。
私も来週から参戦しようと思うが、その負荷に往復7kmのジョギングを加えるのはさすがにきつすぎる。
自転車で往復しようかと思う。

2月13日
新幹線で三原、三原から山陽本線で尾道へ。
尾道駅から渡船が見えた。
津田さんとしまなみ海道を自転車で今治まで行ったのは2008年6月14日のことだ。
昼食などで何度も休憩を取りながら、80kmを7時間半かけて走った。
その時渡船で向島に渡ったのが懐かしく思い出される。
津田さんの一眼レフと自分のデジカメの画質の差に愕然とし、一眼レフを買うきっかけになった旅でもある。

向島中央小学校で音楽教室。
天気がよく暖かいので、急に思い立って学校から千光寺まで歩くことにした。
渡船の運賃は60円だった。
尾道には数分で着く。

線路からすぐのところにお寺があり、ブラタモリで歩いていたのはここだったかと思いつつ石段を上ってみた。
そこから千光寺へは、狭く入り組んだ石段が続く。
フルマラソンから中一日でちょっとした登山をしてしまったが、思ったよりも足は大丈夫だった。

千光寺周辺はテーマパークのようになっていて、平日というのに観光客で賑わっていた。
千光寺頂上展望台は2022年3月にオープンし、まだ2年経っていない。
巨大で立派な展望台で、向島などの眺めを堪能した。
西方面に下ってみたが、こちらにも展望台があり、小さいが眺めはいい。

尾道駅は16時頃着いた。
行程表より50分余計にかかっただけだが、充実した旅が楽しめた。

2月12日
今日は明日、あさって行われる音楽教室のリハーサル。
明日は尾道に行く。

2024年2月11日 姫路城マラソン

記録 3時間21分44秒
ネットタイム 3時間20分43秒

平均ペース1km4分44秒
平均心拍数147bpm
平均ピッチ198spm
総上昇量112m

Start 00:01:01
5km 0:24:19
10km 0:24:05
15km 0:24:09
20km 0:23:55
25km 0:23:42
30km 0:23:31
35km 0:23:14
40km 0:23:37
Finish 03:21:44

姫路城マラソンは2016年に走った。
この時はターサーで走り、3時間23分51秒だった。
かなり余裕があったのを覚えている。

シューズはいつものヴェイパーフライ3。
軽く、着地さえすれば前に進めてくれる。
フューエルセルSCエリートV4と迷ったが、軽いシューズの方が私には合っていると判断した。
ただ、普段V4やUAベロシティエリート2で走っているので、それらに比べると薄く硬い感じはする。

分かってはいたが、18km手前までの上りはやはりきつかった。
その代わり、そこから先の下りは非常に楽に感じた。
終盤の上りはまたきつくなるだろうと思っていたが、上りかどうかよく分からなかった。

30~35kmの23分14秒がいちばん速い。
ただ、あまり調子に乗るとわき腹痛になりそうだったので、35kmからは少しペースを抑えた。

終盤川沿いの土手道が1車線分ぐらいの幅で狭く、抜きにくい。
2車線分あると助かるのだが。

防府読売マラソンは直前の追い込み練習ができずわき腹痛で失速し、3時間24分だった。
今回はしっかり走れたので、かなり余裕があった。
といっても最長でも20kmで、それ以上の距離を走ったことは今まで一度もない。

2月9日
19時58分出発、4.09km。
姫路城マラソンに向けた最終練習。
シューズはヴェイパーフライ3。
昨日最後の1kmが4分20秒と上がりすぎたので気を付けたが、4分33秒と落としきれなかった。
姫路城マラソンはゆるやかで長い上りと下りが続く。
下りでこのタイムが並ぶとわき腹痛になる可能性が高い。
かといって、下りのエネルギーを無駄にしない範囲でゆっくり走るのもなかなか難しい。
とにかくできるだけ気をつけよう。
ベストは1km4分33秒、平均ペース1km4分42秒、平均心拍数133bpm、平均ピッチ192spm。

2月8日
17時20分出発、4.03km。
シューズはヴェイパーフライ3。
フューエルセルSCエリートV4よりもクッションが硬くて薄いように感じる。
着地のダメージも大きい。
しかし圧倒的に軽く、着地しただけでグンと前に進む。
悩ましいところだが、レースはこのシューズで走った方がよさそうだ。
ベストは1km4分20秒、平均ペース1km4分35秒、平均心拍数134bpm、平均ピッチ186spm。
今日は少し速すぎた。
明日はレースペースを意識して走ろう。
今回のレースペースは、平均1km4分45秒、上り4分50秒、下り4分40秒を想定しているが、長い下りで4分30秒台が並び、わき腹痛で失速する姿が目に浮かぶ。
そうならないように気をつけたい。

2月7日
新進演奏家育成プロジェクトオーケストラシリーズ本番。
リヒャルト・シュトラウスのオーボエ協奏曲を演奏した梅枝理恵さんは、人柄のよさと音楽への愛にあふれた演奏が感動的だった。
ウェーバーのクラリネット協奏曲を演奏した谷口里菜さんは軽やかな音色が心地よく、積極的な表現もよかった。

終演後、ソリストの梅枝さん、谷口さんを木管メンバーで囲み、こでまりで打ち上げ。
フルートの森川さんにウェーバーを散々ディスられたが、太ったおじさんが踊っているような田舎臭さを含めて好きな曲だ。
三日間この曲に浸ることができ、幸せな時間を過ごした。

2月6日
新進演奏家育成プロジェクトオーケストラシリーズのリハーサル二日目、明日本番。
今日は2階の客席でウェーバーのクラリネット協奏曲を聴いた。
やはりオーケストラは前で聴くべきだと思った。
迫力があるし、音がクリアに聴こえる。
昨日は全体にぼんやりとしていて感動が伝わってこなかった。
実は管打楽器奏者は普段弦楽器の音がクリアに聴こえない状況で演奏している。
一列後ろに行くごとに状況は相当に悪くなる。
フルート、オーボエの席とクラリネット、ファゴットの席では聴こえ方はまるで違う。
たまにフルート、オーボエの席に座ると、弦楽器がとても近く感じる。
金管の位置になると、よく聴こえなくなる上に時差もかなり発生する。
ひな壇で若干は改善するが、根本的な解決は難しい。

谷口さんは見違えるような演奏になった。
明日も今日のように演奏すれば上手く行くだろう。

17時34分出発、4.03km。
フューエルセルSCエリートV4でペースを上げてみた。
ベストは1km4分19秒、平均ペース1km4分24秒、平均心拍数138bpm、平均ピッチ185spm。
ペースを上げたのにピッチが下がったというのが面白い。
ゆっくり走っても速く走っても高級セダンの乗り心地で、まだアクセルは半分も踏んでいない。
しかし車と違ってエンジンは自分なので、スピードには限界がある。
ひょっとしてロケットX2はもう必要ないかもしれないと思った。
同じぐらい踏み込めば同じぐらいのスピードが出るように感じる。
ロケットX2は最近不安定さが気になっていた。
それなら安定感抜群のV4で走ればいい。

2月5日
新進演奏家育成プロジェクトオーケストラシリーズのリハーサル初日。
谷口里菜さんのソロでウェーバーのクラリネット協奏曲第1番を聴いた。
練習場のいちばん後ろに品川君、三界君と三人で座っている様は「審査員のようだ。」と言われたが、決してそんなつもりはない。
学生時代、この曲を生のオーケストラで聴く機会はなかった。
この曲を生演奏で聴けるというのはクラリネット吹きにとってとてもうれしいことなのだ。
リハーサル後、控室で谷口さんを三人で囲み長い時間ダメ出しをしているように見えたかもしれないが、決してそんなことはない。
優しく相談に乗ってアドバイスしていたのである。
練習場は相当に時差があるようで、後ろで聴いているとソロが全て遅く聴こえたが、本人は逆のことを思っていたようだ。
明日は二階の客席で聴いてみよう。
いろんなことが気になって本来の演奏ができなかったようなので、明日は普段通り演奏するように助言した。

17時32分出発、4.03km。
北風が強い。
姫路城マラソンに向けて今日から疲労回復期に入る。
シューズはフューエルセルSCエリートV4。
ベストは1km4分28秒、平均ペース1km4分39秒、平均心拍数129bpm、平均ピッチ186spm。
昨日よりペースは上がったのにピッチは下がっている。
このシューズはややストライド走法を好む傾向にある。
速く走らざるを得ないロケットX2とは対照的に、ゆっくり走ってもどっしりと構えて問題なく走れるのがいい。

2月4日
新幹線で広島に移動。
白く輝く御嶽山、乗鞍岳、北アルプスが美しい。

18時52分出発、9.96km。
届いたばかりのフューエルセルSCエリートV4で早速走ってみた。
ベストは1km4分22秒、平均ペース1km4分42秒、平均心拍数137bpm、平均ピッチ188spm。
前足部を中心にかなり広めに作られている。
V3よりも明らかに広く、フレッシュフォームモアに近い。
レーシングモデルなのだからもう少し狭くてもいいような気がするが、それによる不具合は感じなかった。
1km5分でも問題なく走れる。
アディオスプロやアルファフライのように遅いペースで不機嫌になることはない。
前足部のクッションが分厚く、見るからにフォアフットが合いそうで、実際自然とフォアフットになる。
踵着地も試してみたが、心地よくない。
V3は前足部が薄めでミッドフットが合い、踵着地でも走ることができた。
クッションは、ヴェイパーフライ、V3、UAベロシティエリート2と比較してどちらが硬いかと聞かれればV4が硬いと答える。
しかし硬いというのはちょっと違う。
V3よりも反発力が格段に強いが、ニューバランスらしい優しさ、柔らかさと絶妙のバランスが取れている。
UAベロシティエリート2とどちらをフルマラソンで使うかと聞かれれば、V4だと即答する。
UAベロシティエリート2はやや重ったるさを感じるのに対して、V4の方が軽く感じる。
それではヴェイパーフライとどちらを取るかと聞かれると、これは難しい。
ヴェイパーフライは不安定な暴れ馬だが、爆発的なスピードが出るし、着地しただけでグンと前に進む。
それに対してV4は気が付かないうちに自然とストライドが広がり、抜群の安定感がある。
不安定さにエネルギーや筋力を奪われることを考えると、どちらを選ぶかは難しい判断になる。

フューエルセルSCエリートV4 237g
ヴェイパーフライ3 187g
フューエルセルSCエリートV3 218g
ロケットX2 218g
UAベロシティエリート2 253g

V4はV3より19g重くなっているが、走っていて重さは感じない。
むしろ自然とストライドが広がる分、V3よりも楽に感じる。
この数値だけを見ればレースではヴェイパーフライを履くべきだという気がするが、どうだろうか。

サウルス広島練習会では多くの人がV3を履いている。
V4は思ったよりも多くの人に合うシューズだと感じたが、かといって全ての人に合うわけではない。
V3はジョギングで走ることもできたが、V4は反発力が強く、明らかにジョギング用ではない。
1km5分以内でフォアフット気味で走ることができれば気に入ると思うが、ゆっくり走る人や踵着地の人には合わないだろう。

2月3日
スコアを読み、曲を聴いて練習し、夕方走り、夜また曲を聴くという引きこもり生活。
特にドビュッシーの遊戯とショーソンの交響曲が大変だ。

16時48分出発、14.39km。
ベストは1km4分33秒、平均ペース1km4分49秒、平均心拍数140bpm、平均ピッチ193spm。
1月31日20km、2月1日10km、2日14km、そして今日14km。
フルマラソン直前の追い込み練習がしっかりできた。
もう明日から疲労回復期にしてもいいぐらいだ。
しかし平均ペースは丁度レースペースだが行きは速すぎ、帰りは遅すぎ。
姫路城マラソンは緩やかな傾斜が続き、上りは遅く、下りは速くなる。
下りでペースが上がりすぎてわき腹痛にならないように気をつけたい。

2月2日
16時46分出発、14.37km。
今日のテーマは「筋力をあまり使わない範囲でなるべく速く走る=レースペース」。
シューズはUAベロシティエリート2。
クッション性はいいが、やや重く感じるし、ヴェイパーフライの方が着地しただけでグンと前に進む。
やはりレースはヴェイパーフライかな。
クッションは長持ちしそうだし、どんなペースでも走れるようになったし、練習用としては本当に素晴らしい。
ベストは1km4分36秒、平均ペース1km4分49秒、平均心拍数136bpm、平均ピッチ193spm。
レース前最後の追い込み練習ができなかったことが防府読売マラソンで中盤の失速につながったと思う。
今回は思った通りの練習ができた。
姫路城マラソンは防府読売マラソンよりもアップダウンが多いため何とも言えないが、できれば防府読売マラソンよりも速く走りたい。

2月1日
16時47分出発、10.17km。
シューズはUAベロシティエリート2。
今日のテーマは、「速いペースとジョギングの中間のペースで走る。」
ベストは1km4分42秒、平均ペース1km4分52秒、平均心拍数134bpm、平均ピッチ192spm。
このシューズではこのペースで走れないかと思っていたが、昨日ジョギングペースを体に覚えこませたためか問題なくできた。
こうなると、このシューズでフルマラソンを走るという選択肢が出てくる。
ヴェイパーフライよりも重いというのはデメリットだが、安定性が高くダメージが少ないというのはメリットだ。
ひょっとしてメリットがデメリットを上回るのではないかという気もしている。
風が強く、疲労感もあり、長距離を走る気にならなかった。
20kmをもう一度走る気力はないが、明日かあさってのどちらか今日のペースで15kmは走っておきたい。
両方走れればベストだが。

購入者の声
<BD4をご購入の方より>
少し吹いてみましたが、息の入りもよく適度な抵抗もあり、反応良くニュアンスもつけやすい感じで、良いものを選んでいただきありがとうございました。
音色の好みの関係で、しばらくヴァンドレンのマウスピースから遠ざかっていましたが、好みのものも材質や形状が変わったりしてなかなか良いものを継続するのが難しい状況で困っていました。
音色はやはり少し好みと違いますが、なによりストレスなく吹ける気がします。
お忙しい中ご対応いただき、本当にありがとうございました。

<BD4をご購入の方より>
吹いてみると、息がスーッと入る感じで吹きやすいです。
ありがとうございました。

<トスカGL・B♭管用65mmのバレルとリング付きサムレストをご購入の方より>
バレルとサムレストを受取りました。
バレルは66ミリに続き、サムレストも2つ目のご依頼となりましたが、今回の物も素晴らしく、楽器を吹くのがまた一段と楽しくなりました。
大切に使用させていただきます。