2017年5月分


5月31日
ディスカバリーシリーズのリハーサル二日目。
シューベルトの交響曲第1番は、下野さんのおかげで細かい部分の作りが分かってきた。
当時普通使わなかったような不協和音を使っていたりと意欲的な試みが随所にみられる。
シェーンベルクの室内交響曲第1番は、弦楽器は首席奏者のみなので、国内外の著名ソリストによる10年前の宮崎国際音楽祭の演奏に近い感じがある。
通常のオーケストラでは味わえない独特の緊迫感がある。
冷凍庫の奥から十数年前に育てたリードが出てきたので使ってみたがなかなかいい。
今回の本番で使ってみよう。

夜は広島城ナイトラン。
今日は3人で楽しく走った。

5月30日
ディスカバリー・シリーズのリハーサル初日。
指揮は下野さん。
シューベルトの交響曲第1番は初めて演奏する。
16歳でこれだけの曲を作れたというのは驚くほかない。
シェーンベルクの室内交響曲第1番ではショッキングな事実が判明した。
以前宮崎国際音楽祭でこんな感じの曲を演奏したという記憶はあった。
随分何度もCDを聴いて勉強したのは覚えている。
しかしそれがまさにこの曲だったというのは今日S君に言われて初めて思い出した。
5種類の演奏を聴き、毎日練習を重ね、同じ曲の同じパートをやったことを思い出さなかったというのは衝撃だった。
調べてみたら2007年、デュトワ指揮。
メンバー表をみてじわじわと思いだしてきた。
大丈夫か、自分?

コントラバスの客演首席で芸大の同級生K君が来ているのにもしばらく気が付かなかった。
数十年ぶりではあるが、男らしさ、強さ、渋みが増していて時間がかかってしまい申し訳なかった。

18時49分出発、7.26km、累積標高差+−146m。
瀬野川ばかり走るのにも飽きてきたし、しばらくシーズンオフだし、どうせ夏に走力は落ちるし、気分転換のため久しぶりに畑賀でアップダウンランニング。
一面に広がる棚田はどこも田植えが終わったばかりで、鏡のような水面が山々を映し出していた。
眺めはこちらの方が圧倒的にいいし、高度が高くなる分涼しい。
夏にはもってこいのコースだが、関節への負荷が高すぎるのだけが問題だ。

購入者の声
<B40ライヤー・プロファイルをご購入の方より>
選定頂いたマウスピースが昨日到着致しました。
しっかりした充実感があるのにとても楽に鳴らすことが出来ました。
そして録音しても低音から高音まで均一に音が並びます。
いつも良いものを本当にありがとうございます。
今後とも宜しくお願い申し上げます。

5月29日
シューベルト作曲 交響曲第1番
ニコラウス・アーノンクール指揮 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
短く鋭い音やノンヴィブラートで最初から刺激的だが、音色やテンポの変化で飽きさせない。
第1楽章最後の音の減衰には驚かされた。
終楽章冒頭はゆっくり目のテンポと柔らかな音色で「そう来たか!」と唸った。
変幻自在で予測がつかないところがいい。

シェーンベルク 室内交響曲第1番
ケネス・スローウィク指揮 スミソニアン・チェンバー・プレーヤーズ
個人の技量が高く全体によくまとまっていて最後まで緊張感が持続するなかなかの名演。
録音も非常にクリアだ。

18時45分出発、8.04km。
ベストは1km4分42秒、平均ペース1km4分58秒、平均心拍数136bpm、平均ピッチ185spm。

5月28日
同僚のホルン奏者K君の結婚披露パーティに出席。
新婦はトランペットが専門。
音楽関係者が多く、金管楽器を中心に楽器を持参して即席でペリのファンファーレと「星条旗よ永遠なれ」を演奏。
星条旗最後のリタルダンドが打ち合わせなしでも合う。
誰かの演奏が始まると全員が静かに聴く。
まさに音楽関係者の会である。
新婦の先生だったSさんによるピッコロトランペットの演奏は圧巻だった。
新郎と新婦で歌って楽器演奏。
新婦は歌が専門かと思うほど上手。
途中でお互いの楽器を交換して演奏したが、これまた見事。
司会者の趣味でダースベイダーが登場し、スターウォーズ寸劇が新郎新婦によって繰り広げられた。

18時42分出発、8.17km。
ゆっくり走ろうとしているのに、体がレースを覚えていて勝手に速くなる。
ベストは1km4分41秒が2本、平均ペース1km4分50秒、平均心拍数141bpm、平均ピッチ186spm。
昨日より8秒速くなったが、それ以上に心拍数が上がった。
ピッチもかなり速い。

5月27日
二人レッスンと自分の練習、リガチャーの製作発送で一日が終了。

18時46分出発、7.22km。
ベストは1km4分46秒、平均ペース1km4分58秒、平均心拍数130bpm、平均ピッチ184spm。
思ったよりも足の筋肉疲労が強く、ゆっくり走った。
ピッチも平常時に戻ってきた。
ペースに対して心拍数が低いのはマラソンのトレーニング効果か。

5月26日
定期演奏会本番。
トマジのトロンボーン協奏曲は本番のテンポがいちばん速くこちらも大変だったが、Millisherさんは見事な演奏だった。
やはりリハーサル、ゲネプロと本番では鳴りが違う。
後半はチャイコフスキーの交響曲第6番。
Casadesusさんはゲネプロでオーケストラが崩壊しかねない先振りをし、本番どうなるかと思ったらきっちりとまとめた。
なるほど、全ては計算されていたのだ。
アンコールに第3楽章後半。
これをアンコールにすると曲の意味が変わってしまうのではとも思うが、むしろ変えたいのかも知れない。
実はそんなに暗い曲でもなく、とてつもないエネルギーを持った曲なのだと。
私自身も、こんな曲を書いた人が自殺するはずがないと自殺説には懐疑的だ。

22時1分出発、5.11km。
先日のマラソンの続きのような走り。
とにかくピッチを速く、次に腰の回転。
前傾姿勢は意識しすぎるとストライド走法になるのでほんの少しでいい。
平均ペース1km4分48秒!
来月にでも次のマラソンを走ろうかという勢いだ。
平均心拍数137bpm、平均ピッチ187spm。
レースでは自然とピッチが速くなり、先日のマラソンでも189spmだったが、練習でここまで速いピッチで走ることも珍しい。

5月25日
2016.4-2017.3
全日本マラソンランキング
男子51歳の部
第693位
8441人中
高尾哲也
記録
3:23:36
高知龍馬マラソン

奥州きらめきマラソンのページができました。
http://clacla.okunohosomichi.net/170521oshumarathon.html

定期演奏会リハーサル3日目、明日本番。
Casadesusさんの全身全霊での指揮には感動させられる。
凄まじい感情表現だ。
にこやかで奏者にプレッシャーをかけず、しかし細部まできっちりとリハーサルする。
今日は午前中で終わらせ、明日の本番でエネルギーを爆発させる作戦。
このやり方はコバケンと共通している。

18時39分出発、5.34km。
ベストは1km4分58秒、平均ペース1km5分6秒、平均心拍数129bpm。
今回は足へのダメージも大きく、昨日まではとても走れる感じはしなかったが、今日走ってみたら意外と大丈夫だった。

世界一受けたい授業でやっていた姿勢がよくなるスクワットがなかなかいい。
やり方は簡単で、手を頭の後ろで組み、両足のつま先を壁につけてスクワットする。
数回やっただけでも効果が実感できる。

5月24日
Darius Milhaud Suite pour violon,clarinette et piano op.157b 1er mov.
https://youtu.be/bZoMADYf4Xk

Darius Milhaud Suite pour violon,clarinette et piano op.157b 2me mov.
https://youtu.be/lIeZel6KHcY

Darius Milhaud Suite pour violon,clarinette et piano op.157b 3 mov.
https://youtu.be/dC3mCCqWGm8

Darius Milhaud Suite pour violon,clarinette et piano op.157b 4 mov.
https://youtu.be/iJoCuigRLos

定期演奏会リハーサル二日目。
午後、Fabrice Millischerさんとトマジのトロンボーン協奏曲を合わせた。
どこまでも柔らかい音色で隅々まで完璧に仕上げている。
フランス音楽には曲ごとに楽譜には書かれていない伝統的なやり方があり、Casadesusさんはそれを熟知している。
その伝統をMillischerとも共有しているため、仕上がりも早い。
確かにそれをやった方がより曲が魅力的になるように感じた。

5月23日
Pierre Revel Fantaisie pour Clarinette et Piano
https://youtu.be/xAn9iJSNejY

平泉のページができました。
http://clacla.okunohosomichi.net/170520hiraizumi.html

定期演奏会リハーサル初日。
曲はベルリオーズの序曲「ローマの謝肉祭」とチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」など。
指揮はJean-Claude Casadesusさん。
何と81歳!
陽気で親しみやすい方だ。
ローマの謝肉祭はこれぞフランスという軽やかさでいい雰囲気を作り出している。
悲愴は全体的にテンポは速めで、こちらが予想もしていないテンポ設定が新鮮だ。

2017年5月20日
大宮から新幹線で一ノ関へ。
絶好の行楽日和。
まずは男体山と女峰山、次いで那須岳、磐梯山、先日登った安達太良山、蔵王山と関東東北の名峰が次々と目を楽しませてくれた。
一ノ関からは雪をまとった栗駒山が雄大だ。

東北本線で平泉駅、巡回バスに乗り中尊寺下車。
中尊寺はちょっとした山の上にあり、坂道を上って行く。
道の両側には杉の巨木が立ち並び、古い歴史を感じさせる。
弁慶堂などいくつものお堂が並ぶ。
中でも讃衡蔵(宝物館)の仏像や螺鈿、金堂華鬘などの装飾品の見事さには圧倒された。
金色堂にはもう言葉も出ない。
これほどのものとは想像していなかった。

境内の外れにあるレストランで蕎麦を注文し、テラスで食べた。
のどかな田園と緑の山々、その先に白く輝く焼石岳の眺めが見事でしばし楽しんだ。

その後、毛越寺へ。
こちらはかつての栄華を偲ぶ旅。
柔らかな曲線の巨大な池を配した浄土庭園が美しい。

夕食は一ノ関のホテルから徒歩数分、蔵元レストランせきのいちで。
あたりには蔵が立ち並び、元々は日本酒を作っていたようだ。
手で切って鍋に入れて食べるはっと膳、もち膳などを楽しんだ。

2017年5月21日奥州きらめきマラソン

高尾哲也
2202
マラソン男子50歳代 種目順位:25位

   スプリット ラップ
Start 00:00:14
10km 00:49:17 0:49:03
20km 01:37:00 0:47:43
30km 02:25:37 0:48:37
40km 03:15:56 0:50:19
Finish 03:27:26 0:11:30

平均ペース1km4分54秒
累積標高差+−114m
平均心拍数156bpm
平均ピッチ189spm

やはり心拍数が普段より高い。
データを見ると、20kmが154bpmでこの辺りからじわじわと上がって行く。
本来なら150〜152bpm程度で収まっているはずのところだ。
25kmからは普段の30km、35km以降のようなきつさ。
何とか心拍数を下げようとしたが上手く行かなかった。
30km以降は160bpm台で、これ以上頑張れないという状況。
37,38kmは1km5分0秒、39kmが5分7秒、40、41kmが5分14秒、42kmが5分17秒とずるずると落ちて行った。

20kmまでは意外といけるなと感じていた。
心拍数140bpm台で楽に1km4分40秒台が出ていた。
この貯金が最後の落ちをカバーした。

前沢駅、水沢駅、水沢江刺駅あたりを走るのだが、この辺りは盆地で気温が上がりやすいようだ。
午前8時の気温は23.6度、正午は29度、最高気温32度。
日差しも強烈だった。
8時半スタート。
大体25度から29度で走っていたことになる。

3000人の大会なので走りやすい。
大都市のレースは人が多すぎる。
スタート地点までは14秒だった。

終盤、右大腿四頭筋内側に強い疲労感。
普段気にならない個所だ。
レース後しばらく休んでいて立ち上がったら吊りそうになった。
普段気になるのはふくらはぎとハムストリングス。
伸ばす方向が逆で慣れない。

<眺め>
雪をまとった焼石岳の雄大さが心に残る。
そして田植え直後の田んぼとその畔に咲く野の花。
栗駒山も美しい。

<応援>
数は少ないが、熱心な応援をしていただいた。

<アップダウン>
大きな高低差はないが、小さなアップダウンは割とある。
全体としては、どちらかと言えばフラットなコースだろう。

サブ3.5のランナーはそう簡単に失速しないし歩かない。
そのランナーたちが普段より遅いし、歩いている人も多い。
やはり日差しと気温がかなり影響しているのだろう。

私は寒がりで、暑さには比較的強い。
周りの人が汗だくになっている中で一人涼しい顔をしていることもよくある。
最高気温32度の日に3時間27分で走れたのは大きな自信になった。
しかし相当きつかったので、今後は二度とこんな暑いレースに出る気はない。

5月19日
下倉楽器でB40ライヤー、B40ライヤー・プロファイル、R13・B♭管用66mmのバレルを選定した。

ピアニスト、ヴァイオリニストと一緒に演奏していると、自分だけがはあはあいっていることがある。
管楽器だからか、それとも自分だけ緊張しているのか調べるために、練習中心拍数を計ってみた。
曲はチャイコフスキーの交響曲第6番。
激しい場面の速い指を何度もさらっていると、やはりはあはあいう。
しかし心拍数は50台から70台。
立って歩けば80台で、それよりも低い。
ということは、はあはあいうのは単に息を吐き続けて酸素が足りなくなっただけということだろう。
第1楽章最後のソロはどうやら心拍数を下げる働きがあるらしい。
38bpmまで下がり、その後は40bpm台で安定した。

18時8分出発、5.13km。
レース直前の最終調整。
ベストは1km4分43秒、平均ペース1km4分58秒、平均ピッチ183spm。
右ふくらはぎに少し嫌な感じがある。
21日一関の天気は晴れ、気温は8時で21度、12時で28度。
涼しく走るために東北に行くという意味がなくなってしまった。
5月にマラソンを走るなら北海道しかないな。
かなり厳しいコンディションで、サブ3.5は無理しない方がいい。
それよりも、足が吊らないように気をつけないと。
決してつま先着地しないこと。
暑さを感じたら早い段階でサブ3.5を諦めること。
いいタイムは出そうにないが、岩手の風景を楽しもう。

5月18日
今日は52歳の誕生日。
衰えは感じないが、元々が大したことないなあと思う今日この頃。

りとるかりんで毎年恒例の録画。
曲はルヴェルのファンタジーとミヨーのヴァイオリン、クラリネットとピアノのための組曲。
毎年のことながら、映像なので編集できないのが辛い。
多少色々とあるのはどうぞご容赦を。

18時53分出発、5.14km。
いい感じで疲れが取れ、スピードが戻ってきた。
ベストは1km4分40秒、平均ペース1km4分53秒、平均心拍数139bpm、平均ピッチ184spm。

5月17日
シェーンベルク 室内交響曲第1番
オルフェウス室内管弦楽団
指揮者なしでこういうややこしい曲を演奏するのは大変だと思うが、見事な演奏。
テンポは全体に速め。
何度聴いても格好いい曲だ。

トマジ トロンボーン協奏曲
ジャック・モージェ:トロンボーン
プティジラール指揮 フランス交響楽団 1994年
柔らかく魅力的な音色で、ハイトーンもきつさを感じさせない。
テンポは全体に遅めで、終楽章木管楽器はシングルタンキングで演奏している。

18時出発、5.29km。
久しぶりに黒目川との合流地点から落合川へ行ってみたが、車道との交差やアップダウンが多くあまりスピードは出なかった。
ベストは1km4分49秒、平均ペース1km5分5秒、平均心拍数135bpm、平均ピッチ184spm。

5月16日
シェーンベルク 室内交響曲第1番 Op. 9

ハイメ・ミュラー - Heime Muller (ヴァイオリン)
クリスティアン・テツラフ - Christian Tetzlaff (ヴァイオリン)
Beatrice Muthelet (ヴィオラ)
アルバン・ゲルハルト - Alban Gerhardt (チェロ)
河原泰則 - Yasunori Kawahara (コントラバス)
Kornelia Brandkamp (フルート)
ディームート・シュナイダー - Diemuth Schneider (クラリネット)
シャロン・カム - Sharon Kam (クラリネット)
Thomas Adamsky (バス・クラリネット)
吉井瑞穂 - Mizuhio Yoshii (オーボエ)
クリスティアン・ヴェッツェル - Christian Wetzel (ホルン)
マリー・ルイーズ・ノイネッカー - Marie Luise Neunecker (ホルン)
ジビュレ・マーニ - Sibylle Mahni (ホルン)
シュテファン・シュヴァイゲルト - Stefan Schweigert (ファゴット)
Klaus Lohrer (コントラファゴット)
ダニエル・ハーディング - Daniel Harding (指揮)

相当な腕前のソリスト集団によるライブ録音。
弦楽器を中心に表現力が素晴らしいし、ライブでこの質の高さは凄い。
ハーディングの指揮も勢いがある。

18時4分出発、5.45km。
レース用のターサージール5を試し履き。
こちらではターサージール3との比較なので軽量性はそれほどでもないが、クッション性が際立つ。
今日は黒目川の下流、埼玉県側に行ってみた。
これだけクッション性のいいシューズを履くと、木屑を固めた道はもはや推進力を吸収する負の側面しか感じられない。
アスファルトなら極めて快適に走れる。
ベストは1km4分46秒、平均ペース1km5分4秒、平均心拍数135bpm、平均ピッチ184spm。

5月15日
新幹線で東京に移動。

20時1分出発、5.1km。
今日から疲労回復期。
予定通り足に強い疲労感。
黒目川は木屑を固めた道がやや気持ち悪いが、足裏に限定すればこの方がダメージは少ない。
橋前後の無数の細かいアップダウンと石畳、上流に行くにつれて上昇する高度、衝撃と共に前に進むエネルギーも吸収する柔らかい道など瀬野川とは随分条件が違う。
右岸のアスファルトを走るか下流の埼玉県側を走るというのも手だろう。
ベストは1km4分41秒、平均ペース5分4秒、平均心拍数135bpm、平均ピッチ184spm。

5月14日
音楽の花束広響名曲コンサート「春」本番。
舞台両サイドには假屋崎省吾さんの生け花。
緑、黄、ピンクと今の季節を再現した爽やかな生け花で、華やかな舞台になった。
前半後半と二度假屋崎さんのお喋りが入った。
チャイコフスキーコンクールを二度も聴きに行ったというから相当なクラシックファンだ。
音楽を愛する気持ちが伝わってきた。
プログラムはだったん人の踊り、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番、展覧会の絵とそもそもきついのに、そこにだったん人の娘の踊りというおまけがついて疲労困憊。

18時49分出発、17.03km。
平均ペース1km4分52秒、平均心拍数144bpm、平均ピッチ187spm。
とにかくピッチを保つことを心がけた。
ただし足の筋肉はできるだけ使わず腸腰筋で走るように意識した。
他には蹴らない、頑張らない、足は置くだけ、腰の回転、腰に上半身の重みを載せるなど。
昨日は1km4分47秒で14km。
その翌日にこれだけ走れたのだからサブ3.5の実力はあると言いたいところだが、終盤に疲れが出た。
特に右ふくらはぎは吊る危険性を感じた。
今までレースで足が吊ったことは一度もない。
危なかったのは第1回埼玉国際マラソン。
細かいアップダウンの連続の中で無理して3時間半を切ろうとしたので、終盤は足が限界に近くなり、変な着地をしたら吊るなという感じはあった。
5月21日一関の最高気温は28度の予想が出ている。
サブ3.5どころではない。
暑いと熱中症にも気をつけなければならないが、それ以前に足が吊る危険性が高まる。
水分、塩分、ミネラルなどの摂取を心がけよう(芍薬甘草湯を携帯)。
暑さを感じたら潔く今回はサブ3.5は諦めよう。
そもそもいいコンディションでもこの実力でサブ3.5は際どい。

5月13日
音楽の花束広響名曲コンサート「春」のリハーサル二日目、明日本番。
午後、津田裕也さんとチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番を合わせた。

毎年やっている録音。
ソニーのリニアPCMレコーダーの音が上の倍音ばかり強調されすぎていてあまり好きではなく、最近はカメラの音をそのまま使用していたのだが、イコライザーを使うという手があった。
WavePadという無料ソフトをダウンロードして試してみたが、なかなかいい。
ただし削りすぎるとつまらない演奏になる。

今日のランスマ(NHK−BS)を見た人はサブ3.5って相当大変なんだなと思ってくれたことだろう。
何しろ1km4分で5kmを楽に走れてサブスリーも可能ではというハブさんがあんなに苦労しているのだから。
練習十分、ペースも完璧だったのに、なんで足吊るかな。
1km4分なんて私には1kmだけでも相当きついが、しかしフルマラソンでは私の方が速い。
マラソンはだから面白い。

18時29分出発、13.98km。
平均ペース1km4分47秒!
久しぶりの快走!
平均心拍数144bpm、平均ピッチ187spm。
サブ3.5を目標にするならこれぐらいで走れないと。
明日どれぐらいで走れるかで実力が分かる。
ただし今回はスピード練習ができていない。
これで調子に乗ることなく、1km4分50秒から55秒でぎりぎりサブ3.5を狙った方がいいだろう。

5月12日
音楽の花束広響名曲コンサート「春」のリハーサル初日。
今日は展覧会の絵、だったん人の踊りのリハーサル。
指揮はパスカル・ヴェロさん。
フレージングはやはりフランス流。
だったん人は娘の踊りつき。
これがあるのとないのでは大違い。

購入者の声
<B♭クラリネット用ピンクゴールドをご購入の方より>
無事に届きました。
このリガチャーは吹きやすい上音の刺々しさが少ないです。

5月11日
シンフォニア岩国で民音クラシック名曲コンサート本番。
今日が最終日。
見た目が豪華で、よく響くホールだ。

22時44分出発、8.11km。
最近は右ハムストリングス内側の痛みが再発しない範囲での練習になっている。
今再発すると21日のレースには出場自体が危うくなる。
ただ、スピードが出ないし好きなように走りたいという気持ちも募る。
今日のテーマは「寝た子(右ハムストリングス)を起こさない範囲で速く走る」。
結果は平均ペース1km4分58秒、平均心拍数136bpm、平均ピッチ184spm。
サブ3.5ぎりぎりのタイムだ。
もちろん好きに走ればもっとずっと速く走れるが、今それをする勇気はない。
サブ3.5が達成できないのは仕方ないが、出場し完走はしたい。

5月10日
宇部新川駅から宇部線で宇部駅へ。
山陽本線に乗り換え、下関駅下車。

港が近いから散策しようとホールを出ると巨大なタワーが見えたので行ってみた。
海峡ゆめタワーだ。
関門海峡のすぐ向こうは九州。
北には関門橋、南には巌流島。
巌流島の向こうには小倉が見える。
三方が海で、素晴らしい眺めだった。

下関市民会館で民音クラシック名曲コンサート本番。
曲はモーツァルトの「コシ・ファン・トゥッテ」序曲、シューベルトの交響曲第7番「未完成」、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番。
指揮は田中祐子さん、ピアノは加藤大樹さん。

小倉経由で新幹線で帰宅。

23時14分出発、5.27km。
嫌な疲れのままでは寝られない。
入浴代わりのランニング。
最近足を痛めやすかったのは前傾姿勢を意識しすぎたためにストライド走法になっていたためではないか。
今日は前傾姿勢よりもピッチ走法をより強く意識した。
平均ペース1km5分3秒、平均心拍数130bpm、平均ピッチ184spm。
すっきりした!
これで気持ちよく寝られる。

5月9日
新幹線で新山口、そこから宇部線で宇部新川駅へ。
地方の在来線は味わいがあっていい。
駅名がその土地をよく表している。
床波、草江、宇部岬など海に関わる駅名が多かった。

宇部渡辺翁記念館で民音クラシック名曲コンサート本番。
曲はモーツァルトの「コシ・ファン・トゥッテ」序曲、シューベルトの交響曲第7番「未完成」、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番。
指揮は田中祐子さん、ピアノは加藤大樹さん。

21時24分出発、6.24km。
ホテルから真締川(まじめがわ)に出て走った。
よく整備されているが、木屑を固めた道はふかふかすぎて走りにくいし所々はがれている。
石畳は硬すぎるし、土は雨上がりで水たまりが多く走りにくい。
結局途中の路面状況のいい個所を周回した。
慣れないコースで無理に走ると故障しかねない。
足の筋肉に強い張りがあったため、短い距離で引き返した。

5月8日
18時29分出発、14.08km。
距離を決めずゆっくり走る。
そうすると結果として距離が長くなる。
ベストは1km4分42秒、平均ペース1km5分2秒、平均心拍数133bpm、平均ピッチ183spm。
1km5分1秒から3秒のペースが多く、目標のサブ3.5よりやや遅いが、距離が長いのでよりマラソン向きの練習とも言える。
足音を立てず、呼吸音もなく、上下動もない。
理想的なマラソン用の走りで、故障の心配もない。

購入者の声
<B40ライヤーをご購入の方より>
マウスピースの選定ありがとうございました。
初めてB40ライヤーにしてみましたが、ずっとM30を使ってたので、抵抗感が少し気になりますが、音が豊かになる感じがしました。
普段の練習は会議室なので、ホールで吹くのが楽しみです。
毎回いい物をありがとうございます。B40ライヤーを使い続けるか、M30に戻すか使ってみて考えたいと思います。
次回もまたよろしくお願いいたします。

5月7日
シェーンベルク作曲 室内交響曲第1番
ハインツ・ホリガー指揮 ヨーロッパ室内管弦楽団
こちらはオリジナル版。
先日聴いたラトル指揮ベルリン・フィルは管弦楽版。
もらった楽譜はop.9とあるので、今回はオリジナル版で演奏するのだろう。
管弦楽版はop.9b。
オリジナル版は弦楽器は各パート一人ずつで、全体に非常にクリアな音がする。
15人の一人一人がソリストクラスでなければならない。
極めてレベルの高い演奏でクラリネットは3人とも素晴らしいが、特にエスクラは高音の音程やバランスのとり方が見事。

18時39分出発、14.1km。
昨日はきつさを感じたので、今日はゆっくり走ることにした。
向かい風にも逆らわない。
そもそも練習しすぎてくたくたの状態で出発するから、きつさを感じるのは当然だ。
速く走るときついままで終わってしまうが、ゆっくり走ると練習の疲れが徐々に取れてくる。
徐々に加速したが、負荷が足りず物足りなくなり距離を伸ばした。
ベストは1km4分41秒、平均ペース1km5分5秒、平均心拍数132bpm、平均ピッチ183spm。
昨日より距離が長いのに今日の方が断然楽で楽しい。
日々のランニングはこうあるべきだと思った。
黒目川で足を痛めやすいのも速すぎるのが原因だろう。
少なくとも前半ぐらいはゆっくり走ろう。

5月6日
二人レッスンと練習で一日が終了。

18時34分出発、11.12km。
ベストは1km4分44秒、平均ペース1km4分54秒、平均心拍数139bpm、平均ピッチ185spm。
昨日の疲労が残っているせいか昨日よりきつさを感じた。
平均ペースは3秒速いが、それに対して平均心拍数が5bpm上がった。

5月5日
ラ・ボエーム本番。
リハーサルは大変だったが、ようやく慣れて本番は楽しめた。
指揮のリー・シンサオさんは何と暗譜。
一体どうやったらそんなことができるのか。
リハーサルでは、ドイツ語、イタリア語、英語を相手によって使い分けていた。
ミミ役のイ・ユンギョンさんは歌合せではやや声が小さいかなと思ったが、セーブしていただけだった。
結局本気で歌ったのは本番のみ。
ロドルフォ役のクォン・ゼヒさんも同様。
聴かせどころが本番だけ長く伸びたりしたが、こちらもそれぐらいのことには対応できる。
ムゼッタのアリアは、あんな内容なのになぜこんなに感動するのか。
それほど美しい曲だということだろう。
かなり苦労したが、終わってみれば充実した日々だった。

20時13分出発、11.12km。
右ハムストリングス内側の痛みが再発しないよう、今日は小さく走ることを心がけた。
途中からはなるべく足の筋肉を使わず腸腰筋で走るよう意識した。
結果として理想的なレースペース、レース用の走りになった。
ベストは1km4分49秒が2本、平均ペース1km4分57秒、平均心拍数134bpm、平均ピッチ184spm。
心拍数の低さ、ピッチの多さなど申し分ないし、疲労感もほとんどない。

5月4日
ラ・ボエーム、今日はゲネプロ、明日本番。
歌手、特にロドルフォは声をかなりセーブしていたので、バランスは明日にならないと分からない。
全体的に順調に仕上がっている。

20時27分出発、8.11km。
最近足を痛めやすいのは、前傾姿勢、重心の真下に着地、腰の回転などを意識しすぎてストライド走法になっているためではないか。
そう考え、今日はピッチ走法を意識してみた。
ベストは1km4分44秒、平均ペース1km4分56秒、平均心拍数135bpm、平均ピッチ183spm。
平均ピッチはしばらく見ていなかった。
ただ、183spmは十分にピッチ走法だし、あまりやりすぎると腸腰筋を使いにくくなり逆に足が疲れやすくなる。

シェーンベルク作曲 室内交響曲第1番
サイモン・ラトル指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
果物が腐る直前いちばん甘みが強い時のような、世紀末の香りが強烈にする作品。
なかなか格好いい曲で、聴けば好きになる人も多いのではないかと思う。

ドヴォルザーク作曲 交響曲第7番
エリアフ・インバル指揮 フィルハーモニア管弦楽団
全体にゆったりとしたテンポで抒情溢れる演奏。
構成もゆるぎなく、聴き終わるとフランス料理をデザートまで堪能したような満足感がある。

5月3日
ラ・ボエームのリハーサル3日目。
今日は歌合せ。
相変わらず速いパッセージやめまぐるしいテンポ変化に苦しめられているが、歌が入ると楽しめる部分も出てくる。
歌手の皆さんはレベルが極めて高く、日本のトップクラスと比較しても遜色ない。
今回は広島市・大邱広域市姉妹都市提携20周年記念事業とのことで全席自由2000円というあり得ない価格になっている。
広島近辺にお住まいの方は聴きに来ない手はない。

夜は広島城ナイトラン。
ゴールデンウィークということもあり初対面の方と二人だったが、気さくな方で楽しく会話しながら走れた。

購入者の声
<B40ライヤーをご購入の方より>
本日マウスピース届きました。
吹きごごち、音色、音程、申し分ないです。
これからの練習が楽しみになりました。ありがとうございました!

5月2日
ラ・ボエームのリハーサル二日目。
今日も集中力の限界に挑戦。

17時49分出発、8.7km、累積標高差+−70m、平均ペース1km5分24秒。
アップダウンで右ハムストリングス内側にやや違和感が出たが、平地で治まった。

5月1日
ラ・ボエームのリハーサル初日。
指揮のリー・シンサオさんは中国人、歌手は韓国人。
オーケストラは日本、歌詞はイタリア語、リハーサルは英語。
集中力や緊張する力には限界がある。
これだけ速いパッセージが多くテンポの変化などがたくさんあると頭が白くなりそうだ。
楽譜には濃い鉛筆で大量の書き込みがあり、古いせいか消しゴムで消しても消えない。
そこに書き込みをしても、どれが自分の書き込みか判別できない。
どこかで集中力を使いすぎないように、上手く配分しないといけない。

不機嫌な姫とブルックナー団 高原英理著
オタクの話かと思って読んだが、結局はブルックナーのことを書いた本だった。
面白い話で読者を引き付け、ブルックナーの世界へと誘い込む。
ブルックナーの生涯はそう悪いことばかりでもなかったはずだが、いかに女性にもてなかったかなど痛い話ばかり。
ワーグナーに交響曲を献呈したら批評家に目の敵にされたりと散々。
特に交響曲第3番をウィーン・フィルで演奏した時の話はあまりにも可哀想だ。
あまりにもダサく、そして真剣で懸命な生き様。
これらのエピソードを知って彼の曲を聴くと、より愛着が深まるのは間違いないだろう。

19時15分出発、11.1km、平均ペース1km5分14秒(平均心拍数131bpm)。
一昨日右ハムストリングス内側に痛みがあったため、ゆっくり走った。
痛みが出たらすぐに引き返そうと思って出発したが、結局11km走っても全く問題なかった。
最近黒目川の木屑を固めた道で足を痛め、瀬野川のアスファルトの道で回復するという不思議な現象が続いている。
次回から黒目川では木屑を固めた道を避けアスファルトの道を走ってみようかと思う。
多分アスファルトでは力みがなく、木屑を固めた道では力みがあるということなのだろうと思うのだが。