2017年7月分


7月31日
穂高岳山荘のページができました。
http://clacla.okunohosomichi.net/1707hotakadakesansou.html

今日はRCCラジオ「一文字弥太郎の週末ナチュラリスト」の収録に行ってきた。
音楽、マラソン、登山などの話をし、少しだけ演奏、最後にアリニョン先生のCDを流して終了。
放送は8月5日朝。

夜はランヨガ。
体幹に刺激を入れてから外に出てランニング。
平均ペース1km7分で7km、約50分走った。
それからヨガ。
前半が得意だから何とか参加できるが、ヨガだけだと体が硬すぎてとても参加する気にはならない。
心も体も完全にリラックスでき、ほんわかした気分が寝るまで続きそうだ。

7月30日
呉定期演奏会本番。
今日は何と言っても2曲目マルティヌー作曲2本のヴァイオリンのための協奏曲。
ソロは川崎洋介さんと奥さんのジェシカ・リネバッハさん。
二人のとてつもないレベルの高さと完璧なアンサンブルに圧倒された。
1曲目、ドヴォルザークのロマンスは、意外と納得できる演奏が少ない。
例えばヴィブラートに邪魔されてフレーズが分かりにくかったり。
川崎さんはこれまで聴いた中で最も納得できる見事な演奏だった。
後半はドヴォルザークの交響曲第9番。

18時55分出発、8.15km、平均ペース1km5分5秒。
蒸し暑いのでとにかく無理しない。
心拍計が連日同じ誤動作。
走っていない時には問題なく計れるのに、走り出した直後におかしくなる。
去年の夏は大丈夫だったのだが。

7月29日
呉定期演奏会のリハーサル二日目、明日本番。

19時59分出発、5.14km、平均ペース1km5分14秒。
帰宅後2時間レッスンで出発が遅くなったため今日は5kmだけ。
蒸し暑いが、昨日よりはまし。
近くに雨雲があるが、ほんの小雨が降る程度。
ちゃんと降ってくれた方が涼しいのだが。
今日も心拍計は昨日と同じ不具合。
安静時にするときちんと計れるから、壊れてはいないようだ。

購入者の声
<B40、ブラックダイヤモンド、B♭クラリネット用ピンクゴールドをご購入の方より>
B40は、これまで使っていた個体と比較して、下記の点が良かったです。
1. 詰まらず、素直に息が入り、発音しやすい
2. 低音から高音まで、ムラなく、素直によく鳴る
3. 息が音になる効率が良いように感じられる
素直に・無理なく吹ける個体に出会えたことを、嬉しく感じます。
しばらくこのB40をメインで使用します。
ホールで吹いたときに、どのような音・響きになるか、楽しみです。
ブラックダイヤモンドは、落ち着いた・まとまった音色が好みに合致していて、良かったのと、B40よりも反応がよくて自由度が高く、色々な表現ができそうな気がしました。
リードの選び直しなど、実戦投入には時間がかかりそうですが、B40よりも自由度が高いのは魅力的なので、
次期メイン使用に向けて、時間をかけて慣らしていきたいです。
リガチャーは、鳴りが良いというのか、楽器全体がよく振動しているのが、手にも伝わる感覚がありました。
また、高音が細くならずにしっかり響いてくれるのが、ありがたいです。
この度は、良いものを選んでいただきまして、ありがとうございました。
今後とも、よろしくお願いいたします。

7月28日
上高地のページができました。
http://clacla.okunohosomichi.net/1707kamikouchi.html

奥穂高岳のページができました。
http://clacla.okunohosomichi.net/1707okuhotakadake.html

呉定期演奏会のリハーサル初日。
指揮は鈴木優人さん。
前半はドヴォルザークのロマンスとマルティヌーの2本のヴァイオリンのための協奏曲。
ソロは川崎洋介さんと奥さんのジェシカ・リネバッハさん。
二人ともとてつもない腕前だ。
マルティヌーの2本のヴァイオリンのための協奏曲は滅多に演奏しない珍しい曲だが、ラテン的な明るさに時折コルンゴルト的和声が入ったりとなかなか楽しい。
後半、ドヴォルザークの交響曲第9番では川崎洋介さんがコンサートマスターを務める。
相当な存在感がありタイミングや表現などを示しているようだが、今日明日はひな壇がないため時折しか見えないのが残念だ。

18時49分出発、8.12km、平均ペース1km5分13秒。
近くに雨雲があり、蒸し暑い風が吹くが雨は降らない。
いっそ降ってくれた方が涼しくて助かる。
あまりにも蒸し暑いので、もちろん距離もスピードも無理はしていないが負荷は大きい。
できれば昨日のように山の斜面を走った方が眺めもいいし涼しいが、関節への負荷が大きすぎる。
暑すぎるせいか汗をかきすぎるためか、最近時々心拍計が正常に動作しない。

7月27日
今日はホルン2,4伴奏者のオーディション。

18時53分出発、6.85km、累積標高差+−146m。
畑賀でアップダウンランニング。

7月26日
今日はホルン1,3番のオーディション。

夜は広島城ナイトラン。
9人で楽しく走った。

7月25日
今日はオーボエのオーディション二次審査。

19時10分出発、6.77km、累積標高差+−133m。
暑いので畑賀でアップダウンランニング。
眺めがよく、自然豊かで、何より涼しい。
関節への負荷が大きすぎなければ毎日来たいところだ。

7月24日
今日はオーボエのオーディション一次審査。
応募74名、受験者64名。
長時間の審査で疲労困憊。
午後、疲れてきたところで下野さんからケーキの差し入れを頂き、何とか最後まで集中して聴けた。

19時51分出発、5.38km。
昼間曇っていたので昨日より暑くない。
ベストは1km4分43秒、平均ペース1km4分51秒、平均心拍数144bpm、平均ピッチ181spm。
この時期としてはかなり速い。

7月23日
昨日の話。
新幹線で広島に移動。

Sさんに招待して頂き、ご自宅で花火見物。
広島駅近くの高層マンション。
入口で番号を押すと、そんな番号はないと言われた。
外に出ると隣に別の入口。
こちらが分譲マンションということか。
鍵を開けてもらいエレベーターに乗ると、1,3,14階しかない。
14階で降りると広々とした絶景のロビー。
その奥に受付があり、女性が座っていた。
ここで再度部屋番号を押して鍵を開けてもらわなければならない。
別のエレベーターに乗り、最上階近くのSさん宅へ。
廊下はまるで高級ホテル。
部屋は南向きで、ベランダに出ると左にマツダスタジアムが見下ろせる。
ラッパの音や声援が聴こえてきた。
20時から宇品で花火大会。
絶景の夜景や花火を見ながら、十数人で盛り上がった。
Sさん、大変お世話になりました。

ここから今日の話。
三人レッスンと自分の練習で一日が終了。

18時55分出発、7.03km。
蒸し暑すぎる。
汗でびしょ濡れになった。
ベストは1km4分55秒、平均ペース1km5分6秒、平均心拍数141bpm、平均ピッチ179spm。
スピードは出ず、心臓はきつい。
夏はこんなもの。
諦めてゆっくり走ろう。

購入者の声
<ブラックダイヤモンドをご購入の方より>
先日選定していただいたブラックダイヤモンドを試奏しました。
M30を吹き慣れていると、ブラックダイヤモンドはやはり重いです。
M30では3半のリードでしたが、ブラックダイヤモンドは3番が自分にはちょうど良かったです。
B40系のダークで重厚な音色で、アルテシモ音域がピアニシモでも美しく響きます。
息が良く入るマウスピースですので、これから吹き慣らしていきたいと思います。
お暑い中、今回も良いものを選定していただき、ありがとうございました。

<M30プロファイルをご購入の方より>
早速吹かせて頂きました。
どの音域もpにも関わらずムラなく自然に鳴ってくれ嬉しかったです。
特に高音のppが楽に出て驚きました。
今までのマウスピースは取り敢えずタンスの肥やしにして、このマウスピースで精進します。
CDもありがとうございます。明日の移動の際に聞く予定です。
忙しい中、迅速かつ丁寧に対応して下さりありがとうございました。
またよろしくお願いします。

2017年7月 上高地

スーパーあずさ、バスを乗り継いで上高地へ。
あいにく山の上部は雲に覆われている。
河童橋を渡り、木道を歩く。
梓川は水が澄んでいて清らかだ。
湿地帯の中を鳥の鳴き声を聴きながら心地よく歩いた。
途中、前穂高岳登山道が分かれる。
結構危ないという記述が見られる道だ。
明神池で小休止。
あたりは静寂に包まれている。

明神館からさらに1時間歩き徳沢へ。
今回はちょっと贅沢に徳沢園に泊まることにした。
内装、調度品、室内の雰囲気、接客、料理、なにもかも素晴らしい。
ただしここに泊まるには、上高地から2時間歩かなければならない。

奥穂高岳初日

3時50分起床。
前日にもらった朝食のお弁当を部屋で食べ、5時出発。
高い山に囲まれ、辺りはまだ暗い。
寒いのでしばらくダウンを着ていた。
1時間で横尾に着いた。
2008年に槍ヶ岳に登った時は横尾山荘に泊まった。
ここは風呂があるのがいい。
前回は直進、今回は吊り橋を渡り、ここから先は初体験だ。

圧倒的迫力の屏風岩を眺めながら横尾谷を進む。
やがて樹林帯の急登になる。
涸沢には大雪渓があり、例年より雪は多いそうだ。
穂高岳山荘などのホームページにアイゼンがあった方がいいという記述があったので持ってきた。
アイゼンをせずに歩いている人も多かったが、着けた方が安心して歩ける。
ただ、岩場と雪渓が交互に現れるので、着け外しが面倒だ。

涸沢小屋からさらに雪渓を登るといよいよザイテングラートだ。
槍ヶ岳から9年間来なかったのは、途中までルートが同じなのでしばらく開けようと思ったのと、ここでの事故が多いという2つの理由からだった。
確かに簡単ではない岩場が長く続くが、よく整備されていて死亡事故にまで至るという風には見えない。
もちろん5月など雪が残る状況は別で、あくまでも無雪期の話。
無雪期の天気がいい日に、ある程度の経験と体力がある人が慎重に登れば特に危険ということはないと思う。
ヘルメットが推奨されているが、実際にはしていない人も多い。
ヘルメットはどちらかといえば滑落よりも落石から命を守るという意味合いが大きく、特に人が多い休日には有効だろう。

穂高岳山荘には11時に到着。
徳沢園からの所要時間は6時間。
不要な荷物を置いて奥穂高岳へ。
最初の鎖、梯子の個所がなかなか高度感がある。
快晴で絶好の登山日和だったが、この時間は雲が出てきた。
山というのはこういうもので、日の出から数時間たてば上昇気流により雲が上がってくる。
夕食は17時。
暇なのでしばらく山頂でゆっくりしていた。
そこにチリンチリンと鈴を鳴らしながらジャンダルムからヘルメットをしたおじさんがやってきた。
西穂山荘を2時半に出てきたそうだ。
時間は12時過ぎだから、ここまでで9時間半以上かかっている。
ジャンダルムは以前NHKの番組で見たが、とてつもなく恐ろしいところで、よくそんなところを単独で来たなと感心した。
その後もしばらく見ていると、続々と人がやってくる。
ジャンダルムの上に4人立っているのを写真に収めた。

穂高岳山荘に戻ると、さっきのおじさんと同じ部屋だった。
そこにさらに西穂から来た二人組のおじさんが来て、槍ヶ岳から大キレットを越えて来たおじさんと5人で盛り上がった。
皆さん見た目は60代以上、二人組のうちの一人は72歳だそうだ。
西穂からのルートはあまり整備されておらず、どこが道か分かりにくいらしい。
65歳から74歳の女性10人グループが西穂山荘を3時に出て穂高岳山荘に17時に到着したそうだ。
所要時間14時間、時間はかかっているがそれにしてもすごい。

午後はずっと雲の中だったが、夕食後晴れてきたのでカメラを持って外へ。
夕日に染まる奥穂高岳などの眺めを楽しんだ。

穂高岳二日目

3時45分起床。
4時半頃外に出た。
雲海が広がり、東の空が明るい。
西には昨日見えなかった笠ヶ岳が見えた。
常念岳の肩からの日の出はまさに絶景。
奥穂高岳が赤く染まった。

5時朝食、5時50分出発。
今日は来た道を帰る。
絶好の好天で離れるのが惜しい。
何度も振り返り、山々を眺めた。
上高地には11時50分到着。
所要時間6時間。
12時のバスで帰路についた。

標高
上高地 1505m
徳沢 1562m
横尾 1620m
涸沢 2309m
穂高岳山荘 2983m
奥穂高岳 3190m

<ゴミ箱>
穂高岳山荘には何とゴミ箱があった!
こんな山小屋は初めてだ。

<番号>
6畳の部屋に6枚の布団。
大体の山小屋はこんな感じだ。
私の布団の上には1、2と書かれている。
つまり混雑したら布団一枚で二人寝るということだ。
ちなみに紅葉の時期の涸沢ヒュッテでは一枚の布団で三人寝るそうだ。

<ストーブ>
朝晩は冷えるので、談話室にはストーブが焚かれていた。
私の部屋の真下が乾燥室で、そのせいかどうも暑かった。

<整備>
コースはとてもよく整備されている。
実際に岩場の補修をしている人たちに会ったし、草刈りもつい最近行ったように見えた。

7月17日
18時34分出発、6.49km。
ガーミンによると気温は32.8度。
今日も風が強く、向かい風では涼しいが、遮られると暑い。

7月16日
18時35分出発、5.4km。
北西に黒い雲。
強風が吹き荒れ、涼しいのはいいがくっきりとした稲妻が連続して見えた。
小雨も降ってきたので早めに切り上げた。

7月15日
ドルチェ楽器でレッスンと選定。
バックンのエスクラ用バレルを選定した。
ココボロはやや鳴りが小さく感じられたので、グラナディラを選んだ。
トスカのバレルの方が鳴りはいいが、エスクラなのでこういう柔らかい音色のバレルを選ぶのもありだと思う。
下倉楽器に移動し、トスカとフェスティバルのB♭管いずれも中古を選定した。
いずれも1本ずついいものがあり、今回購入希望の生徒に置いておいたが、トスカを選択したようだ。
他にはB40、ブラックダイヤモンド、M30プロファイルを選定した。

18時41分出発、6.48km。
巻機山のダメージがまだ少し残っている。
暑いのでスピードは出ないが仕方ない。
今日も黒目川の新座市側を走った。
こちらの方が道も空も広く、風通しもいい。
十数年間ずっと柔らかい道の方が足にいいと信じて東久留米市側を走っていたが、最近はむしろ柔らかい道の方が足によくないのではないかと感じている。

2014年に大田原マラソンを走ったことをすっかり忘れていた。
日記を読み返して思い出した。
強い向かい風と上り坂が延々と続く25kmから35km、地獄の10km。
あれほどきつい思いをしたのに、すっかり忘れてまた申し込むとは。
風については多くの人が書いているので、次回も同様と覚悟しておいた方がいい。
つくばにすべきだったかなあ。

購入者の声
<リング付きサムレストをご購入の方より>
リング付きサムレスト、無事に届きました。
早速吹いたらその違いにビックリです!
私はレジスタキイを押してからの上管の音が細いのと、highB♭からの高音が当たりが悪いのが悩みでしたが、
たったこれを替えただけで?上管の音は広がるし、一番嬉しいのは高音が楽に出るようになったことです。
高音は、ずっとアンブシュアが悪いせい・私が鳴らせないだけだと思っていましたが、
こんなに楽に出るのならもっと早く替えれば良かったと思ったくらいです。
次の練習日が待ち遠しいです。
今回も素晴らしいものを選んでいただき、本当にありがとうございました。

7月14日
18時31分出発、5.41km。
巻機山の筋肉痛がまだ残っており、暑さもありあまりスピードは出なかった。

購入者の声
<ブラックダイヤモンドをご購入の方より>
ブラックダイヤモンド、気に入りました。
今までM30を使っていて、BD5に替えた直後は、重く硬い吹奏感で困っていたのですが、翌日以降、リードをV12の3へ少しソフトにしてから、数日で音色がダークで柔らかく、レスポンスの良さ、ダイナミックスのつけ易さを感じられるようになりました。
今回もありがとうございました。

7月13日
左がクランポンの軽量ケース。
確かに軽い。
現在2ヶ月待ち。
幅が広くリュックに入らないので、しばらくは買わない。
そのままリュックになるそうで、そういう使い方をする人にはいいかも知れない。


H君お薦めシルバースタインのキャップ。
ネットで検索して購入(永江楽器)。
落としても音がしないのがいい。


18時41分出発、5.12km。
巻機山から2日休んだが、まだ筋肉痛が残っていてスピードが出ない。
特に右ふくらはぎ。
四阿山の時は最後の下りを駆け下ったり長い車道の下りがあったりで、故障かと思うほどひどい筋肉痛が3週間も続いた。
今回はそれほどひどくないが、縦走の時にこんな筋肉痛では困る。
翌日がある時は、特に下りをもっとゆっくり丁寧に歩こう。
ストックを使えばさらにいいだろうが、カメラもあるし面倒ではある。

7月12日
巻機山のページができました。
http://clacla.okunohosomichi.net/170710makihatayama.html

クランポンで楽器の調整と選定。
リング付きサムレストを選定した。

7月11日
アクタスでレッスンと選定。
B40、B40ライヤー、ブラックダイヤモンドを選定した。

2017年7月10日 巻機山

7月9日
巻機山は山と渓谷社の日本百名山によるとコースタイムは8時間55分(清水から巻機山往復)。
そのため前日入りしないといけない。
越後湯沢からほくほく線で六日町駅下車。
高い山々に囲まれたのどかな田園地帯だ。
山々からの雪解け水がこの地方の米を美味しくしている。
あたりの家は玄関が二重になっていたりして、冬の厳しさを想像させる。
巨大な家が多く、一階が車庫になっている。
「六日町温泉郷 ほてる 木の芽坂」に宿泊。
ほてるとあるが、実際には和室で布団を敷いてくれるので旅館だろう。
品のある女将の技術ではなく人柄による接客が見事だった。
部屋からの眺めが素晴らしい。
左には八海山や越後駒ヶ岳、正面には金城山、その背後に明日登る巻機山の肩が少し見えている。
屋上の露天風呂からも絶景が楽しめた。

7月10日

日本百名山56座目。

標高
巻機山 1967m
牛ヶ岳 1961.5m
井戸尾根コース分岐 1930m
桜坂駐車場 730m
清水バス停 600m

桜坂駐車場→井戸尾根→巻機山→牛ヶ岳 往復
桜坂駐車場7時30分出発、14時30分帰着、所要時間7時間
(山と高原地図のコースタイムは8時間35分)

六日町駅前6時50分発のバスで終点清水下車。
乗客は最初から最後まで私一人。
清水には宿が多い。
今回泊まろうとして何軒が電話したが、電話に出ないところが多く断念した。
桜坂駐車場まで5分ほど歩いたところで、軽トラックのおじさんに「乗せていこうか?」と声をかけられた。
登山届を補充していたから、山を管理する仕事をしているのだろう。
これで30分節約できた。

しばらくは岩の多い道を延々と登る。
そのうちイワカガミの群生が見られ、和ませてくれた。
そのうちアカモノなど徐々に種類が増えてきた。
やがてあたりは草原になり、絶景を楽しみつつ前巻機山へ。
ニセ巻機とも言われるが、確かに知らなければこの山を巻機山と思いそうだ。
斜面には巨大な雪渓がいくつも残っている。
ワタスゲの群落を見た時には、ついに死んだかと思った。
とてもこの世の風景とは思えない。

少し下ると避難小屋。
登り返すと分岐に巻機山山頂と書いてある。
最高地点を山頂とすべきではないか。
右に10分登ると最高地点だが、ケルンがあるのみ。
物足りないし、コースタイムよりかなり速いので、そのまま牛ヶ岳へ。
ここまで来ると、八海山、越後駒ヶ岳などの展望が楽しめる。
草原に池塘があり、花々が咲き、まるで天国だが、風が非常に強い。
一つ間違えば地獄だなという感じはある。

普通時間が経てば遠くの山はどんどん霞んで見えなくなるものだが、今日は逆に午後の方が遠くの山がよく見えた。
苗場山も午後の方がくっきりとしていた。
谷側岳方面の山々の眺めを楽しみながら下った。

7月8日
新幹線で東京に移動。
広島駅でドクターイエローに遭遇。

18時44分出発、7.61km。
久しぶりの黒目川。
シューズはターサージール3、それに木屑を固めた柔らかい道。
アップダウンもあるし、砂地のように多少エネルギーを吸収されるので、瀬野川と同じようにはいかない。
それを理解せずに同じスピードを出そうとすると故障する。
足底腱膜炎対策としては明らかにこの道の方がいいが、足全体を考えるとアスファルトの方がいいかも知れない。
硬い道を走りたい場合は新座市方面を走ろう。
ベストは1km4分43秒、平均ペース1km5分6秒、平均心拍数139bpm、平均ピッチ179spm。

7月7日
定期演奏会本番。
パウエルのホルン協奏曲、バボラークは結局本番だけ本気で吹いた。
音は小さいしすぐに座ってお疲れのご様子だし大丈夫かなと思ったが、本気を出すと神の領域に達する。
美しい音色は人が出しているとは思えないほどだ。
そしてハイトーンをいとも簡単に吹く。
後半はシューマンの交響曲第2番。
どの楽章も魅力的だが、特に第3楽章は美しく感動的だ。

22時40分出発、5.12km。
終演後ロビー交流会があり、出発が遅れた。
体が軽く、スピードに乗れた。
ベストは1km4分49秒が2本、平均ペース1km4分52秒、平均心拍数139bpm、平均ピッチ182spm。

7月6日
定期演奏会リハーサル3日目、明日本番。
パウエルのホルン協奏曲は変拍子の休みを数えるため、シューマンの交響曲第2番は膨大な音符を最後まで演奏するためにいずれも高い集中力を維持しなければならない。
今回元同僚H君に来てもらっているが、今日は「よく福山雅治に間違えられます」と背中に大きく書いてあるTシャツを着てきた。
さすがだ。

19時13分出発、8.49km。
気温はそうでもないが、湿度が高い。
ベストは1km4分48秒、平均ペース1km5分0秒、平均心拍数142bpm、平均ピッチ182spm。

7月5日
定期演奏会リハーサル二日目。
午後、バボラークとパウエルのホルン協奏曲を合わせた。
全体に音量は小さめで、音楽は独特。
繊細で弱音の表現を大事にし、第1楽章はゆったりしたテンポ。
音を外す予感がしないし、ハイトーンも何の苦労もなく吹いているように聴こえる。

夜は新入団員Kさん歓迎会。
下野音楽総監督、理事長など数十名で大いに盛り上がった。

7月4日
定期演奏会リハーサル初日。
曲はシューマンの交響曲第2番、黛敏郎の曼荼羅交響曲、パウエルのホルン協奏曲。
指揮は下野さん。
緻密で効率的なリハーサルにはほっとさせられる。
ホルンはラデク・バボラーク。
パウエルのホルン協奏曲は初めて演奏する。
変拍子が多くなかなか難しい。
バボラークは明日から入る。

筋肉図解YOGAという本を買ってきて、写真を見ながらヨガをやってみた。
当然体が硬いので、できそうにないポーズもある。
意外ときつめの体幹トレーニングになるポーズが多い。
ストレッチと体幹トレーニングが同時にできるというのがいい。

18時56分出発、8.22km。
ベストは1km4分42秒、平均ペース1km4分51秒、平均心拍数144bpm、平均ピッチ181spm。
スピードは速いが、蒸し暑く心拍数が上がり気味でややきつさを感じた。
先日の登山以来、右足裏側、ハムストリングスからふくらはぎに痛みがある。
走り始めは少し痛いが、走っているうちに気にならなくなる。
椅子にずっと座っていて立った時など特に痛い。
じっとしているのがよくないようだ。
明らかに筋肉の痛みで関節ではない。
昨日のランヨガではかなりよくなったが、今日のリハーサル中にじわじわと復活してきた。
血流が関係しているのだろうか?

7月3日
ランヨガ初体験。
講師は久保先生。
女子800mで日本歴代2位の記録を持つというからすごい。
場所はランプラス。
まずストレッチと体幹に刺激を入れ、それから外を40分ランニング。
みんなついて来られるように1km7分台で、距離は5.3kmぐらいだった。
店に戻り、今度はヨガ。
ヨガは初めてだが、ストレッチ+体幹トレーニング+瞑想(マインドフルネス)と理解した。
ひどく体が硬くてあまり人に見せたくないが、暗くするのでそれほど気にならない。
体幹はランニングと共通しているので、理解しやすいものもある。
最後は瞑想。
瞑想の重要性はよく理解しているつもりだが、専門の方の指導で行うとまるで違う。
心も体も完全にリラックスし、自分という存在は一体何だろうと問い直すような深みに足を踏み入れた。
やってみて、自分に足りないのはランニング後の時間をかけたストレッチだと思った。
ストレッチは休憩ごとにやるほど一日に何度も行っているが、もっとしっかりと時間をかけて行うことで筋肉痛を取り怪我を予防できると感じた。

7月2日
昨日の話。
バスで益田に移動。
安芸太田町、深入山経由。
これが最短ルートだが、中国山地を越える道で、下りはカーブが連続する。

益田グラントワでリハーサル。

夜は田吾作へ。
ほとんど広響貸し切りのような状態だったようだ。
特にイカ丼は絶品だった。

ここから今日の話。
島根定期演奏会本番。
前半はモーツァルトの「魔笛」序曲、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲。
ソロはチャン・ユジンさん。
いかにも韓国人らしいほっそりとした美人で、人はよさそうだ。
自然な歌い回しと響きで、そのままCDにしてもいいぐらいの完璧な演奏だった。
後半はブラームスの交響曲第1番。
高関さんのおかげで完成度の高い演奏になった。
高関さんは基本的に原典主義で、楽譜に書いていない伝統的なやり方は排除する傾向にある。
特に終楽章最後、通常遅くする個所をインテンポで演奏したが、これがなかなか刺激的でよかった。

バスで広島に移動。
帰りは六日市経由。
つまりかなり西寄りのルートで、行きよりも時間がかかり、くたびれる。
バスは寒く、リュックに入れてある軽量の雨具が役に立った。

21時32分出発、8.19km。
ベストは1km4分48秒、平均ペース1km4分55秒、平均心拍数140bpm、平均ピッチ180spm、
涼しく快適に走れた。
最近ピッチが遅いのが気になる。